「最終面接では何を聞かれるんだろう」「どう答えれば役員に評価されるのか」と不安を感じていませんか。
一次・二次を通過してきたからこそ、「ここまで来て落ちたくない」と思うのは当然のことです。
実は、最終面接の合格率は約50%。役員が見ているのは「能力」よりも「覚悟」と「マッチ度」であり、一次・二次とは評価軸が大きく異なります。
今回は、元日系大手人事で、en-courageの就活サポーターとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さん監修のもと、最終面接で聞かれる頻出質問17選と変化球質問9選の回答例、差がつくポイントと注意点を解説します。
最終面接で50%が落ちる理由
「最終面接まで来たし、もう大丈夫だろう」と思っていませんか。実は、最終面接の合格率は約50%。2人に1人が落ちる選考です。ここでは、最終面接で落ちる理由を解説します。
「ほぼ受かる」は誤解!最終面接の合格率
最終面接の合格率は約50%と言われています。一次・二次を通過した優秀な学生同士の競争のため、「最終だから大丈夫」という油断は禁物です。成田さんも人事時代、準備不足で不合格になる学生を何度も見てきたそうです。
▼最終面接の合格率について、詳細は以下の記事で解説しています
元日系大手人事が教える最終面接の合格率より正確に把握する方法と高め方を解説
▼最終面接で「ほぼ受かる」といわれる理由について、以下の記事で解説しています
「最終面接ほぼ受かる」は危険!本当に受かるために必要な5つの準備
落ちる学生に共通する3つの理由
最終面接で落ちる学生には、共通するパターンがあります。
- 「成果を出さなそう」と思われる:御社だからこそ活躍できる理由がない、成長意欲が伝わらない、入社後に何をしたいかが曖昧など。社長や役員は採用を経営判断として見ており、投資に見合うリターンが見込めなければ採用しません。
- 「辞退・離職しそう」と思われる:キャリアプランが曖昧、第一志望と言い切れない、逆質問で「特にありません」と答えるなど。社長や役員は採用・教育コストを回収できるかを考えており、すぐ辞めそう・そもそも来なさそうな学生は見送ります。
- 「問題を起こしそう」と思われる:一次・二次面接との発言に一貫性がない、話し方・態度・マナーに問題があるなど。社長や役員は組織全体への影響を考えており、信頼性や社風との相性を重視します。
これらは一次・二次面接よりも厳しく見られます。なぜなら、最終面接の面接官は経営を行う社長や役員だからです。
▼最終面接で落ちる人の共通点については、以下の記事で解説しています
最終面接って落ちるの?落ちる人の8つの共通点を元人事が解説
役員の視点を理解することが対策の第一歩
では、これらのリスクを避けるにはどうすればいいのでしょうか。まずは社長や役員が何を見ているのかを理解することが重要です。彼らの視点がわかれば、「成果を出せる」「辞退・離職しない」「問題を起こさない」と思ってもらえる回答を準備できます。次のセクションでは、役員が具体的に何を評価しているのかを解説します。
役員が評価するポイント
前のセクションで解説した「3つのリスク」を避けるには、社長や役員が何を評価しているのかを理解することが重要です。ここでは、役員の評価軸と、質問への回答が最重要である理由を解説します。
役員が気にする3つのこと
社長や役員が最終面接で学生を見るとき、以下の3つを確認しています。実際、成田さんが人事のころは役員から以下の要素を気にしていると伝えられていました。この3つを満たす回答を準備することが、最終面接突破の鍵です。
- ①活躍できる理由があるか:「御社だからこそ活躍できる」という理由があるかを見ています。企業研究の深さ、入社後のビジョン、自分の強みと企業のニーズの接点が問われます。
- ②熱意とその根拠があるか:「本気で入社したい」という熱意と、その根拠があるかを見ています。業界・企業分析を深く行っているか、第一志望と言い切れるか、長期的なキャリアプランがあるか、などが問われます。
- ③社風にマッチするか:「この学生はうちの会社に合うか」を見ています。企業理念への共感、既存社員との相性、価値観の一致が問われます。
最終面接は減点されないことも大事(基礎点×評価点)
最終面接の評価は「基礎点 × 評価点」で決まります。
- 基礎点(できて当然のこと):身だしなみ・話し方・表情・リアクション・マナーなど。できていないと減点される
- 評価点(差がつくポイント):質問回答の具体性・逆質問の鋭さ・マッチ度など。他の学生と差がつく加点要素
基礎点がゼロでは、評価点がいくら高くても結果はゼロです。特に「信頼」に関わる部分は要注意。一次・二次面接との発言に一貫性がないと「信頼できない」と判断され、話し方・態度・マナーに問題があると「一緒に働きたくない」と思われます。まずは減点を避けることを意識しましょう。
一次・二次面接との違い
役員が評価するポイントを理解するには、一次・二次面接との違いを押さえておく必要があります。
- 一次・二次面接:能力・スキルが評価の中心
- 最終面接:覚悟・マッチ度が評価の中心
一次・二次を通過した時点で能力は認められているため、最終面接では経営視点を意識した回答が求められます。
質問・逆質問・マナーの中でも「質問への回答」が最重要
最終面接で評価される要素は「質問への回答」「逆質問」「マナー」の3つですが、最も重要なのは「質問への回答」です。面接時間の大半は質問への回答に使われます。逆質問やマナーも見られていますが、評価の比重は質問への回答が最も大きいです。
本記事では、最終面接でよく聞かれる質問とその回答のポイントを中心に解説します。
最終面接で聞かれること①頻出質問と回答例・対策
「最終面接では何を聞かれるんだろう」と不安を感じていませんか。元人事の成田さんによると、最終面接で内定を獲得するには「能力」よりも「覚悟」と「マッチ度」を示すことが鍵になるとのこと。ここでは、最終面接で頻出する質問と、それぞれの回答例・対策ポイントを詳しく解説していきます。
【前提】回答は1〜2分で端的に、全部話そうとしない
面接はスピーチではなく会話のラリーです。「結論ファースト+最低限の補足」で1〜2分程度にまとめ、細かい背景は深掘り質問で補足すれば十分です。すべてを完璧に伝えようとせず、「結論→理由→区切る」の流れを意識しましょう。
最終面接特有の質問
入社後にやりたいこと
「入社後にやりたいこと」を聞かれた際は、やりたいことだけでなく「どう貢献できるか」の視点を持つことが重要です。
- 質問例:「入社後にやりたいことは何ですか?」
-
構成
- ①まず何をしたいか
- ②強みとの接続
- ③貢献イメージ
-
ポイント
- 具体的な部署名や業務内容に触れる
- 自分の強みとの接続を明確にする
- 企業の成長や課題解決に貢献する視点を持つ
-
注意点
- 「何でもやります」は熱意に見えない
