「面接時間が短かった」「入社後の話が一切なかった」
最終面接を終えた後、こうした「落ちるフラグ」が気になって不安になっていませんか。
結論から言うと、フラグはあくまで傾向に過ぎず、実際の合否とは必ずしも一致しません。「落ちるフラグ」があっても受かった人、「受かるフラグ」があっても落ちた人は多くいます。
今回は、元日系大手人事で、en-courageの就活サポーターとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの経験やen-courage利用者へのインタビューを基に、最終面接のフラグの真相と結果待ち期間の過ごし方を解説します。
最終面接の「落ちるフラグ」は当てにならない?
成田さんが人事だった頃、世間で言われている「落ちるフラグ」を合格の場合でも出してしまうことが日常的にあったそうです。ここでは、よくある「落ちるフラグ」の真相と、正しい捉え方をお伝えします。
「落ちるフラグ」があっても受かった人は多い
en-courage利用者へのインタビューでは、「面接が15分で終わって絶対落ちたと思ったのに、翌日に内定の電話が来た」「面接官がずっと無表情で最悪だと思ったら受かっていた」といった声が多数寄せられています。成田さんも「一次・二次面接の評価がすでに固まっている場合、最終面接は入社意思の確認だけで短く終わることがある」と話しています。面接時間が短いのは、むしろ合格が決まっているサインだった可能性もあるのです。
また、反応が薄い面接官については「あえて淡々と対応してストレス耐性を見ているケースもある」とのこと。そもそも面接官の性格や企業の方針によって対応は大きく異なるため、表面的な態度だけで合否を判断するのは難しいのが実情です。
「受かるフラグ」があっても落ちることがある
逆に、「受かるフラグ」と呼ばれるサインがあったにもかかわらず、不合格になるケースも存在します。「面接がすごく盛り上がって、『一緒に働きたい』とまで言われたのに落ちた」という経験談は、en-courage利用者へのインタビューでも少なくありません。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
成田さんによると、面接官の評価がどれだけ高くても、合否が決まるのは面接の場ではなく「採用会議」だからです。複数の面接官の意見、採用枠、予算、他の候補者との比較など、さまざまな要素を総合して最終判断が下されます。面接官個人が「一緒に働きたい」と思っていても、相対評価の結果、他の候補者が優先されることは珍しくありません。
また、他社の選考状況を聞かれたからといって、それが合格のサインとも限りません。マナーとして全員に確認している企業もあるからです。
フラグより「結果待ち期間の過ごし方」が大事
ここまで読んでいただいたとおり、フラグだけで合否を正確に予測することはできません。どれだけ分析しても、結果を変えることはできないのです。それよりも大切なのは、結果待ち期間をどう過ごすかです。この期間を有意義に使えば、合格なら次のステップへ、不合格でも次の選考へスムーズに移行できます。
フラグに振り回されて不安になる時間があるなら、他社の選考準備や情報収集など「今できること」に集中しましょう。後悔しないためにも、自分のコントロールできることに目を向けることが大切です。
就活生に聞いた「落ちるフラグ」「受かるフラグ」だと思われているもの一覧
en-courage利用者へのインタビューで、「落ちるフラグだと思った」「受かるフラグだと思った」という声を集めました。ただし、これらはあくまで「そう感じた」というだけであり、実際の合否とは一致しないことも多いです。参考程度にご覧ください。
「落ちるフラグ」だと思われがちなもの10選
就活生が「これがあると落ちたと感じた」と報告したものを10個紹介します。ただし、後述する「勘違いフラグ」で解説するとおり、これらがあっても合格しているケースは珍しくありません。
①面接時間が予定より極端に短い
「30分の予定が15分で終わった…」。面接室を出た瞬間、頭が真っ白になりますよね。「もう見切られた」「興味を持たれなかった」と不安になるのは当然です。ただ、実は「即決で合格」のパターンもあります。すでに一次・二次で評価が固まっていて、最終は意思確認だけで終わるケースです。
