最終面接まで進んだものの、「本当に受かるのか」「ここまで来て落ちたくない」と不安を感じていませんか?
結論から言うと、最終面接の合格率は約50%。「最終まで行けばほぼ内定」は誤解であり、2人に1人は不合格になっています。また、企業や選考フローによって合格率は30〜80%と大きく異なるため、自分の選考が「合格率が高いケース」か「合格率が低いケース」かを見極めて対策することが重要です。
本記事では、元日系大手人事で延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの基、合格率の実態や自分の選考がどのケースに当てはまるのかを見極める方法、合格率を上げる5つの対策などを解説します。
最終面接の合格率は約50%が目安!自分のケースを見極めよう
「最終面接まで進めばほぼ内定」は誤解です。成田さんが人事として3,000名以上の就活生と接してきた経験では、最終面接の合格率は約50%が目安であり、2人に1人は不合格になっています。まずは合格率の実態と、自分の選考がどのケースに当てはまるのかを確認しましょう。
一般的な最終面接の合格率の目安は50%
最終面接の合格率は、一般的に約50%が目安です。「最終面接=ほぼ内定」という認識は誤解であり、実際には2人に1人が不合格になっています。一次・二次を突破した安心感から油断してしまうと、それが命取りになりかねません。
一次面接・二次面接・最終面接の合格率の違いとその理由
一次・二次・最終面接では、それぞれ合格率と評価のポイントが異なります。
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一次面接
- 合格率:20〜40%
- 応募者が多く、足切りの意味合いが強いため合格率は低めです。「この学生と話が通じるか」「最低限のビジネスマナーがあるか」といった基本的なコミュニケーション能力や第一印象がチェックされます
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二次面接
- 合格率:30〜50%
- スキルや経験、職種への適性を深掘りして評価されます。学生時代の取り組みや強みが仕事にどう活かせるかを具体的に問われるため、準備の差が出やすい段階です
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最終面接
- 合格率:約50%
- 合格率こそ高めですが、評価軸が大きく変わります。「能力」よりも「マッチ度」「入社意欲」が重視され、面接官は社長や役員などの経営層です。「この人は本当にうちに合うか」「長く活躍できるか」を見極めています。役員・社長は「3億円の投資対象」としてあなたを見ていると考えてください。3億円とは、入社から定年までに支払う給与の総額のことです。
合格率が高い人・低い人の違い
成田さんが人事として数多くの最終面接に立ち会う中で、受かりやすい人と落ちやすい人には明確な違いがあったと言います。
合格率が高い人の特徴
- 入社意欲が明確で、「この会社でなければならない理由」を語れる
- 企業研究が徹底されており、経営層の視点で会話ができる
- 一次・二次で話した内容と一貫性があり、ブレがない
- 基本的なマナー・身だしなみ・話し方に問題がない
合格率が低い人の特徴
- 志望動機が浅く、「他社でもいいのでは?」と判断されてしまう
- 企業研究が不十分で、面接官の質問に具体的に回答できない
- 過去の面接内容と矛盾があり、一貫性がない
- 基礎的なマナーや話し方で違和感を与えている
「ほぼ受かる」は嘘!最終面接は対策しないと不合格になる
「最終面接はほぼ受かる」「顔合わせ程度だから心配いらない」という話は誤解です。確かに意思確認がメインの企業も存在しますが、多くの企業では最終面接でもしっかり選考が行われています。対策なしで臨むと、それまでの努力が水の泡になりかねません。
「ほぼ受かる」と就活生が油断する理由
「最終面接は顔合わせ」「意思確認だけ」という噂や、一次・二次を突破した安心感から、対策を怠ってしまう就活生が多くいます。しかし実際は企業によって大きく異なり、「選考型」の最終面接も多く存在します。自分が受ける面接がどちらのタイプなのかを見極めることが重要です。
▼「最終面接にほぼ受かる」と学生が勘違いする理由について、詳しくは以下の記事で解説しています。
「最終面接ほぼ受かる」は危険!本当に受かるために必要な5つの準備
最終面接で不合格になる主な原因
最終面接の評価は、「できて当然のこと(基礎点)」と「差がつくポイント(評価点)」の掛け算で決まります。基礎点が低いと減点、評価点が高いと加点されるイメージです。
- 話し方・態度・マナーで減点されている(基礎点の失点):社会人として基本的な部分で違和感を与えているケースです。早口、声が小さい、視線が定まらないなど、どれだけ良い内容を話しても印象で損をしてしまいます
- 志望動機・逆質問で加点できていない(評価点の不足):志望動機が浅い、逆質問で「特にありません」と答える、「第一志望ですか?」に曖昧に回答するなど、「本当にうちに来たいのか?」と疑われてしまうケースです
▼最終面接で落ちる主な原因と対策について、詳しくは以下の記事で解説しています。
最終面接って落ちるの?落ちる人の8つの共通点を元人事が解説
