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最終面接って落ちるの?落ちる人の8つの共通点を元人事が解説

「最終面接って落ちるの?」という不安を抱えていませんか?実際、最終面接は2人に1人が落ちます。しかし、落ちる人の共通点を分析し、正しく対策をすることで落ちる確率を減らすことができます。本記事は、役員面接で評価されるポイントと対策5選を元人事が解説します。

「最終面接って落ちるの?」
最終面接を控えて、そんな不安を抱えていませんか?

実は最終面接の合格率は約50%。「最終は意思確認だけ」と油断していると、2人に1人が不合格になる厳しい選考です。一次・二次とは評価のポイントが異なり、役員ならではの視点で見られています。

今回は、元日系大手人事で、en-courageの就活サポーターとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの経験をもとに、最終面接で落ちる人の共通点と突破するための対策を解説します。

最終面接は「落ちる」って本当?

「最終面接まで来たし、もう大丈夫だろう」と安心していませんか。成田さんが人事として選考に関わっていた時、最終面接で不合格になる学生を数多く見てきました。最終面接ならではの評価ポイントと、合否を分ける現実を解説します。

最終面接は50%が「落ちる」

最終面接の合格率に関するスライド。上部に「最終面接は『落ちる』って本当?」という問いかけがあり、中央の枠内に大きく「最終面接は50%が『落ちる』」と記載されている。

最終面接の合格率は約50%です。2人に1人は不合格になっています。「最終面接は意思確認だけ」と油断する方もいますが、現実は厳しい選考が行われています。最終面接こそ、気を引き締めて臨みましょう。

顔合わせなど「ほぼ受かる」ケースで落ちることもある

面接回数が多い企業(4次面接以上など)では、最終面接で落ちる確率は比較的低い傾向にあります。しかし、「ほぼ受かる」と言われるケースでも油断は禁物です。

「合格はほぼ確実だと思っていたのに落ちた」という声は少なくありません。どのような状況でも、最後まで気を抜かずに準備することが大切です。

一方で、最終面接に全戦全勝する学生もいる

成田さんが人事として見てきた中でも、en-courage利用者の中でも、最終面接を複数社受けて全て内定を獲得する学生は存在します。彼らは特別な才能があるわけではありません。「やるべきことをやっている」だけです。では、受かる学生と落ちる学生は何が違うのでしょうか。この記事では、最終面接で落ちる原因と対策を解説します。

最終面接で落ちる人の8つの共通点

en-courage利用者へのインタビューでよく出てくるのが、「なぜ最終面接で落ちたのかわからない」という声です。

最終面接の面接官は経営を行う社長や役員です。彼らは採用を「投資」と捉え、リスクのある学生を避けようとします。具体的には、「採用しても成果を出さなそう」「採用しても辞退・離職しそう」「採用すると問題を起こしそう」という3つのリスクに該当すると判断されると、不合格になります。

成田さんが人事として見てきた経験から、最終面接で落ちる人に共通する8つのパターンを解説します。

「成果を出さなそう」と思われて落ちる人の共通点3つ

「成果を出さなそう、と思われて落ちる人の共通点」のスライド。1. 入社後に何をしたいか具体的に語れない、2. 自分の強みと事業の接点を説明できない、3. 相手の意図を汲み取り、的確に伝える力が弱い、の3点が挙げられている。

①入社後に何をしたいか具体的に語れない

「入社後にやりたいことは?」という質問に対して、「御社で成長したい」「幅広い経験を積みたい」といった抽象的な回答で終わる学生は多いです。社長や役員は「この学生が入社して何をしてくれるのか」を具体的にイメージしたいと考えており、ビジョンが曖昧だと「成果を出すイメージが湧かない」と判断されます。成田さんは人事時代、役員が「具体性がない」と首を横に振る場面を何度も見てきたと語ります。