②回答を深掘りされず淡々と進む
「なぜそう思ったの?」「具体的には?」といった深掘りがなく、「それで終わり?」と拍子抜けするケース。興味がないから聞かないのでは、と不安になります。ただ、すでに合格を決めていて確認程度に留めている場合もあるので、一概には言えません。
③入社後の業務や配属の話が一切出ない
合格候補には「入社したらこんな仕事をしてもらう」と魅力付けをするのが一般的。その話が一切ないと「入社を想定されていないのでは」と感じます。ただ、面接官のスタイルや時間の都合で省略されることもあるので、これだけで判断するのは早計です。
④「結果はメールで連絡します」と事務的に言われる
「電話なら合格、メールなら不合格」という噂を聞いたことがある人も多いでしょう。事務的にメール連絡を告げられると、不合格通知を想定されているように感じます。ただ、企業によって連絡方法のルールは異なるので、これだけで判断するのは危険です。
⑤逆質問の時間がない・回答が短い
「何か質問はありますか?」の場面がなかったり、あっても形式的だったりすると焦ります。「早く終わらせたいのかな」と感じてしまいますよね。ただ、スケジュールの都合で省略されることもあるので、過度に気にしないほうがいいでしょう。
⑥他社の選考状況を聞かれない
採用したい学生には「他社はどうですか?」と確認するもの。聞かれないと「興味を持たれていない」と感じます。ただ、マナーとして聞かない方針の企業や、聞くタイミングを逃しただけのケースもあります。
⑦終始、就活のアドバイスやダメ出しをされる
「もっとこういう話し方をした方がいいよ」「他の業界も見てみたら?」とアドバイスが続くと、不合格を前提にした「親心」に感じます。ただ、期待しているからこそ厳しく見ているケースもあるので、落ち込みすぎないでください。
⑧メモを取らず目も合わない
面接官がメモを取っていないと「記録する価値がない」と判断されたように感じます。目が合わないのも、関心の薄さを示しているように見えますよね。ただ、話に集中したい面接官もいますし、すでに合格を決めていてメモが不要なケースもあります。
⑨否定的な反応や圧迫気味の態度が続く
何を答えても首を傾げられたり、「それは違うんじゃない?」と否定が続くと、心が折れそうになります。ただ、あえて厳しく接してストレス耐性をチェックしている可能性もあります。圧迫面接だったからといって、落ちるとは限りません。
⑩定型的な質問だけで終わり雑談がない
志望動機・自己PR・ガクチカといった定型質問だけで終わり、趣味やサークルの話題に広がらないケース。興味があれば自然と話が膨らむはずなので、「早く終わらせたいのかな」と感じてしまいます。ただ、これは面接官の性格やスタイルによるところが大きいです。
「受かるフラグ」だと思われがちなもの8選
続いて、「これがあったら受かったと感じた」と報告が多かったものを8個紹介します。期待したくなる気持ちはわかりますが、これらがあっても落ちるケースはあります。過度な期待は禁物です。
①面接時間が予定をオーバーして盛り上がる
30分の予定が45分、1時間になると「手応えあり!」と感じますよね。面接官が「もっと知りたい」と思っている証拠に見えます。ただ、どれだけ盛り上がっても、採用会議での相対評価で落ちることはあります。
②具体的な配属先やキャリアパスを語られる
「うちに入ったら最初は〇〇部署で経験を積んでもらって」「3年後にはリーダーを目指せるよ」。こんな話をされたら、入社を前提にしてくれていると期待しますよね。ただ、公平性のために全員に同じ説明をする企業もあるので注意が必要です。
③「内定を出したら来てくれるか?」と確認される
強い意思確認をされると、「出したいから聞いているんだ」と期待が高まります。ただ、面接官個人の意向と、採用会議での最終判断は別物。この質問があったからといって、確定ではありません。
④他社の選考状況を根掘り葉掘り聞かれる
「他社はいつ頃結果が出る?」「何社くらい受けてるの?」と詳しく聞かれると、他社に取られたくない心理の表れに見えます。ただ、マナーとして全員に確認している企業もあるので、これだけで判断するのは危険です。
⑤次のステップ(社員面談・懇親会)を案内される
「この後、現場の社員と話す機会を設けるから」と言われたら、合格前提だと期待しますよね。ただ、結果が出る前に案内だけしておくケースもあるので、確定とは言えません。