その選考の合格率の高さによって対策が異なる
一般的に合格率は50%ですが、企業や選考フローによって30〜80%まで幅があります。自分の選考の合格率によって、力を入れるべき対策は変わります。合格率の高いケースと低いケースでは、そもそも落ちる原因が異なるからです。
合格率が高いケース:減点されない(基礎点を失わない)ことが重要
意思確認を主な目的としている最終面接は、合格率が高くなっています。この場合は、減点されないこと、つまり基礎点を失わないことが最も重要になります。なぜなら、意思確認型の最終面接に進んでいる時点で、すでに能力面は十分に評価されているからです。評価点はすでに積み上がっており、あとは「本当にうちに来てくれるのか」を確認するだけ。
成田さんによると、「意思確認型で落ちる学生は、油断して基本的なマナーを疎かにしてしまうケースがほとんど」とのことです。余計なことをせず、これまでの評価を守り切ることが大切です。
合格率が低いケース:加点される(評価点を稼ぐ)ことが重要
選考を主な目的とした最終面接は、合格率が低くなっています。この場合、加点されること、つまり評価点を稼ぐことが重要になります。なぜなら、選考型の最終面接ではまだ合否が決まっておらず、他の候補者と比較されている状態だからです。
基礎点を押さえるのは当然として、そこから先で差がつきます。志望動機の深さ、企業や業界への理解、「この会社でなければならない理由」を明確に伝えることで、評価点を積み重ねていく必要があります。
合格率が高いケース・低いケースの見分け方
では、自分の選考がどちらのタイプに該当するのでしょうか。以下の特徴をもとに確認してみましょう。
合格率が高いケース(60〜80%)
以下の条件に当てはまる場合、最終面接は「意思確認型」の可能性が高く、合格率は60〜80%が目安です。
- 面接回数が多い(4回以上)
- 一次・二次で深掘りされた
- 面接官が社長のみ
- 選考時期が早い(早期選考)
- 中小企業・ベンチャー企業
- 採用人数が少ない(1〜10名)
- 大学からの推薦・専門職採用
合格率が低いケース(30〜50%)
以下の条件に当てはまる場合、最終面接は「選考型」の可能性が高く、合格率は30〜50%が目安です。
- 面接回数が少ない(2〜3回)
- 一次・二次が短時間だった
- 面接官が複数いる
- 選考時期が遅い(後半選考)
- 大手企業
- 採用人数が多い(100名以上)
- 総合職採用
最終面接の合格率・通過率をより正確に把握する4つの方法
自分が受けている選考の合格率が高いのか低いのかを事前に把握できれば、対策の方向性が明確になります。成田さんが実際に人事として選考に携わってきた経験も踏まえ、合格率を把握する4つの方法をご紹介します。
【おすすめ】データを持っている就活のプロに聞く
最もおすすめなのが、就活エージェントに相談する方法です。就活エージェントは企業ごとの選考データや合格率を把握しており、「この企業の最終面接は厳しいか」「意思確認型か選考型か」といった情報を直接聞くことができます。
また、過去の内定者の傾向や、面接で実際に聞かれた質問の情報も得られるため、より具体的な対策が可能になります。就活エージェントは無料で利用できるため、最終面接を控えている方は相談しておくことをおすすめします。
▼企業ごとの選考データを知りたい方は、就活エージェントの活用がおすすめです。
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人事やリクルーターに聞く
すでに企業の人事担当者やリクルーターと接点がある場合は、直接聞いてみるのも有効な方法です。人事やリクルーターは「あなたに受かってほしい」と考えている立場であり、選考の事情をよく知っています。
ケースから判断する
人に聞けない場合は、前述の「合格率が高いケース・低いケース」を参考に、自分の選考がどちらに近いかを判断しましょう。ただし、あくまで推測なので、油断せず対策を行うことが大切です。
ネットで調べる
就活口コミサイトで過去の体験談を確認する方法もあります。ただし、ネットの情報は信頼性にばらつきがあるため、参考程度にとどめておきましょう。
最終面接の合格率・通過率を上げる5つの対策
「対策をしっかりすれば合格率は上げられる」と成田さんは言います。人事として多くの就活生を見てきた経験をもとに、内定獲得に向けた5つの対策をご紹介します。
▼最終面接の対策について、詳細は以下の記事をご覧ください
最終面接を突破する完全対策ガイド:質問回答・逆質問・マナーについて元日系大手人事が解説
①質問・逆質問・マナーなど基礎的な対策を行う
最終面接に臨む前に、よくある質問への回答・逆質問・マナーといった基礎的な対策を徹底しておきましょう。
質問・聞かれることへの対策を行う
最終面接では、一次・二次面接とは異なる質問が多く聞かれます。「入社意欲」や「マッチ度」を確認する質問が中心となるため、事前に回答を準備しておかないと、その場で考えて答えることになり、曖昧な回答になってしまいます。頻出の質問を把握し、回答を事前に考えておきましょう。
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最終面接特有の質問
- 入社後にやりたいことは何ですか?