②自分の強みと事業の接点を説明できない

自己PRで強みを語れても、「その強みが当社でどう活きるのか」を説明できない学生も目立ちます。社長や役員は「この学生に投資して当社で成果を出してくれるか」を見ており、強みと事業の接点が語れないと「当社でなくてもいい人材」と判断されます。成田さんは人事時代、役員が「うちじゃなくてもいいよね」と見送る場面を何度も見てきたそうです。

③相手の意図を汲み取り、的確に伝える力が弱い

質問の意図を正しく捉えられず、的外れな回答をしてしまう学生がいます。また、想定外の質問に対してしどろもどろになったり、話が長くなって要点が伝わらないケースも見られます。社長や役員は「仕事でも上司や顧客の意図を汲めるか」「報告・提案がうまくできるか」という視点で見ており、面接でコミュニケーションに不安があると「成果を出せなさそう」と判断されます。成田さんは人事時代、役員が「仕事を任せるのが不安」と懸念する場面を何度も見てきたそうです。

「辞退・離職しそう」と思われて落ちる人の共通点3つ

「辞退・離職しそう、と思われて落ちる人の共通点」のスライド。4. 企業選びの軸と志望理由が噛み合っていない、5. 第一志望かどうか明言を避けている、6. 入社後3年・5年のキャリアを描けていない、の3点が挙げられている。

④企業選びの軸と志望理由が噛み合っていない

「企業選びの軸は?」と聞かれて「成長環境」と答えたのに、志望理由では「安定性」を挙げるなど、軸と理由が噛み合っていない学生がいます。社長や役員は一貫性のなさから「本当の志望動機は別にあるのでは」「内定を出しても他社に流れるのでは」と懸念します。成田さんは人事時代、役員が「本心が見えない」と不安視する場面を何度も見てきたそうです。

⑤第一志望かどうか明言を避けている

「まだ迷っています」「他社と比較検討中です」と正直に答えてしまう学生がいます。しかし社長や役員は「内定を出したら本当に来てくれるのか」を見極めており、迷いを見せると「辞退されそう」と懸念されます。成田さんは人事時代、役員が「この子は来ないだろう」と判断する場面を何度も見てきたそうです。

⑥入社後3年・5年のキャリアを描けていない

「とりあえず3年は頑張りたい」「いずれは独立も考えています」といった回答も要注意です。社長や役員は「この学生に投資して回収できるか」という視点で見ており、短期的なビジョンや退職を匂わせる発言は「すぐ辞めそう」と判断されます。成田さんは人事時代、役員が「長く働いてくれるか不安」と見送る場面を何度も見てきたと語ります。

「問題を起こしそう」と思われて落ちる人の共通点2つ

「問題を起こしそう、と思われて落ちる人の共通点」のスライド。7. 過去の面接での発言と矛盾している、8. 話し方・態度・マナーに不安がある、の2点が挙げられている。

⑦過去の面接での発言と矛盾している

一次・二次面接で話した内容と最終面接での発言が食い違っているケースが見られます。社長や役員は過去の面接記録を確認しており、矛盾があると「信用できない」と判断されます。成田さんは人事時代、役員が申し送りを見ながら「前と言っていることが違う」と指摘する場面を何度も見てきたそうです。

⑧話し方・態度・マナーに不安がある

話し方や態度で無意識に減点されている学生もいます。視線が定まらない、早口すぎる、声が小さい、フィラー(えー、あのー)が多いと、内容が良くても「一緒に働きたい」と思ってもらえません。成田さんは人事時代、役員が「一緒に働くイメージが湧かない」と見送る場面を何度も見てきたそうです。

最終面接で落ちないための対策5選

「最終面接で落ちないための対策5選」のまとめスライド。1. 基礎的な対策、2. 企業への理解、3. 受かった人・落ちた人の特徴調査、4. 過去の回答の振り返り、5. 模擬練習、の5つのステップが示されている。