⑥「結果は電話で連絡します」と言われる
合格連絡は電話、不合格はメールという企業が多いため、「電話で連絡しますね」と言われると合格を確信したくなります。ただ、合否に関係なく電話連絡する企業もあるので、これだけで判断するのは早計です。
⑦面接官が自社の魅力付けに必死になる
「うちの会社はこんな良いところがあってね」と、面接官が熱心に自社をアピールしてくれると、「入社してほしい」と思われている証拠に感じます。ただ、採用ブランディングの一環として全員にする企業もあるので、過度な期待は禁物です。
⑧握手を求められる・「一緒に働きたい」と言われる
面接の最後に握手を求められたり、「ぜひ一緒に働きたい」と直接言われたりすると、ほぼ合格だと確信したくなりますよね。ただ、面接官個人がそう思っていても、最終決定権がないケースは多いです。採用会議で他の候補者が優先されることもあります。
元人事が解説「勘違いフラグ」が起こる理由
ここまで紹介した「落ちるフラグ」「受かるフラグ」は、実際の合否と一致しないことが多いです。なぜこれほど多くの「勘違い」が生まれてしまうのか、元人事の成田さんにその裏側にある構造的な理由を解説いただきました。
合格なのに「落ちるフラグ」が出る3つの理由
「落ちるフラグ(時間が短い、反応が薄いなど)」があったとしても合格しているケースには、以下の3つの理由が隠れています。
- ①最終面接は評価ではなく「意思確認」の場だから:一次・二次面接で評価がすでに固まっている場合、最終面接は「入社意思の確認」だけで終わることがあります。この場合、面接時間が極端に短くなったり、深掘り質問がなかったりしますが、それは「合格が決まっている」ことの裏返しでもあります。
- ②あえて厳しい態度で「ストレス耐性」を見ているから:反応が薄い、圧迫気味といった態度は、あなたを落とそうとしているのではなく、合格ラインにいるからこそ「入社後のプレッシャーに耐えられるか」を確認している可能性があります。厳しい態度は「期待の表れ」であるケースも多いのです。
- ③合否に関係なく「企業のルール」で対応しているから:「エレベーターまで送られなかった」「交通費が出なかった」「事務的なメール連絡だった」といった対応は、合否のサインではなく、単にその企業の「採用ルール」や「方針」であるケースがほとんどです。これらは採用フローとして決まっているだけで、個別の評価とは無関係です。
不合格なのに「受かるフラグ」が出る3つの理由
逆に「受かるフラグ(盛り上がった、一緒に働きたいと言われた)」があったのに落ちてしまう背景には、組織採用ならではの事情があります。
- ①合否は「相対評価」で決まるから:面接中に「ぜひ一緒に働きたい」と言われても、最終的な合否は面接後の「採用会議」で、採用枠や予算、他の候補者との比較(相対評価)を経て決定されます。たとえ役員個人がその場ではあなたを高く評価していても、限られた採用枠を巡る競争の結果、他の候補者が優先されることは珍しくありません。
- ②入社後の話は「全員にする」のが一般的だから:「配属先」や「キャリアパス」の話が出ると合格を確信しがちですが、企業によっては公平性を保つため、あるいは入社意欲を高めるために、候補者全員に同じ説明をしている場合があります。具体的な話が出たからといって、合格が確定しているわけではありません。
- ③他社状況の確認は「マナー」だから:選考状況を聞かれると「囲い込みたいのでは?」と期待しますが、多くの企業ではビジネスマナーとして、あるいは事務的な確認事項として全員に聞いています。質問の有無と合否は必ずしも直結しません。
それでも面接中「落ちたかも」と不安になったら
ここまで解説した通り、面接官の反応だけで合否を判断するのは難しいものです。とはいえ、面接中に手応えがなく「誤解されているかも」「響いていないかも」と不安なまま終わるのは避けたいですよね。
そこで成田さんが提案しているのが、逆質問の時間を使った「懸念点の直接確認」です。
「最後に何か質問はありますか?」と聞かれた際に、思い切って「今回のお話を通じて、私について採用にあたっての懸念点はありますでしょうか?」と聞いてみましょう。もしそこで懸念を言ってもらえれば、その場で補足説明をして誤解を解くチャンスが生まれます。勝手に「落ちた」と決めつけるのではなく、最後にできるだけのアプローチをしておくことが大切です。