- 3年後・5年後・10年後のキャリアプランを教えてください
- 他社の選考状況を教えてください/当社が第一志望ですか?
- なぜ同業他社ではなく当社なのですか?
- 内定を出したら入社しますか?
- 最後に何か伝えたいことはありますか?
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共通質問
- 自己紹介をお願いします
- 志望動機を教えてください
- 自己PRをしてください
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を教えてください
- 強み・弱みを教えてください
- 挫折経験を教えてください
▼最終面接で聞かれることについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
最終面接で聞かれることとは?頻出質問17選+変化球9選と役員に刺さる答え方を元人事が解説
逆質問への対策を行う
最終面接で「何か質問はありますか?」と聞かれた時に「特にありません」と答えるのは、志望度が低いと判断される致命的なNG行動です。また、1〜2個しか用意していないと面接中に全て消化されてしまい、最後に質問できなくなるリスクがあります。逆質問は5個を目安に事前に考えておきましょう。
逆質問の例
- 企業の「未来・ビジョン」に関する質問:「5年後、10年後に御社がどのような姿になっていることを目指していますか」
- 経営者個人の「価値観・原体験」に迫る質問:「○○さんが仕事をする上で大切にしている価値観を教えてください」
- 入社後の「活躍・貢献」に関する質問:「御社で活躍されている方に共通する特徴はどのような点だと感じますか?」
- 企業理念・社風に関する質問:「御社の企業理念である『○○』が社員にどのように浸透しているか教えてください」
- 面接中の話から派生する質問:「先ほど○○についてお話しいただきましたが、経営視点ではどのようにお考えですか」
▼最終面接の逆質問について、詳しくは以下の記事で解説しています。
【5タイプ別】最終面接の逆質問30選:社長に刺さる逆質問の例と作り方を元人事が解説
マナーを押さえておく
最終面接は役員・社長が相手となるため、マナー違反は致命的です。「能力は高いけど、一緒に働きたくない」と判断されてしまうと、それまでの評価が台無しになります。入室・退室の挨拶、名刺の扱い、座り方や姿勢、話し始めのタイミングなど、基本的なビジネスマナーを押さえておくことで減点を防ぐことができます。また、面接終了後は、当日中にお礼メールを送ると好印象です。
▼最終面接のお礼メールについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
最終面接のお礼メールは必要!正しい送り方を例文付きで元人事が解説
②企業についての理解を深める
最終面接では、「なぜ同業他社ではなく当社なのか」「企業の課題をどう考えているか」といった企業理解の深さが問われます。表面的な情報だけでは、志望度が浅いと判断されてしまいます。社長・役員の経歴やインタビュー、企業の最新ニュースを調べて対策しましょう。
- 社長・役員に関する経歴・記事を調べておく:企業HPの役員紹介で名前・顔写真を確認し、社長インタビューやSNS発信があれば目を通しておきましょう。上場企業の場合は中期経営計画やIR資料も確認すると良いです。リサーチした情報は逆質問にも活かせます。
- 企業・業界に関するニュースを調べる:「最近気になったニュースは?」「当社の課題は?」といった質問に備え、直近のプレスリリースや業界ニュース、競合他社の動きを把握しておきましょう。「御社の○○事業について最近のニュースで拝見しました」と話すと、志望度の高さが伝わります。
- 自分の強みと事業の接点を整理しておく:自分の強みや経験が、その企業の事業・仕事でどう活きるかを言語化しておきましょう。「御社の○○事業では、私の○○という強みがこのように活かせると考えています」と具体的に語れると、入社後の活躍イメージが伝わります。
③不採用になった人・合格した人の特徴を調べる
「この企業の最終面接では何が評価されるのか」「どんな人が落ちやすいのか」を事前に知っておくことで、対策の精度が格段に上がります。企業ごとの内定者・不採用者の傾向を把握しておくと、自分の対策に活かせます。