最終面接には、突破するための「正解の型」があります。延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんによると、最終面接で結果を出す学生には共通点があります。それは「事前準備の質」です。ここでは、合格率を最大限に高めるための具体的な準備方法を5つのステップで紹介します。

①質問・逆質問・マナーなど基礎的な対策を行う

最終面接に臨む前に、よくある質問への回答・逆質問・マナーといった基礎的な対策を徹底しておきましょう。

質問・聞かれることへの対策を行う

「質問・聞かれることへの対策」のスライド。左側に最終面接特有の質問(キャリアプラン、志望度など)、右側に一次・二次共通の質問(自己紹介、ガクチカなど)がリストアップされている。

最終面接では、一次・二次面接とは異なる質問が多く聞かれます。「入社意欲」や「マッチ度」を確認する質問が中心となるため、事前に回答を準備しておかないと、その場で考えて答えることになり、曖昧な回答になってしまいます。頻出の質問を把握し、回答を事前に考えておきましょう。

また、「なぜ同業他社ではなく当社なのか」と志望動機に一貫性があるかも確認しておくと安心です。

  • 最終面接特有の質問
    • 入社後にやりたいことは何ですか?
    • 3年後・5年後・10年後のキャリアプランを教えてください
    • 他社の選考状況を教えてください/当社が第一志望ですか?
    • なぜ同業他社ではなく当社なのですか?
    • 内定を出したら入社しますか?
    • 最後に何か伝えたいことはありますか?
  • 共通質問
    • 自己紹介をお願いします
    • 志望動機を教えてください
    • 自己PRをしてください
    • 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を教えてください
    • 強み・弱みを教えてください
    • 挫折経験を教えてください

▼最終面接で聞かれることについて、詳しくは別記事で解説しています。
最終面接で聞かれることとは?頻出質問17選+変化球9選と役員に刺さる答え方を元人事が解説

逆質問への対策を行う

「逆質問への対策」のスライド。1. 未来・ビジョン、2. 経営者の価値観、3. 入社後の活躍、4. 理念・社風、5. 面接中の話からの派生、という5つの逆質問カテゴリーが紹介されている。

最終面接で「何か質問はありますか?」と聞かれた時に「特にありません」と答えるのは、志望度が低いと判断される致命的なNG行動です。また、1〜2個しか用意していないと面接中に全て消化されてしまい、最後に質問できなくなるリスクがあります。逆質問は5個を目安に事前に考えておきましょう。

逆質問の例

  • 企業の「未来・ビジョン」に関する質問:「5年後、10年後に御社がどのような姿になっていることを目指していますか」
  • 経営者個人の「価値観・原体験」に迫る質問:「○○さんが仕事をする上で大切にしている価値観を教えてください」
  • 入社後の「活躍・貢献」に関する質問:「御社で活躍されている方に共通する特徴はどのような点だと感じますか?」
  • 企業理念・社風に関する質問:「御社の企業理念である『○○』が社員にどのように浸透しているか教えてください」
  • 面接中の話から派生する質問:「先ほど○○についてお話しいただきましたが、経営視点ではどのようにお考えですか」

▼最終面接の逆質問について、詳しくは別記事で解説しています。
【5タイプ別】最終面接の逆質問30選社長に刺さる逆質問の例と作り方を元人事が解説

マナーを押さえておく

最終面接は役員・社長が相手となるため、マナー違反は致命的です。「能力は高いけど、一緒に働きたくない」と判断されてしまうと、それまでの評価が台無しになります。入室・退室の挨拶、名刺の扱い、座り方や姿勢、話し始めのタイミングなど、基本的なビジネスマナーを押さえておくことで減点を防ぐことができます。また、面接終了後は、当日中にお礼メールを送ると好印象です。

②企業についての理解を深める

「企業についての理解を深める」ための具体的アクション。社長・役員の経歴、企業・業界ニュース、自分の強みと事業の接点の整理、という3つの項目が並んでいる。

最終面接では、「なぜ同業他社ではなく当社なのか」「企業の課題をどう考えているか」といった企業理解の深さが問われます。表面的な情報だけでは、志望度が浅いと判断されてしまいます。社長・役員の経歴やインタビュー、企業の最新ニュースを調べて対策しましょう。