- 配属されない部署のことばかり話さない
- 企業の事業内容と無関係なことを言わない
- 回答例文:「入社後は、まず営業部門の現場で御社の商品やお客様について深く理解したいと考えています。その上で、私の強みである『相手の立場に立って考える力』を活かし、お客様の課題解決に貢献していきたいです。将来的には、現場で得た知見をもとに、新規顧客の開拓にも挑戦したいと考えています。」
キャリアプラン
この質問では、長期的な視点と企業への定着意欲が求められています。キャリアプランは「3年後・5年後・10年後」という時間軸で聞かれることが多く、企業の中期経営計画と絡めて語ると説得力が増します。
- 質問例:「5年後、10年後のキャリアプランを教えてください」
-
構成
- ①結論(キャリアビジョンを一言で)
- ②背景・きっかけ(なぜそのビジョンを持ったか)
- ③実現に向けた計画(どのようなステップで実現するか)
- ④入社後の展望(その会社でどう実現するか)
-
ポイント
- その企業でしか実現できないキャリアであること
- 成長意欲と長期的なコミットメントを示すこと
- 「入社後すぐに辞めない」という安心感を与えること
-
注意点
- 「まだ決まっていません」はNG
- 非現実的なプランは避ける(3年で役員になりたい等)
- 転職前提のキャリアプランは言わない
- 回答例文:「私は将来、海外市場の開拓をリードできる営業リーダーになりたいと考えています。大学時代の留学経験を通じて異文化間のビジネスに強い関心を持ち、グローバルに活躍できる人材になりたいと思うようになりました。そのために、まず入社後3年で国内営業のスキルを磨き、5年後にはチームをまとめる立場で後輩育成にも携わりたいです。御社は中期経営計画で海外展開を掲げており、10年後にはその新規市場の開拓に挑戦し、御社のグローバル成長に貢献したいと考えています。」
他社の選考状況 / 第一志望ですか?
この質問では、御社への本気度と一貫した就活の軸が求められています。「第一志望です」と言い切れるかどうかで、面接官への印象は大きく変わります。就活の軸を明確に示しながら、御社を選ぶ理由を伝えることが重要です。
- 質問例:「当社は第一志望ですか?」「他社の選考状況を教えてください」
-
構成
- ①結論(第一志望)
- ②就活の軸
- ③御社が最も合う理由
-
ポイント
- 明確な軸を持って就活していることを示す
- 他社と比較した上で御社を選んでいることを伝える
- 嘘をつかず、前向きな姿勢を見せる
-
注意点
- 「第一志望群です」で逃げすぎない
- 他社を貶める言い方はしない
- 明らかな嘘は後でバレるリスクがある
-
回答例文
- 第一志望の場合:「御社が第一志望です。私は『人の成長に貢献できる仕事がしたい』という軸で就職活動を進めており、その軸に最も合致するのが御社だと考えています。他社も受けていますが、御社の『社員一人ひとりの成長を支援する』という理念に最も共感しており、ぜひ御社で働きたいと考えています。」
- 迷いがある場合:「第一志望群の中で、御社は特に『チームで成果を出す文化』という点で魅力を感じています。私の就活の軸である『協働を大切にする環境で働きたい』という観点で、御社が最も自分に合っていると感じており、内定をいただければ入社を前向きに検討させていただきたいと考えています。」
当社の経営理念で共感する部分は?
この質問では、企業理念への理解と自分の価値観との接続が求められています。暗記した内容をそのまま話すのではなく、自分の言葉で語れることが重要です。
- 質問例:「当社の経営理念で共感する部分はありますか?」
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構成
- ①共感する理念
- ②自分の経験との接続
- ③御社で働きたい理由
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ポイント
- 理念の背景や意図まで理解していることを示す
- 自分の経験や価値観と結びつける
- 入社後にどう体現していくかまで語る
-
注意点
- 理念を間違えて覚えていないか確認
- 表面的な「共感しました」だけで終わらせない
- すべての理念に触れる必要はない(最も共感する部分を深く)
- 回答例文:「御社の『お客様の期待を超える価値を提供する』という理念に強く共感しています。私自身、飲食店でのアルバイトで、お客様の要望を先回りして対応することでリピーターが増えた経験があり、期待を超えることの大切さを実感しました。御社でなら、この価値観を大切にしながら働けると確信しています。」
なぜ同業他社ではなく当社か
この質問では、企業研究の深さと御社への明確な志望理由が求められています。競合との違いを明確に言語化できることが重要であり、他社を否定するのではなく、御社の良さを伝えることがポイントです。
- 質問例:「なぜ同業他社ではなく当社なのですか?」
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構成
- ①御社の独自性
- ②自分の軸との接続
- ③御社を選ぶ理由
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ポイント
- 競合他社の特徴も把握した上で語る
- 御社の強みと自分の軸を接続する
- 具体的な事業や取り組みに触れる
-
注意点
- 競合他社を否定・批判しない
- 「なんとなく」で終わらせない
- 表面的な違いだけで語らない
- 回答例文:「同業他社と比較して、御社は『顧客との長期的な関係構築』を重視している点で独自の強みがあると考えています。私は『一時的な取引ではなく、信頼関係を築く仕事がしたい』という軸で就職活動をしており、その観点で御社が最も合っていると感じました。特に御社の○○というサービスは、まさにこの考え方を体現していると思います。」
内定を出したら入社しますか?
この質問では、迷いのない覚悟と入社への決意が求められています。「入社します」と言い切れるかどうかで覚悟が試されます。
- 質問例:「内定を出したら入社しますか?」
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構成
- ①明確な回答
- ②理由を添える
-
ポイント
- 迷いなく即答する
- 入社したい理由を簡潔に添える
- 熱意と覚悟を示す
-
注意点
- 「考えさせてください」は印象が悪い
- 条件を聞き返さない
- 明らかに嘘をつかない
- 回答例文:「はい、入社します。御社が第一志望であり、一次面接から本日まで選考を重ねる中で、御社で働きたいという気持ちがより一層強くなりました。御社の『挑戦を後押しする文化』の中で、私の強みを活かして貢献したいと考えています。」
当社の社員の印象は?