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就活エージェントは、多くの就活生の最終面接をサポートしてきた経験があり、企業ごとの内定者・不採用者の傾向を把握しています。担当のキャリアアドバイザーに「この企業の最終面接で不合格になる人の共通点は?」「評価されるポイントは?」と聞いてみましょう。
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それ以外の調べ方
- 人事・リクルーターに聞く:企業の人事担当者やリクルーターと接点がある場合は、「最終面接で評価されるポイントは何ですか?」と聞いてみましょう。「こういう人が受かっています」というヒントをもらえることがあります。
- ネットで調べる:就活口コミサイトで過去の体験談を確認しましょう。「どんな質問をされたか」「どんな回答が評価されたか」を参考にできます。ただし、口コミはあくまで個人の感想であり、情報の信頼性にばらつきがあるため、参考程度にとどめてください。
④一次・二次面接など過去の回答を振り返る
企業は面接内容を記録しており、最終面接では一次・二次面接との一貫性がチェックされます。「前回と言っていることが違う」と判断されると、信頼性を疑われて不合格になるリスクが高まります。過去の面接を振り返っておきましょう。
- 過去の面接で話した内容をノートにまとめる:ESや過去の面接で話した内容を整理しておきましょう。例えば、「一次面接で○○と話したが、深掘りされたらどう答えるか」をシミュレーションしておくと、最終面接の対策に役立ちます。
- 回答に一貫性があるか確認する:過去の面接で話した内容と矛盾がないか確認しましょう。「前回と言っていることが違う」は致命的な減点要因です。もし矛盾がある場合は、「選考を通じて理解が深まった」とポジティブに説明できるよう対策しておきましょう。
- 懸念点を払拭する回答を考えておく:過去の面接で指摘された点があれば、払拭する回答を考えておきましょう。一貫性をどう保つか、懸念点をどう払拭するかを想定しておくと、最終面接で自信を持って回答できます。
⑤模擬面接など最終面接に向けた練習をする
頭で理解しているだけでは、本番で緊張して言葉が出てこなかったり、話し方に違和感が出てしまったりします。模擬面接で本番を想定した練習を行い、万全の準備で最終面接に臨みましょう。
【おすすめ】就活エージェントに模擬面接を依頼する
最終面接の練習として最もおすすめなのは、就活エージェントに模擬面接を依頼することです。
就活エージェントは企業ごとの選考傾向を把握しているため、「この企業の最終面接では○○を重視している」といった具体的なアドバイスがもらえます。実際に模擬面接を行った後は、話し方・視線・姿勢・回答内容まで細かくフィードバックしてもらえるため、本番前に自信をつけることができます。無料で利用できるので、活用しない手はありません。
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その他の練習方法
- 友人・家族に面接官役を頼む:友人や家族に面接官役をお願いするのも1つの手です。気軽にできるのがメリットです。「結論ファーストになっているか」をチェックしてもらいましょう。
- 自分の回答を録画してチェックする:スマホで録画して、自分の話し方を確認するのも効果的です。自分では気づきにくい癖(早口、視線、姿勢など)を発見できます。第三者に見てもらい、指摘してもらうとさらに良いでしょう。
絶対に避けたい!合格率を下げる8つのNG行動
最終面接で不合格になる人には共通点があります。成田さんが人事として採用に関わる中で、「これで落とされてしまう」と感じた典型的なNG行動を解説します。
逆質問で「特にありません」と言ってしまう
逆質問を求められた時に「特にありません」と回答するのは絶対NGです。社長や役員と話せる貴重な機会に質問がないというのは、志望度や熱意を疑われる大きな原因になります。成田さんは人事時代、「逆質問で"特にありません"と言った学生は、どれだけ優秀でも採用を見送った」と語ります。必ず5つ以上の逆質問を事前に考えておきましょう。
「第一志望ですか?」に曖昧に答えてしまう
「第一志望群です」「御社も志望度が高いです」といった曖昧な回答は、志望度が低いと判断されてしまいます。企業側は内定を出したら入社してくれる人材を選びたいと考えているため、「御社が第一志望です」と言い切る準備をしておきましょう。迷っている場合でも「御社への入社意欲は非常に高いです」と伝え、その理由を具体的に説明できるようにしておくことが大切です。
質問と回答がズレてしまう(Q&Aズレ)
