困難を乗り越えて成し遂げた経験を教えてください。(300文字以上500文字以下)
「スランプを乗り越えて 大会での団体戦優勝」 私は大学時代ソフトテニス部に所属していました。チームの副将を任された3年時に大きなスランプに陥りましたが、その中でもチーム引っ張らなければならないと焦ってしまいました。焦りから無理な練習を重ねた結果、スランプは悪化し、ボールがコートに全く入らなくなりました。そのことをきっかけに冷静になり、1つ1つ問題点を洗い出して、改善していく必要があると気づきました。そこで動画を撮って自分のフォームを撮影し、本やインターネットから得た情報と照らし合わせ、問題点を客観的に分析しました。そして、いくつか得られた問題点に対して、1つずつ改善策を試していきました。それにより、スランプを脱出し、以前より自分のミスによる失点を減らすことができました。さらに、この経験から、後輩の指導の際にも、問題点を1つずつ伝え、それが改善していることを確かめてから、次の助言をするようにしました。その結果、自分だけでなくチーム全体の実力が向上し、最後の大会で団体戦優勝を果たすことができました。この経験から、苦境にある時こそ、客観的に問題点を分析し、1つ1つ対処することを心掛けています。
ICTであなたが変えたい世界とその理由を教えてください。(300文字以上500文字以下)
私は休みがなく働き手が不足している農業の世界にICTを導入することで、農家の方がフレキシブルに働ける世界を実現したいです。私が専攻している農学の研修等を通して、多くの農家の方とお話しする機会がありました。その中で頻繁に聞こえてきたのは、自由に休みが取れないという声です。農作物の管理は、毎日農場に出向いて行う必要があり、自由に休むことができません。また、農家を視察した際に、農作物の管理が、先人の経験や勘に依存しており、管理基準の数値化や管理方法の確立がされていないため、効率化が図られていない印象を受けました。以上の2点は、その他の産業と比較した時に、農業の働き方の自由度を下げる要因となり、新規就農者の減少と、高齢者の農家廃業による、農業従事者の減少に繋がっていることが考えられます。そこで、人と農作物、人と農場、農作物と農場をICTで繋ぐことで、遠隔で農場を管理できるシステムの構築、そして、ICTによる栽培データの収集と分析による作業効率化を図ることで、場所や時間に縛られないフレキシブルな農業のWork Styleを提案していきたいです。
マイページメニュー「一次選考グループワーク事前ワーク」をご確認の上、「5年先の世界のありたい姿とそれを実現させるうえでの課題」を考えてください。(100文字以上500文字以下)
「地方高齢者に医療が行き届いた世界」 私は、5年先、地方の高齢者の方々が、確実に病気の診察や治療を受けられる世界を実現したいです。5年後の2025年には国民の1/4が75歳以上の超高齢化社会が訪れます。現在は、自分の足や自家用車によって、病院に通うことができている高齢者の方たちも、自力では病院に通えなくなることが予想されます。また、超高齢者の増加により、診察や治療が必要となる患者数が増加し、病院側が患者一人一人の診察や治療に費やすことができる時間が減少することが予想されます。以上のことから、この世界を実現するために課題となるのは、「高齢者の病院へのアクセス方法」、及び「患者一人一人に対する診察、治療時間の確保」の2点が考えられます。