この質問では、企業文化への理解と自分との相性を示すことが求められています。OB訪問や選考を通じた印象を具体的に語ることがポイントです。
- 質問例:「当社の社員の印象はいかがですか?」
-
構成
- ①印象
- ②具体的なエピソード
- ③自分との接続
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ポイント
- 具体的なエピソードを交える
- 自分がその環境に合っていることを示す
- ポジティブな印象を伝える
-
注意点
- 「特に印象はありません」はNG
- ネガティブな印象は言わない
- 抽象的すぎる表現で終わらせない
- 回答例文:「選考を通じて、御社の社員の方々は『相手の話を丁寧に聞く』という印象を受けました。特に二次面接で○○さんが、私の話に深く頷きながら質問してくださったことが印象的で、こういう方々と一緒に働きたいと強く感じました。私自身も傾聴を大切にしているため、御社の雰囲気にとても合っていると思います。」
選考を通じて志望度は変わりましたか?
この質問では、選考を通じた気づきと志望度の高まりを具体的に示すことが求められています。志望度が高まったプロセスを語り、選考を通じた学びや発見を伝えることが重要です。
- 質問例:「選考を通じて志望度は変わりましたか?」
-
構成
- ①結論
- ②当初の志望理由
- ③選考を通じた変化
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ポイント
- 具体的に何が志望度を高めたかを語る
- 選考で得た学びを伝える
- 熱意の高まりを示す
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注意点
- 「変わりません」だけで終わらせない
- 志望度が下がったとは言わない
- 具体性のない回答は避ける
- 回答例文:「はい、志望度は高まりました。当初は御社の『業界トップクラスの技術力』に興味を持っていましたが、選考を通じて社員の方々の『常に改善を続ける姿勢』を知り、より一層御社で働きたいという気持ちが強くなりました。特に二次面接で○○さんから伺った、お客様の声をもとに製品を改良したエピソードに感銘を受けました。」
最後に何か伝えたいことは?
この質問では、入社への熱意と志望度の再確認が求められています。最後のアピールチャンスとして、面接官の印象に残る回答を心がけましょう。
- 質問例:「最後に何か伝えたいことはありますか?」
-
構成
- ①感謝
- ②熱意の再確認
- ③入社意欲
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ポイント
- 面接で話した内容を踏まえて語る
- 具体的な貢献イメージを添える
- 熱意と覚悟を示す
-
注意点
- 「特にありません」は避ける
- 長々と話しすぎない(30秒〜1分程度)
- 新しい話を唐突に始めない
- 回答例文:「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。選考を通じて御社の事業や社風について深く知ることができ、改めて御社で営業として貢献したいという気持ちが強くなりました。入社後は、私の強みである『粘り強さ』を活かして、お客様との信頼関係を築いていきたいと考えています。ぜひ御社の一員として働かせていただければ幸いです。」
共通質問(最終面接でも聞かれることが多いもの)
自己紹介
この質問では、第一印象を決める簡潔なプレゼン力と人柄が求められています。最終面接の冒頭で印象を決める重要な質問であり、1分程度で簡潔にまとめることがポイントです。
- 質問例:「自己紹介をお願いします」
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構成
- ①初めの挨拶(感謝の言葉)
- ②基本情報(大学・学部・氏名)
- ③経歴・活動の概要(=ガクチカ・自己PRを短くまとめたもの)
- ④簡潔な意気込み(=志望動機を短くまとめたもの)
- ⑤締めの挨拶
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ポイント
- 明るくハキハキと話す
- 印象に残るキーワードを入れる
- 志望動機に繋がる要素を含める
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注意点
- 長すぎない(1分程度)
- 暗記した感じを出さない
- 声が小さくならないようにする
- 回答例文:「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。○○大学○○学部の○○と申します。大学ではマーケティングを専攻し、ゼミでは消費者行動の研究に力を入れてきました。また、アルバイトでは飲食店のホールスタッフとして3年間勤務し、お客様対応を通じてコミュニケーション力を磨いてきました。御社では営業職としてお客様との信頼関係構築に貢献したいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。」
▼自己紹介について詳細は、以下の記事で解説しています
就活の自己紹介長さ別の構成テンプレや例文、ポイントを紹介
志望動機
この質問では、御社への深い理解と「なぜこの会社でなければならないか」の明確な言語化が求められています。最終面接では「共感だけ」では弱く、複数の要素をセットで語ることで本気度が伝わります。
- 質問例:「志望動機を教えてください」
-
構成
- ①書き出し(結論)
- ②将来像(ビジョン)
- ③原体験(背景)
- ④この業界を選んだ理由
- ⑤この企業を選んだ理由
- ⑥締めくくり(結論の強調)
-
ポイント
- 企業理念や中期経営計画と接続させる
- 「御社だからこそ」を具体的に言語化する
- 入社後の貢献イメージまで繋げる
-
注意点
- 抽象的な表現だけで終わらせない(「成長したい」だけはNG)
- 競合他社を否定する言い方は避ける
- 一次・二次面接での発言と矛盾しないようにする
- 回答例文:「私が御社を志望する理由は、お客様の課題解決に真摯に向き合う姿勢に共感したからです。5年後には、御社の営業として多くのお客様から信頼される存在になりたいと考えています。大学時代のアルバイトで、お客様の要望を丁寧にヒアリングし提案することにやりがいを感じた経験から、この業界に興味を持ちました。その中でも御社は『顧客第一主義』を掲げ、長期的な関係構築を重視している点で他社と一線を画していると感じています。入社後は、私の強みである傾聴力を活かし、お客様の潜在的なニーズを引き出すことで御社の成長に貢献したいと考えています。」
▼志望動機について、以下の記事で詳しく解説しています。
【長さ別の例文付き】面接での志望動機の「評価される話し方」を元人事が解説
自己PR
この質問では、強みの再現性と入社後の貢献イメージを具体的に示すことが求められています。最終面接では「強み」そのものより「入社後に何ができるか」が重視されます。「御社でこう貢献できます」という視点で語ることがポイントです。
- 質問例:「自己PRをお願いします」
-
構成
- ①結論
- ②背景
- ③課題
- ④行動
- ⑤実績
- ⑥仕事への活用
-
ポイント
- 入社後の具体的な活躍シーンを想起させる
- 企業が求める人材像との接続を示す
- 一次・二次面接での発言と一貫性を保つ
-
注意点
- エピソードを長々と話しすぎない