「聞かれた質問に答えていない」ケースは意外と多いです。役員や社長は限られた時間で合否を判断するため、この「Q&Aズレ」には敏感です。質問の意図が分からなかった場合は遠慮なく聞き返しましょう。すぐに答えが浮かばない場合は「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えるのも有効です。
話し方・仕草・マナー・態度で違和感を与える
役員や社長は無意識の態度や姿勢から「一緒に働きたいか」を瞬時に判断します。視線が定まらない、猫背になっている、早口すぎる、声が小さい、フィラー(えー、あのー)が多いなど、1つでも該当すると失点リスクがあります。
目指すべき温度感は「サークルやアルバイトの2〜3年上の先輩と話すくらい」です。丁寧ではあるが堅すぎず、自分の言葉で話している感じがあることが大切です。
過去の面接内容と矛盾してしまう
一次・二次面接で話した志望動機やガクチカと矛盾がないか、必ず確認しておきましょう。面接官は申し送りを見ている場合があり、「前回と言っていることが違う」というのは致命的な減点要因です。履歴書・ESの内容も再確認し、一貫性のある受け答えを心がけましょう。
油断して「素」が出てしまう
最終面接は和やかな雰囲気で進むことが多いですが、最後まで「面接」であることを忘れてはいけません。タメ口が混じる、若者言葉が出る、ネガティブな本音を漏らすなど、油断から出るNG行動に注意しましょう。面接官がフレンドリーに接してくれるのは、あなたの「素の姿」を見るためでもあります。
受かる・落ちるフラグを気にしすぎてしまう
「面接官がこう言ったら合格サイン」「こういう反応は不合格フラグ」といった情報を目にしたことがある方も多いでしょう。しかし、面接中にこれらを気にしすぎると、パフォーマンスが落ちてしまいます。
合格サイン(入社後の話が出る、他社状況を深掘りされる)が出ても油断せず、不合格サイン(面接時間が短い)が出ても諦めないでください。サインはあくまで目安です。最後まで全力を尽くすことが何より大切です。
▼最終面接で落ちるフラグについて、詳しくは別記事で解説しています。
最終面接の落ちるフラグ10選:元人事が教える「勘違いフラグ」の真相
一人で対策を進めてしまう
最終面接の対策を一人で進めていると、自分では気づかない「癖」や「弱点」を見落としがちです。客観的なフィードバックがないまま本番を迎えると、同じミスを繰り返してしまうリスクがあります。
就活エージェントを活用すれば、企業ごとの選考傾向を踏まえたアドバイスや、模擬面接でのフィードバックを受けることができます。プロの視点を借りて、見えていなかった改善点を潰しておきましょう。
▼最終面接前にプロのフィードバックを受けたい方は、就活エージェントの活用がおすすめです。
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合格率より大事!最終面接に臨む心構え
合格率を把握することは大切ですが、数字を意識しすぎると逆効果になることもあります。ここでは、最終面接に臨む際の心構えを紹介します。
【前提】集中できない時は「一人で就活しない」
最終面接前は、不安やプレッシャーで集中できなくなることがあります。「落ちたらどうしよう」「これが最後のチャンスかも」と一人で抱え込むと、視野がどんどん狭くなってしまいます。
そんな時は、一人で抱え込まず、就活エージェントや友人に相談してみてください。話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になりますし、自分の考えを整理するきっかけにもなります。模擬面接やフィードバックをもらえば、自信を取り戻して面接に臨めるようになるでしょう。
▼最終面接前の不安を解消したい方は、就活エージェントに相談してみましょう。
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面接前に皮算用をしない
「合格率が高いから大丈夫」「低いからダメかも」といった皮算用は、面接前の大敵です。通過率が高いと油断につながりますし、低いと過度な緊張や不安を招きます。合格率はあくまで目安です。数字に振り回されず、「やるべきことをやる」ことだけに集中しましょう。
面接中は合格フラグ・落ちるフラグを意識しすぎない
「時間が短かった」「深掘りされなかった」など、面接中に気になることはあるものです。しかし、これらは必ずしも結果を決めるものではありません。フラグを探すことに意識が向くと、目の前の会話に集中できなくなります。