  • 社長・役員に関する経歴・記事を調べておく:企業HPの役員紹介で名前・顔写真を確認し、社長インタビューやSNS発信があれば目を通しておきましょう。上場企業の場合は中期経営計画やIR資料も確認すると良いです。リサーチした情報は逆質問にも活かせます。
  • 企業・業界に関するニュースを調べる:「最近気になったニュースは?」「当社の課題は?」といった質問に備え、直近のプレスリリースや業界ニュース、競合他社の動きを把握しておきましょう。「御社の○○事業について最近のニュースで拝見しました」と話すと、志望度の高さが伝わります。
  • 自分の強みと事業の接点を整理しておく:自分の強みや経験が、その企業の事業・仕事でどう活きるかを言語化しておきましょう。「御社の○○事業では、私の○○という強みがこのように活かせると考えています」と具体的に語れると、入社後の活躍イメージが伝わります。

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③不採用になった人・合格した人の特徴を調べる

「不採用になった人・合格した人の特徴を調べる」方法。赤色で強調された「就活エージェントに相談する」のほか、人事・リクルーターに聞く、ネットで調べる、が挙げられている。

「この企業の最終面接では何が評価されるのか」「どんな人が落ちやすいのか」を事前に知っておくことで、対策の精度が格段に上がります。企業ごとの内定者・不採用者の傾向を把握しておくと、自分の対策に活かせます。

【おすすめ】就活エージェントに相談する

就活エージェントは、多くの就活生の最終面接をサポートしてきた経験があり、企業ごとの内定者・不採用者の傾向を把握しています。担当のキャリアアドバイザーに「この企業の最終面接で不合格になる人の共通点は?」「評価されるポイントは?」と聞いてみましょう。

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それ以外の調べ方

  • 人事・リクルーターに聞く:企業の人事担当者やリクルーターと接点がある場合は、「最終面接で評価されるポイントは何ですか?」と聞いてみましょう。「こういう人が受かっています」というヒントをもらえることがあります。
  • ネットで調べる:就活口コミサイトで過去の体験談を確認しましょう。「どんな質問をされたか」「どんな回答が評価されたか」を参考にできます。ただし、口コミはあくまで個人の感想であり、情報の信頼性にばらつきがあるため、参考程度にとどめてください。

④一次・二次面接など過去の回答を振り返る

「一次・二次面接など過去の回答を振り返る」ためのポイント。過去の内容をノートにまとめる、回答の一貫性を確認する、懸念点を払拭する回答を考えておく、の3点が示されている。

企業は面接内容を記録しており、最終面接では一次・二次面接との一貫性がチェックされます。「前回と言っていることが違う」と判断されると、信頼性を疑われて不合格になるリスクが高まります。過去の面接を振り返っておきましょう。

  • 過去の面接で話した内容をノートにまとめる:ESや過去の面接で話した内容を整理しておきましょう。例えば、「一次面接で○○と話したが、深掘りされたらどう答えるか」をシミュレーションしておくと、最終面接の対策に役立ちます。
  • 回答に一貫性があるか確認する:過去の面接で話した内容と矛盾がないか確認しましょう。「前回と言っていることが違う」は致命的な減点要因です。もし矛盾がある場合は、「選考を通じて理解が深まった」とポジティブに説明できるよう対策しておきましょう。
  • 懸念点を払拭する回答を考えておく:過去の面接で指摘された点があれば、払拭する回答を考えておきましょう。一貫性をどう保つか、懸念点をどう払拭するかを想定しておくと、最終面接で自信を持って回答できます。