- 抽象的な強み(「コミュ力があります」等)だけで終わらせない
- 謙遜しすぎない(「大したことないですが」等はNG)
- 回答例文:「私の強みは『相手のニーズを引き出す傾聴力』です。大学のサークルで部長を務めていた際、イベント参加率の低下という課題に直面しました。そこでメンバー50人と個別面談を行い、一人ひとりの要望を聞いてイベント企画に反映した結果、参加率が前年比30%向上しました。この強みを御社の営業職で活かし、お客様の潜在的な課題を引き出して最適な提案を行うことで貢献したいと考えています。」
▼自己PRについて、以下の記事で詳しく解説しています。
【長さ別の例文付き】面接での自己PRの話し方コツ・練習方法・深掘り質問の対策を解説
ガクチカ
この質問では、経験から得た学びと入社後の活躍への接続が求められています。ガクチカは一次・二次面接と同じ話をしますが、最終面接では「入社後の活躍」に接続させることが重要です。
- 質問例:「学生時代に力を入れたことを教えてください」
-
構成
- ①結論
- ②目標
- ③課題
- ④行動
- ⑤成果と教訓
- ⑥仕事への活用
-
ポイント
- 入社後の活躍イメージに接続する
- 経験の「深さ」と「再現性」を示す
- 企業理念との合致性を意識する
-
注意点
- 一次・二次面接と内容がブレないようにする
- 成果を盛りすぎない
- 御社との接続なしで終わらせない
- 回答例文:「学生時代に最も力を入れたのは、カフェでのアルバイトです。売上向上を目標に掲げていましたが、客数の減少という課題に直面しました。そこでお客様の声を集めて新メニューを提案し、店長に採用していただいた結果、月間売上が15%向上しました。この経験で『課題発見力』と『周囲を巻き込む力』を身につけました。御社の営業職でも、お客様の課題を見つけ、社内のチームと連携して解決策を提案する際に活かしたいと考えています。」
▼ガクチカについて、以下の記事で詳しく解説しています。
ガクチカとは?「受かる書き方」を元日系大手人事が例文付きで徹底解説
強み・弱み
この質問では、自己認識の正確さと弱みへの改善努力が求められています。「弱みがあること」より「自覚してコントロールしようとしているか」が重要であり、「弱みがありません」は絶対にNGです。
- 質問例:「あなたの強みと弱みを教えてください」
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構成
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強み
- ①結論:一言で、あなたの強みは何か
- ②背景:その強みをどのように培ったのか
- ③課題:強みを発揮したとき、どんな課題に直面していたのか
- ④行動:その課題に対して、強みを活かしてどう取り組んだのか
- ⑤実績:その成果はどんな数値や事実で裏付けられるのか
- ⑥仕事への活用:その強みを企業でどう活かし、貢献できるのか
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弱み
- ①弱み:一言で、あなたの弱みは何か
- ②背景:その弱みはどんな場面で現れるか
- ③エピソード:弱みによってどんな困難や反省を経験したか
- ④行動:弱みを克服するために何を実践してきたか
- ⑤現在の状態と教訓:いまその弱みをどの程度克服できているか/そこからどんな学びを得たか
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強み
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ポイント
- 自己認識の正確さを示す
- 改善に向けた具体的な行動を伝える
- 成長意欲をアピールする
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注意点
- 致命的な弱み(「遅刻が多い」等)は避ける
- 長所の裏返し(「頑張りすぎる」等)は見透かされる
- 改善努力なしで終わらせない
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回答例文
- 強み:「私の強みは『課題発見力』です。カフェのアルバイトで売上が低迷していた際、お客様の声を集めて原因を分析し、新メニューを提案しました。その結果、月間売上が15%向上しました。この強みを御社の営業職で活かし、お客様の潜在的な課題を見つけて解決策を提案することで貢献したいです。」
- 弱み:「私の弱みは、一人で抱え込んでしまう点です。特に責任感が強く出る場面で現れやすく、以前ゼミの研究で周囲に相談せず進めた結果、方向性を修正するのに時間がかかってしまいました。現在は『困ったら早めに相談する』ことを意識しており、週に一度は必ず先輩に進捗を報告するようにしています。その結果、問題を早期に発見できるようになり、一人で抱え込むより周囲を頼る方が成果に繋がると学びました。」
長所・短所
この質問では、性格・人柄への自己理解と企業文化との相性が求められています。「強み・弱み」と似ていますが、こちらは性格・人柄にフォーカスして答えます。人間性が問われている質問だと理解しておきましょう。
- 質問例:「あなたの長所と短所を教えてください」
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構成
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長所
- ①結論
- ②価値観
- ③具体例
- ④周囲への影響
- ⑤仕事への活用
-
短所
- ①弱み
- ②背景
- ③エピソード
- ④行動
- ⑤現在の状態と教訓
-
長所
-
ポイント
- 人柄が伝わるエピソードを添える
- 短所は改善努力とセットで語る
- 企業文化との相性を意識する
-
注意点
- 短所を言い訳しない
- 長所を自慢げに語らない
- 抽象的すぎる表現で終わらせない
-
回答例文
- 長所:「私の長所は、どんな状況でも前向きに取り組めるところです。私は『困難な時こそ明るく振る舞うこと』を大切にしています。アルバイト先でトラブルがあった際も、冷静に対処しながらスタッフを励ましました。店長から『あなたがいると雰囲気が明るくなる』と言っていただいたことが印象に残っています。御社でもチームの雰囲気づくりに貢献し、困難な状況でも前向きに乗り越える力を発揮したいです。」
- 短所:「私の短所は心配性なところです。特に初めての業務や重要な場面で、必要以上に不安を感じやすい傾向があります。以前、プレゼンの準備に時間をかけすぎて他の作業が遅れてしまったことがありました。現在は、事前にやるべきことをリストアップし、優先順位をつけて行動するようにしています。今では、心配性を『事前準備を徹底する力』に変えることができ、計画的に物事を進める大切さを学びました。」
▼長所・短所について、詳しくは以下の記事で解説しています。
面接で長所・短所を聞かれたら?元人事が教える正しい答え方と例文
挫折経験
この質問では、困難への向き合い方とそこから得た学びを示すことが求められています。挫折そのものより「そこから何を学んだか」が重要です。
- 質問例:「挫折経験を教えてください」
-
構成
- ① 結論(挫折経験を一言で)
- ② 状況・目標(何に取り組んでいたか)
- ③ 挫折の内容(何が起きたか)
- ④ 行動・工夫(どう立ち向かったか)