「握手された=合格」「エレベーター見送り=合格」といった話もありますが、これらは都市伝説に近いものです。フラグを気にするよりも、目の前の会話に集中することを意識しましょう。
▼落ちるフラグを気にしないでいい理由は、以下の記事で解説しています。
最終面接の落ちるフラグ10選:元人事が教える「勘違いフラグ」の真相
面接後は切り替えて、次の企業の対策をする
最終面接が終わったら、結果を待つしかありません。「不合格だったらどうしよう」と考えても結果は変わらないので、結果が出るまでは次の企業の対策に集中しましょう。
万が一不採用になってしまっても、「企業との相性やマッチ度の問題だった」と割り切ることが大切です。最終面接まで進んだということは、あなたの能力やスキル、人柄は十分に評価されていた証拠です。
▼面接後に気持ちを切り替える方法は、以下の記事で解説しています。
最終面接の結果待ちが辛い!5つの原因と対処法を元人事が伝授
よくある質問
就活のサポーターとしてよく聞かれる質問や、en-courage利用者へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。
Q. 最終面接の結果はいつ届きますか?
A. 一般的に7〜10日前後で届くことが多いですが、企業によって異なります。早い場合は当日中に電話がかかってくることもあります。連絡が遅いからといって不合格とは限らないので、落ち込まずに待ちましょう。企業ごとの傾向が気になる場合は、就活エージェントに相談すると過去のデータをもとに教えてもらえます。
Q. 面接時間が短いと不合格になりますか?
A. 「面接時間が短い=不合格」というのは都市伝説に近いです。意思確認型の最終面接であれば短時間で終わることも多いですし、逆に長引いても懸念点を深掘りされている可能性もあります。面接時間に一喜一憂するよりも、伝えたいことを伝えられたかを振り返りましょう。不安な場合は、就活エージェントに面接の振り返りを相談するのもおすすめです。
Q. 「握手」や「配属先の話」は合格のサインですか?
A. 握手を求められたり、配属先の話が出たりすると期待してしまいますよね。確かに内定の可能性が高いサインではありますが、確定ではありません。企業によってはすべての応募者に同じ説明をしている場合もあります。正式な連絡が届くまでは気を抜かず、他の企業の選考も並行して進めておきましょう。企業ごとの選考傾向は就活エージェントに聞くと詳しく教えてもらえます。
Q. お礼メールは送るべきですか?
A. 必須ではありませんが、送ると好印象につながることが多いです。送るタイミングは面接当日か翌日がベストで、内容は感謝と志望度の高さを簡潔に伝える程度で十分です。メール一本で結果が変わることは少ないですが、最後まで丁寧な姿勢を見せることは大切です。お礼メールの書き方に不安がある場合は、就活エージェントに添削してもらうこともできます。
Q. 予想外の質問が来た時、考える時間をもらってもいいですか?
A. まったく問題ありません。焦って的外れな回答をするよりも、落ち着いて考えてから答える方が好印象です。「少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか」と丁寧にお願いすれば、真剣に質問と向き合っている姿勢として好意的に受け取られます。予想外の質問への対応力を鍛えるには、就活エージェントの模擬面接で練習しておくのが効果的です。
監修:成田 駿
元日系大手人事/就活サポーター
日系大手事業会社で最年少部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。戦略設計からイベント企画、選考フロー、研修まで新卒採用の入口から出口までを幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。人事業務以外でも累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を誇る。
協力:NPO法人en-courage
全国約120の大学に支部を展開し、就活生を対象としたキャリア教育支援を行うNPO法人。独自にイベントやメディアを多数運営し、年間2,500件以上のセミナーを開催。企業と学生の間に年間約80万回の接点を創出するなど、国内最大級の規模で活動している。すべての就活生が本質的なキャリアを通じて人生を最大化できるよう、個別支援やコミュニティづくりを通じたサポートを目指している。