⑤模擬面接など最終面接に向けた練習をする

「模擬面接など最終面接に向けた練習をする」ための推奨アクション。赤色で「【おすすめ】就活エージェントに模擬面接を依頼する」と強調されているほか、友人・家族に面接官役を頼む、自分の回答を録画してチェックする、という3つの方法が示されている。

頭で理解しているだけでは、本番で緊張して言葉が出てこなかったり、話し方に違和感が出てしまったりします。模擬面接で本番を想定した練習を行い、万全の準備で最終面接に臨みましょう。

【おすすめ】就活エージェントに模擬面接を依頼する

最終面接の練習として最もおすすめなのは、就活エージェントに模擬面接を依頼することです。

就活エージェントは企業ごとの選考傾向を把握しているため、「この企業の最終面接では○○を重視している」といった具体的なアドバイスがもらえます。実際に模擬面接を行った後は、話し方・視線・姿勢・回答内容まで細かくフィードバックしてもらえるため、本番前に自信をつけることができます。無料で利用できるので、活用しない手はありません。

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その他の練習方法

  • 友人・家族に面接官役を頼む:友人や家族に面接官役をお願いするのも1つの手です。気軽にできるのがメリットです。「結論ファーストになっているか」をチェックしてもらいましょう。
  • 自分の回答を録画してチェックする:スマホで録画して、自分の話し方を確認するのも効果的です。自分では気づきにくい癖(早口、視線、姿勢など)を発見できます。第三者に見てもらい、指摘してもらうとさらに良いでしょう。

間違えたら落ちる!押さえておくべき最終面接の注意点

「押さえておくべき最終面接の注意点」として5つのポイントを列挙。1. 質問と回答をズレさせない、2. 話し方やマナーで違和感を与えない、3. 油断して「素」を出しすぎない、4. 合否フラグを気にしすぎない、5. 一人で対策を進めない。また、面接中に落ちたと思ったら「懸念点を聞く」というアドバイスも添えられている。

en-courage利用者へのインタビューでは、「手応えがあったのに不合格だった」という声が少なくありません。好感触を自分のミスで台無しにしないために、最終面接で避けるべき注意点を押さえておきましょう。

質問と回答をズレさせない

「聞かれた質問に答えていない」ケースは意外と多いです。役員や社長は限られた時間で合否を判断するため、この「Q&Aズレ」には敏感です。質問の意図が分からなかった場合は遠慮なく聞き返しましょう。「〇〇についてのご質問、という理解で合っていますでしょうか」と確認するのは失礼ではありません。すぐに答えが浮かばない場合は「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えるのも有効です。

話し方・仕草・マナー・態度で違和感を与えない

役員や社長は無意識の態度や姿勢から「一緒に働きたいか」を瞬時に判断します。視線が定まらない、猫背になっている、早口すぎる、声が小さい、フィラー(えー、あのー)が多いなど、1つでも該当すると失点リスクがあります。

目指すべき温度感は「サークルやアルバイトの2〜3年上の先輩と話すくらい」です。丁寧ではあるが堅すぎず、自分の言葉で話している感じがあることが大切です。

油断して「素」が出すぎないようにする

最終面接は和やかな雰囲気で進むことが多いですが、最後まで「面接」であることを忘れてはいけません。タメ口が混じる、若者言葉が出る、ネガティブな本音を漏らす(「就活疲れました」など)、他社の悪口を言うなど、油断から出るNG行動に注意しましょう。面接官がフレンドリーに接してくれるのは、あなたの「素の姿」を見るためでもあります。

受かる・落ちるフラグを気にしすぎない

「面接官がこう言ったら合格サイン」「こういう反応は不合格フラグ」といった情報を目にしたことがある方も多いでしょう。しかし、面接中にこれらを気にしすぎると、パフォーマンスが落ちてしまいます。

合格サイン(入社後の話が出る、他社状況を深掘りされる)が出ても油断せず、不合格サイン(面接時間が短い)が出ても諦めないでください。サインはあくまで目安です。最後まで全力を尽くすことが何より大切です。