- ⑤ 結果・学び(何を得たか)
- ⑥ 入社後の活かし方
-
ポイント
- 困難を乗り越えるプロセスを具体的に示す
- 学びを入社後にどう活かすか接続する
- ストレス耐性と成長力をアピールする
-
注意点
- 「挫折経験がありません」は避ける(小さなことでもOK)
- 他責にしない(「環境が悪かった」等はNG)
- 解決していない問題を話さない
- 回答例文:「私の挫折経験は、テニスサークルの大会で自分のミスによりチームが敗北したことです。大学2年生のとき、所属するテニスサークルで地区大会優勝を目指して練習に取り組んでいました。しかし、大会当日の重要な場面で私がミスをしてしまい、チームは敗退。非常に落ち込みました。この経験から『準備の大切さ』を痛感し、練習量を増やすだけでなく、試合前のイメージトレーニングも取り入れるようにしました。その結果、翌年の大会ではチームの勝利に貢献でき、失敗を次に活かす姿勢を学びました。入社後も、失敗から学び改善し続ける姿勢で業務に取り組んでまいります。」
働く上で大切にしたいこと
この質問では、仕事への価値観と企業文化とのマッチ度が求められています。企業の理念や社風との接続を意識して回答しましょう。
- 質問例:「働く上で大切にしたいことは何ですか?」
-
構成
- ①大切にしたいこと
- ②背景となる経験
- ③御社との接続
-
ポイント
- 企業理念との接続を示す
- 具体的な経験に基づいて語る
- 入社後の働き方をイメージさせる
-
注意点
- 抽象的すぎる価値観で終わらせない
- 企業文化と矛盾しないようにする
- 「お金」「楽」などは避ける
- 回答例文:「働く上で大切にしたいのは『チームで成果を出すこと』です。大学のゼミ活動で、メンバーそれぞれの強みを活かして研究を進めた結果、学内コンペで優勝した経験から、協力することの重要性を学びました。御社の『チームワークを大切にする』という社風は、私のこの価値観と合致していると感じており、御社でならこの考えを大切にしながら働けると確信しています。」
最終面接で聞かれること②変化球質問と切り返し方
最終面接では、「なぜ他社に落ちたの?」「うちの弱みをどう思う?」など、予想外の質問が飛んでくることがあります。en-courage利用者へのインタビューでも、変化球質問に戸惑ったという声は多く聞かれました。しかし、質問の意図を理解し適切な切り返し方を準備しておけば、むしろ他の学生と差をつけるチャンスになります。
【前提】変化球質問への心構え
変化球質問に対応するために、まず以下の心構えを持っておきましょう。
- 変化球質問は「揺さぶり」が目的であり、慌てないことが大切:役員は完璧な回答を求めているのではなく、予想外の状況でのあなたの対応力や素の姿を見ています。
- 即答できない時は「考える時間をください」と言ってOK:例えば「少しまとめる時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えれば、落ち着いて考える姿勢が評価されることもあります。
- 「おっしゃる通りです」+「しかし〜」の構文を活用する:まず相手の指摘を受け止めて否定しないことが重要です。その上で、改善努力や前向きな姿勢を示します。
例えば「おっしゃる通り、〇〇は私の課題だと認識しています。そのため現在は〇〇を意識しています」という形で対応すると、誠実さと成長意欲の両方をアピールできます。
なぜ〇〇(深掘り)
この質問では、思考の深さと一貫性のある価値観が求められています。「本当に考えて行動しているか」を確認するための質問であり、一次・二次面接での発言と一貫性を保ちながら、より具体的に答えることが求められます。
- 質問例:「なぜそう思ったのですか?」「もう少し詳しく教えてください」
-
構成
- ①結論
- ②根拠となる経験
- ③価値観との接続
-
ポイント
- 一次・二次面接での発言と軸をブレさせない(役員は過去の面接記録を確認している可能性がある)
- 「御社だからこそ」の視点で経営理念や事業戦略と接続する
- 入社後の貢献イメージまで繋げて「覚悟」を示す
-
注意点
- 一次・二次面接での発言と矛盾すると「信頼できない」と判断される
- 抽象的な回答は経営者視点では物足りなく映る
- 「成長したい」だけで終わらせず、企業への貢献まで言及する
- 回答例文:「営業職を志望する理由は、カフェのアルバイトでお客様の課題を解決した経験があるからです。お客様の要望を丁寧にヒアリングし、最適な提案をすることにやりがいを感じました。この経験から『相手の期待を超える価値を提供したい』という価値観を持つようになり、御社の『顧客第一主義』という理念に強く共感しています。」
他社に落ちた理由は?
この質問では、失敗を客観的に分析する力と改善への姿勢が求められています。落ちた事実を隠す必要はありません。重要なのは「なぜ落ちたと思うか」「何を改善したか」を語ることです。
- 質問例:「他社に落ちた理由は何だと思いますか?」
-
構成
- ①事実を認める
- ②自分なりの分析
- ③改善行動
-
ポイント
- 失敗を客観的に分析できる「自走力」を示す(役員は入社後に自分で課題を解決できるかを見ている)
- 改善行動を具体的に語り「成長力」をアピールする
- 「御社ではその反省を活かしたい」と貢献意欲に繋げる
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注意点
- 他責にすると「問題が起きた時に言い訳する人」と判断される
- 他社の悪口は「うちの悪口も言うのでは」と懸念される
- 落ちた企業名を詳しく話すと本題から逸れる
- 回答例文:「同業他社の最終面接では、志望動機の具体性が不足していたと分析しています。『なぜその会社なのか』を深く言語化できていませんでした。その反省を踏まえ、御社の中期経営計画や競合との違いを徹底的に調べ、御社だからこそ実現したいことを明確にして本日の面接に臨んでいます。」
空白期間・留年について
この質問では、誠実さと経験から学ぶ姿勢が求められています。言い訳や取り繕いはNGであり、正直に認めた上で、その期間で得たものを伝えることが大切です。
- 質問例:「空白期間がありますが、何をしていましたか?」「留年された理由を教えてください」
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構成
- ①事実を正直に
- ②その期間で得たこと
- ③成長
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ポイント
- 誠実に事実を認めることで「信頼できる人物」という印象を与える(役員は人柄を重視している)
- その期間で得た学びを入社後の貢献に繋げる
- 「同じ失敗を繰り返さない」という覚悟を示す
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注意点
- 嘘や取り繕いは一次・二次面接の記録と照合されてバレるリスクがある
- 言い訳がましい話し方は「問題が起きた時に責任転嫁する人」と判断される
- 反省なく話すと「入社後も同じことをするのでは」と懸念される
- 回答例文:「大学2年次に留年しました。当時はアルバイトに時間を使いすぎて学業がおろそかになっていました。この経験から優先順位の大切さを痛感し、以降はスケジュール管理を徹底しています。御社でも、限られた時間で成果を出すために計画的に行動することを意識したいと考えています。」
残業や転勤は大丈夫?
この質問では、仕事への覚悟と柔軟な対応力が求められています。条件闘争の場ではなく、「大丈夫です」だけでなく、前向きな姿勢を見せることがポイントです。
- 質問例:「残業は大丈夫ですか?」「転勤の可能性がありますが問題ありませんか?」
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構成
- ①覚悟を示す
- ②前向きな理由を添える
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ポイント
- 「覚悟」を明確に示す(最終面接で最も重視されるポイント)
- 転勤・残業を成長機会として捉える姿勢を見せる
- 企業のビジネスモデルを理解した上で受容していることを伝える
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注意点
- 条件交渉は「入社意欲が低い」と判断される
- 嫌そうな表情は「本気度が低い」と見られる
- 曖昧な回答は「入社後に辞退するのでは」と懸念される
- 回答例文:「はい、対応する覚悟があります。御社は全国展開されており、様々な地域でお客様と向き合う経験は営業として大きな成長に繋がると考えています。5年後にはどの拠点でも成果を出せる人材になりたいです。」
うちの弱みをどう思う?
この質問では、企業研究の深さと課題を前向きに捉える姿勢が求められています。批判ではなく、課題解決への意欲を示すことが重要です。
- 質問例:「当社の弱みはどこだと思いますか?」「当社の課題は何だと思いますか?」
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構成
- ①課題認識
- ②企業の取り組みへの理解
- ③貢献意欲
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ポイント
- 中期経営計画やIR資料を踏まえた課題認識を示す(経営者視点で語る)
- 企業が既に取り組んでいる施策への理解を示す
- 「その課題解決に自分も貢献したい」と入社後のイメージに繋げる
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注意点
- 批判的な言い方は「一緒に働きたくない」と思われる
- 「特にありません」は企業研究の浅さを露呈する
- 上から目線の解決策は「現場を知らない」と判断される
- 回答例文:「御社は国内シェアでは業界トップですが、海外展開では競合他社に後れを取っている点が課題だと認識しています。ただ、中期経営計画でアジア市場への進出を掲げていらっしゃると拝見しました。私も語学力を活かして、将来的には海外事業の拡大に貢献したいと考えています。」
苦手な人はどんな人?
この質問では、自己理解の深さと多様な人との協働力が求められています。苦手なタイプを認めつつ、どう対処しているかを示すことが大切です。
- 質問例:「苦手な人はどんなタイプですか?」「一緒に働きづらい人はいますか?」
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構成
- ① 結論(苦手な人のタイプ)
- ② 理由・エピソード(なぜ苦手と感じるか)
- ③ 対処法(どう関わっているか)
- ④ 入社後の活かし方
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ポイント
- 「社風に合うか」を確認する質問なので、企業文化を踏まえて回答する
- 苦手な人とも協働できる柔軟性を示す(チームで成果を出せるかを見られている)
- 対処法を具体的に語り「自分で解決できる人」という印象を与える
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注意点
- 「苦手な人はいません」は自己分析の浅さを露呈する
- 社内にいそうなタイプを挙げると「合わないのでは」と懸念される
- 対処法なしで終わると「問題が起きた時に対応できない」と判断される
- 回答例文:「私は約束を守らない方に対して、苦手意識を感じることがあります。チームで成果を出すには信頼関係が重要だと考えているためです。ゼミ活動でそういった方とチームを組んだ際は最初戸惑いましたが、こまめに進捗確認を行い、タスクを細かく分けて共有することで、無事にプロジェクトを完遂できました。入社後も、苦手なタイプの方とはコミュニケーションの取り方を工夫し、チームとして成果を出すことを第一に考えて行動したいです。」
この事業を将来どう成長させたいか?
この質問では、事業への深い理解と経営者視点での将来像が求められています。企業研究の深さが試される質問なので、事前準備が欠かせません。
- 質問例:「当社の〇〇事業を将来どう成長させたいですか?」
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構成
- ①事業の現状理解
- ②将来像
- ③自分の貢献
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ポイント
- 中期経営計画やIR資料を踏まえた事業理解を示す(経営者と同じ視点で語る)
- 市場動向や競合状況を踏まえた将来像を語る
- 自分のキャリアプランと事業の成長を接続する
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注意点
- 的外れな事業理解は「企業研究が浅い」と判断される
- 非現実的な将来像は「現場を知らない」と思われる
- 「わかりません」は経営者への敬意に欠ける
- 回答例文:「御社のEC事業は、国内市場でシェア2位という強みがあると認識しています。中期経営計画で掲げている『物流網の強化』が実現すれば、配送スピードで競合を上回れると考えています。私も営業として顧客の声を集め、サービス改善に貢献することで、シェアNo.1への成長に寄与したいです。」
どんな時にやりがいを感じますか?
この質問では、仕事へのモチベーションの源泉と職種との相性が求められています。応募職種を想定して、具体的なエピソードを交えて答えることが大切です。
- 質問例:「どんな時にやりがいを感じますか?」「仕事で大切にしたいことは何ですか?」
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構成
- ①やりがいを感じる場面
- ②具体的なエピソード
- ③御社での接続
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ポイント
- 応募職種の業務内容と接続したやりがいを語る(入社後の活躍イメージを想起させる)
- 「すぐに辞めない」という安心感を与える内容にする
- 企業理念や社風との「マッチ度」を示す
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注意点
- 応募職種と関係ないやりがいは「ミスマッチでは」と懸念される
- 抽象的すぎる回答は「本当にやりたいのか」と疑われる
- 御社との接続なしで終わると「どこでもいいのでは」と思われる
- 回答例文:「チームで目標を達成した時にやりがいを感じます。ゼミのグループ研究で、メンバーと役割分担しながら学内コンペで優勝した際に大きな達成感を得ました。御社の『チームで成果を出す文化』の中で、同じようにやりがいを感じながら働きたいと考えています。」
最近気になるニュースは?