▼最終面接の落ちるフラグについて、詳細は別記事で解説しています
最終面接の落ちるフラグ10選元人事が教える「勘違いフラグ」の真相

一人で対策を進めない

最終面接の対策を一人で進めていると、自分では気づかない「癖」や「弱点」を見落としがちです。客観的なフィードバックがないまま本番を迎えると、同じミスを繰り返してしまうリスクがあります。

就活エージェントを活用すれば、企業ごとの選考傾向を踏まえたアドバイスや、模擬面接でのフィードバックを受けることができます。プロの視点を借りて、見えていなかった改善点を潰しておきましょう。

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もし面接中に「落ちたかも」と感じたら

面接中に「あ、今の回答まずかったかも」と感じることがあるかもしれません。そんな時は、面接の終盤で「もし私について何か懸念点がありましたら、この場でお聞かせいただけますか?」と聞いてみましょう。懸念を伝えてもらえれば、その場で払拭するチャンスが生まれます。言い出しにくければ、逆質問のタイミングで「最後に一つだけ確認させてください」と切り出すのも有効です。

最終面接で落ちたかもと思ったらやるべきこと

「最終面接で落ちたかもと思ったらやるべきこと」を6段階で解説。1. お礼メールを送る、2. 選択肢を増やして心の余裕をつくる、3. 面接を振り返って次に活かす、4. 次の企業の対策を進めておく、5. 気分転換やリフレッシュ、6. 期日を過ぎたらメールで問い合わせる、の項目が並んでいる。

「面接が終わった瞬間から、もうダメだったかもって頭がぐるぐるして…」これはen-courage利用者がよく口にする言葉です。成田さんが支援してきた学生も、同じ悩みを抱えていました。結果が出るまでの間は何も手につかないかもしれませんが、この時間を有効に使うかどうかで、今後の就活が大きく変わります。

【前提】「落ちるフラグ」があっても不合格とは限らない

「面接時間が短かった」「深掘りされなかった」「面接官の反応が薄かった」は「落ちるフラグ」と言われますが、必ずしも不合格とは限りません。時間が短いのはすでに合格がほぼ決まっている場合もありますし、深掘りされないのは一次・二次で十分情報が揃っている場合もあります。反応が薄いのは単に面接官の性格による場合もあります。

表面的なフラグだけで判断しないこと、結果が出るまで落ち込みすぎず次の行動に移ることが大切です。

お礼メールを送る

最終面接後にお礼メールを送ると好印象につながります。合否を直接左右することは少ないですが、マナーとして送っておきましょう。当日中に送るのがベストで、遅くとも翌日午前中までに送るのが望ましいです。短く簡潔に、面接で話した内容に触れながら「入社への意欲が高まりました」と一言添えると印象に残りやすいです。

▼最終面接の御礼メールについて、詳細は別記事で解説しています
最終面接のお礼メールは必要!正しい送り方を例文付きで元人事が解説

選択肢を増やして心の余裕をつくる

「この1社に落ちたら終わり」という状況が、不安を最大化させます。常に3社以上の選考が進んでいる状態をつくることで、心の余裕が生まれます。「他にも可能性がある」と思えるだけで、プレッシャーは大きく軽減されます。

就活エージェントに登録すれば、自分に合った企業を紹介してもらえるので積極的に活用しましょう。今まで見ていなかった業界や企業にも目を向けてみると、視野が広がって選択肢が増えます。落ちた企業より、自分を選んでくれる企業に目を向けましょう。良縁は他にもあります。

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面接を振り返って次に活かす

万が一落ちてしまった場合に備えて、記憶が新しいうちに面接を振り返っておきましょう。振り返りをしておけば、次の選考にすぐ活かせます。

チェックしておきたいのは、うまく答えられなかった質問はなかったか、面接官の反応が良かった点・悪かった点は何か、ES・一次・二次で話した内容と矛盾していないか、の3点です。矛盾がある場合は「選考を通じて理解が深まった」とポジティブに説明できるよう準備しておくと安心です。