この質問では、業界への関心の深さと自分なりの考えを持つ力が求められています。業界に関連するニュースを選び、自分なりの見解を添えて答えることがポイントです。
- 質問例:「最近気になるニュースはありますか?」「最近読んだ記事で印象に残ったものは?」
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構成
- ① 結論(ニュースの概要を一言で)
- ② ニュースの内容説明
- ③ このニュースに興味を持った理由
- ④ ニュースに対する自分の意見・考察
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ポイント
- 志望業界・御社の事業に関連するニュースを選ぶ(業界への関心の深さを示す)
- 経営者視点で「御社への影響」を語る
- 一般論ではなく自分の言葉で意見を述べる
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注意点
- 政治・宗教など敏感なテーマは役員との価値観の相違を生むリスクがある
- 「特にありません」は情報感度の低さと志望度の低さを露呈する
- ニュースの内容を間違えると「調べが浅い」と判断される
- 回答例文:「私が最近気になっているのは、〇〇業界でDX推進が加速しているというニュースです。業界大手のA社がAIを活用した業務効率化に着手し、生産性が30%向上したと報じられていました。御社も中期経営計画でデジタル投資を掲げていらっしゃると拝見し、業界全体の変革期に御社がどう対応されるのか関心を持ちました。私はこの流れが業界全体の競争力強化につながると考えており、御社でもITスキルを活かしてDX推進に貢献したいと考えています。」
質問への回答で評価点を稼ぐためのポイント
最終面接で内定を勝ち取るには、基礎点を落とさないことに加えて「評価点を稼ぐ」意識が重要です。ここでは、他の就活生と差をつけ、役員に「この学生を採用したい」と思わせるためのポイントを解説します。
企業理念・中期経営計画と接続する
「どの企業でも言えること」では役員に響きません。「御社の〇〇という理念に共感し…」「中期経営計画の〇〇に向けて貢献したい」など、具体的に触れると説得力が増します。
入社後の貢献イメージを具体的に示す
「頑張ります」だけでは伝わりません。「営業部で新規開拓に携わりたい」のように具体的な部署名・業務内容に触れ、自分の強みと結びつけて話しましょう。
「定説と非定説」で行動の意味を伝える
「頑張った」だけでは「何がすごいのか」が伝わりません。「普通だったらこうする」という基準を示し、それに対して自分はこう行動したと説明しましょう。
「抽象→具体→抽象」で話す
面接での回答は「抽象→具体→抽象」の構成を意識すると、わかりやすく説得力のある話し方ができます。
- 抽象:結論や要点を一言で伝える(例:「私の強みはリーダーシップです」)
- 具体:エピソードや事例で補足する(例:「サークルで〇〇の企画を担当した際に…」)
- 抽象:伝えたいことや要点をまとめ直す(例:「このように周囲を巻き込んで目標を達成することが得意です」)
抽象的な話だけでは具体イメージがわかず、具体だけでは要点が見えなくなります。両方をバランスよく盛り込むことで、面接官に伝わりやすくなります。
質問への回答で基礎点を失わないための注意点
どれだけ素晴らしい回答をしても、基礎的な部分で減点されると挽回は難しくなります。役員は「この人を採用して大丈夫か」という視点で見ているため、話し方や態度といった基本ができていないと「社会人として不安がある」と判断されてしまうのです。ここでは、評価点を稼ぐ前に押さえておくべき注意点を解説します。
話し方・仕草・態度で違和感を与えない
役員は話の内容だけでなく「どう話すか」も評価しています。早口すぎる、声が小さい、フィラー(えー、あのー)が多い、視線が定まらないなど、どれも自信のなさや準備不足の印象を与えてしまいます。これらの癖は自分では気づきにくいため、模擬面接を録画して確認するか、友人や家族に見てもらうことをおすすめします。
質問と回答をズレさせない
「聞かれた質問に答えていない」ケースは意外と多いです。質問の意図が分からなかった場合は「〇〇についてのご質問でしょうか」と確認し、すぐに答えが浮かばない場合は「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えましょう。
結論ファーストで1〜2分にまとめる
一つの質問に長々と話し続けると、「要点をまとめる力がない」という印象を与えてしまいます。「結論から言うと〜」で始め、理由や補足は必要最低限に。面接官が知りたいことがあれば追加で質問してくれるので、最初の回答は1〜2分程度に収めましょう。
即答できない時は「考える時間をください」と言う
想定外の質問をされると頭が真っ白になることがあります。焦って中途半端な回答をするよりも、「少しまとめる時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えましょう。難しい質問に対して真剣に考えようとする姿勢は、誠実さとして評価されることもあります。
一次・二次での発言との一貫性を保つ
役員は過去の面接記録を確認していることがあります。ESに書いた内容と矛盾がないか面接前に必ず見直し、深掘りには軸を変えずにエピソードや理由を追加して応えましょう。「前回と言っていることが違う」というのは致命的な減点要因です。
役員の3大懸念を払拭する回答を意識する
回答を準備する際は、「3大懸念を払拭できているか」でセルフチェックしましょう。役員が抱く懸念を意識して回答を組み立てることで、安心感を与えられます。
- 「すぐ辞めない」という安心感を与えられるか:長期的なキャリアプランや、入社後に実現したいことを具体的に語る
- 「社風に合いそう」と思ってもらえるか:企業の価値観や行動指針に共感していることを、自分の経験と結びつけて伝える
- 「自分で動ける人」と評価されるか:受け身ではなく、主体的に行動したエピソードを盛り込む
聞かれたことに上手く答えるための準備
「最終面接に向けて何を準備すればいいかわからない」という声は、en-courage利用者へのインタビューでも多く聞かれます。役員面接ではより深く「覚悟」と「マッチ度」が問われるため、準備不足は命取りです。ここでは、質問に自信を持って答えるために行うべき準備を解説します。
過去の面接内容を振り返る
企業は面接内容を記録しており、一次・二次面接との一貫性がチェックされます。過去の面接で話した内容を整理し、矛盾がないか確認しておきましょう。
企業研究を深掘りする
「なぜ同業他社ではなく当社なのか」といった企業理解の深さが問われます。社長・役員の経歴やインタビュー、中期経営計画、競合他社との違いを把握しておきましょう。
直前30分でできる最終確認
最終面接の本番直前は緊張で頭が真っ白になりがちです。企業研究が十分にできていない状態で当日を迎えてしまった場合でも、面接会場に着く前の30分で以下の項目を確認しておきましょう。
- 社長・役員の名前と顔を確認する:読み方を間違えないよう、事前に必ずチェックしておく
- 社長・役員の最新インタビューをチェックする:社長名でニュース検索を行い、最新の発言や考え方を把握しておく
- 採用サイトの「求める人物像」を確認する:キーワードを3つ覚えておき、自分の強みと結びつけて話せるようにする
- 志望動機・自己PR・キャリアプランの結論を確認する:緊張していても最低限の回答ができるよう、結論を頭に入れておく
- 逆質問を3つ以上思い出せるか確認する:用意した逆質問を振り返り、どれを使うか優先順位をつけておく
完璧な準備ができていなくても、これらのポイントを押さえておけば、最低限の基礎点を失わずに済みます。
合わせて押さえるべき逆質問の対策
最終面接では質問の最後に「何か質問はありますか?」と逆質問の時間が設けられることがほとんどです。元人事の成田さんによると、逆質問の内容次第で役員からの評価は大きく変わるとのこと。ここでは逆質問のポイントを簡潔に紹介します。
逆質問は最後のアピールチャンス
逆質問は形式的な確認の場ではなく、経営層に「この学生と働きたい」と思わせる最後の自己PRの場です。企業は逆質問を通じて「志望度の高さ」「企業理解の深さ」「経営視点でのマッチ度」を見ています。最低5つ以上を準備し、面接の流れに応じて使い分けられるようにしておきましょう。
評価される逆質問5タイプ
社長・役員に刺さる逆質問は、大きく5つのタイプに分けられます。
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【タイプA】企業の「未来・ビジョン」に関する逆質問
- 代表例:「御社の5年後、10年後のビジョンを教えてください」
- ポイント:経営層は日々「会社の未来」を考えているため、未来志向の質問は会話が弾みやすい。最初の質問として使うと場が温まる
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【タイプB】経営者個人の「価値観・原体験」に迫る逆質問
- 代表例:「○○さんが仕事で大切にされている考え方を教えてください」
- ポイント:面接官が熱意を持って話していた時や、人柄が伝わってきた時に刺さる。創業者タイプの社長に特に効果的
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【タイプC】入社後の「活躍・貢献」に関する逆質問
- 代表例:「御社で活躍されている方に共通する特徴は何ですか?」
- ポイント:用意していた質問が使えなくなった時の万能質問。どんな状況でも使える切り札
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【タイプD】企業理念・社風に関する逆質問
- 代表例:「御社の企業理念が社員にどのように浸透しているか教えてください」
- ポイント:企業理念に本当に共感している時に使う。建前で聞くと深掘りされた時に困る
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【タイプE】面接中の話から派生する逆質問
- 代表例:「先ほど○○についてお話しいただきましたが、さらに詳しく伺えますか」
- ポイント:面接中に興味深い話題が出た時に使う。用意していた質問が解消された時の救済策にも
避けるべき逆質問
以下のような質問は評価を下げる原因になります。
- 特にありませんと答える
- 自信のなさが出る質問をする
- 条件面ばかりの質問をする
- 調べればわかる質問をする
- クローズドクエスチョンをする
- すでに説明された内容を聞く
▼最終面接の逆質問について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
【5タイプ別】最終面接の逆質問30選社長に刺さる逆質問の例と作り方を元人事が解説
よくある質問
就活のサポーターとしてよく聞かれる疑問や、en-courage利用者へのインタビューで出てきた質問への回答をご紹介します。
一次・二次面接と同じ質問をされたらどう答えるべき?
基本的には同じ内容で問題ありませんが、より深く・具体的に答えることを意識しましょう。最終面接では「なぜそう思うのか」「入社後どう活かすのか」まで掘り下げて聞かれることが多いため、一次・二次での回答をベースに、企業理念や中期経営計画との接続を加えるのがポイントです。一貫性を保ちつつ深みを出せているか不安なら、就活エージェントに模擬面接をお願いすると実践的なアドバイスがもらえます。
想定外の質問をされたらどう対処すればいい?
焦って的外れな回答をするより、「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えましょう。役員は完璧な回答を求めているのではなく、予想外の状況での対応力や誠実さを見ています。質問の意図がわからない場合は「〇〇についてのご質問でしょうか」と確認してもOKです。変化球質問への対策が不安なら、就活エージェントに相談すると新しい視点が見つかることも多いです。
「第一志望ですか?」と聞かれて迷いがある場合はどう答える?
嘘をつく必要はありませんが、「第一志望群です」で逃げすぎるのも印象が悪くなります。「第一志望群の中で、御社は特に〇〇という点で魅力を感じています」と、御社を選ぶ理由を具体的に伝えましょう。就活の軸を明確にした上で、前向きな姿勢を見せることが大切です。志望度の伝え方に迷ったら、就活エージェントに模擬面接をお願いすると実践的なアドバイスがもらえます。
逆質問で「特にありません」と答えたら落ちる?
「特にありません」は志望度の低さと企業研究の浅さを示してしまうため、避けるべきです。逆質問は最後のアピールチャンスであり、役員は「この学生は本気でうちに来たいのか」を見ています。最低でも3〜5つは事前に準備し、面接の流れに応じて使い分けられるようにしておきましょう。逆質問の内容に自信がなければ、就活エージェントに添削してもらうと安心です。
監修:成田 駿
元日系大手人事/就活サポーター
日系大手事業会社で最年少部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。戦略設計からイベント企画、選考フロー、研修まで新卒採用の入口から出口までを幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。人事業務以外でも累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を誇る。
協力:NPO法人en-courage
全国約120の大学に支部を展開し、就活生を対象としたキャリア教育支援を行うNPO法人。独自にイベントやメディアを多数運営し、年間2,500件以上のセミナーを開催。企業と学生の間に年間約80万回の接点を創出するなど、国内最大級の規模で活動している。すべての就活生が本質的なキャリアを通じて人生を最大化できるよう、個別支援やコミュニティづくりを通じたサポートを目指している。