なお、落ちた原因は「準備不足」「価値観のミスマッチ」「運(相対評価)」の3つに分類できますが、改善できるのは「準備不足」だけです。それ以外は相性や運の問題なので割り切りましょう。最終面接まで来た時点で能力は認められています。落ちたとしても「この会社とは合わなかった」だけであり、自分の価値が否定されたわけではありません。

次の企業の対策を進めておく

結果待ち期間は「次の準備期間」と捉えて、切り替えて次の選考に向けて動きましょう。「落ちたかも」とモヤモヤする時間があるなら、その時間を対策・準備に充てる方が建設的です。前述した「対策5選」を参考に、次の企業に向けて準備を進めておきましょう。就活エージェントに相談すれば、客観的なフィードバックをもらいながら効率的に対策できます。

気分転換やリフレッシュをする

結果連絡の目安を確認したら、その日までは思い切ってリフレッシュに充てるのもありです。考えても結果は変わりません。趣味や運動で気分転換するのも大事です。不安は誰かに話すことで「外在化」され、和らいでいくものです。友人や家族に「今こういう状況で悩んでいる」と話すだけでも心が軽くなります。

期日を過ぎたらメールで問い合わせる

期日を過ぎた場合は、面接日を明記したうえで丁寧に問い合わせて問題ありません。件名は「選考結果についてのお問い合わせ」など簡潔にし、本文では「ご連絡時期の目安」を確認する形にすると、催促の印象を和らげられます。

▼最終面接の結果待ちの過ごし方については、詳細は別記事で解説しています
最終面接の結果待ちが辛い!5つの原因と対処法を元人事が伝授

よくある質問

就活のサポーターとしてよく聞かれる質問や、en-courage利用者へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。

Q. 結果連絡が遅いのは不合格のサインですか?

A. 「連絡が遅い=不合格」とは言い切れません。企業によって通知方法や日数は異なり、合格者から順に連絡する会社もあれば一斉連絡する会社もあります。結果待ちの間は落ち着いて他社の選考準備も進めておきましょう。不安なら就活エージェントに相談すると、企業ごとの傾向を教えてもらえます。

Q. 「他社の選考状況」を聞かれた時、正直に答えるべきですか?

A. 他社を受けていること自体は正直に伝えて問題ありません。大切なのは「御社が第一志望です」と明確に伝えること。「他にも受けていますが、御社が第一志望です。〇〇という点に強く惹かれています」と具体的に示しましょう。「迷っています」と曖昧に答えると志望度が低いと判断されるリスクがあります。回答に自信がない場合は、就活エージェントに模擬面接をお願いすると実践的なアドバイスがもらえます。

Q. 最終面接後のお礼メールは合否に影響しますか?

A. 合否を直接左右することは少ないですが、送ると好印象につながる可能性があります。役員は忙しい中で時間を割いてくれているので、感謝を伝えるのはビジネスマナーとして自然です。当日中に、感謝と入社意欲を簡潔に伝えましょう。メールの書き方に不安がある場合は、就活エージェントに相談すると客観的なアドバイスがもらえます。


監修:成田 駿

元日系大手人事/就活サポーター

日系大手事業会社で最年少部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。戦略設計からイベント企画、選考フロー、研修まで新卒採用の入口から出口までを幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。人事業務以外でも累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を誇る。

協力:NPO法人en-courage

全国約120の大学に支部を展開し、就活生を対象としたキャリア教育支援を行うNPO法人。独自にイベントやメディアを多数運営し、年間2,500件以上のセミナーを開催。企業と学生の間に年間約80万回の接点を創出するなど、国内最大級の規模で活動している。すべての就活生が本質的なキャリアを通じて人生を最大化できるよう、個別支援やコミュニティづくりを通じたサポートを目指している。