フラグを気にするより大事!結果連絡待ちの間にやるべきこと
en-courage利用者へのインタビューでは「待っている間が一番辛かった」という声をよく聞きました。ただ待つだけでは辛いので、今からできる具体的なアクションをお伝えします。どちらの結果になっても後悔しないよう、この期間を有意義に使いましょう。
誰かに話して不安を軽くする
結果待ち期間の不安は、一人で抱え込むほど大きくなります。友人や家族に「今こういう状況で悩んでいる」と話すだけでも心が軽くなりますし、不安は誰かに話すことで「外在化」され、和らいでいくものです。
特におすすめなのは就活エージェントへの相談です。就活エージェントなら現状を客観的に分析し、「この企業がダメでも、あなたに合う企業は他にもある」と具体的な選択肢を示してくれます。結果待ちで不安な時こそ、プロの視点で自分の就活を見直す良い機会です。
▼結果待ちの不安を軽くしたい方は、プロと相談しながら就活を進めましょう。
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視野を広げて選択肢を増やす
「この会社に落ちたらどうしよう」という不安の多くは、視野が狭くなっていることが原因です。就活で出会える企業は、日本に存在する企業のごく一部にすぎません。あなたに合う企業は、まだ知らないだけで必ず存在します。
今まで見ていなかった業界や企業にも目を向けてみましょう。就活エージェントに「自分に合いそうな企業」を相談してみるのも効果的です。選択肢を広げることで、心の余裕が生まれます。
持ち駒を増やして心の余裕をつくる
「この1社に落ちたら終わり」という状況が、不安を最大化させます。常に3社以上の選考が進んでいる状態をつくることで、心の余裕が生まれます。就活エージェントに登録すれば、自分に合った企業を紹介してもらえるので積極的に活用しましょう。
「他にも可能性がある」と思えるだけで、プレッシャーは大きく軽減されます。なお、連絡が遅い場合は補欠合格で「キープ」されているケースもあるため、諦めるのはまだ早いです。
▼視野を広げる・持ち駒を増やすなら「プリムスキャリア」の利用がおすすめです。
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今のうちに面接を振り返る
万が一落ちてしまった場合に備えて、記憶が新しいうちに面接を振り返っておきましょう。振り返りをしておけば、次の選考にすぐ活かせます。
チェックしておきたいのは、うまく答えられなかった質問はなかったか、面接官の反応が良かった点・悪かった点は何か、ES・一次・二次で話した内容と矛盾していないか、の3点です。矛盾がある場合は「選考を通じて理解が深まった」とポジティブに説明できるよう準備しておくと安心です。
なお、落ちた原因は「準備不足」「価値観のミスマッチ」「運(相対評価)」の3つに分類できますが、改善できるのは「準備不足」だけです。それ以外は相性や運の問題なので割り切りましょう。最終面接まで来た時点で能力は認められています。落ちたとしても「この会社とは合わなかった」だけであり、自分の価値が否定されたわけではありません。
次の選考に向けて対策・準備を進める
結果待ち期間は「次の準備期間」と捉えて、切り替えて次の選考に向けて動きましょう。「落ちたかも」とモヤモヤする時間があるなら、その時間を対策・準備に充てる方が建設的です。
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基礎的な対策を行う
- よく聞かれる質問への回答準備:「入社後にやりたいこと」「キャリアプラン」「なぜ同業他社ではなく当社か」など
- 逆質問の用意:5個を目安に準備。「御社で活躍されている方の共通点は?」など
- マナーの確認:身だしなみ、姿勢、話し方、表情など基本を再確認
- 企業についての理解を深める:面接官となる社長・役員の経歴やインタビュー記事を事前にチェックし、直近のニュースリリースやIR資料にも目を通しておく
- 受かった人・落ちた人の特徴を調べる:就活エージェントに聞けば、その企業の最終面接で重視されるポイントや、過去の合格者・不合格者の傾向を教えてもらえる。口コミサイトやSNSも参考になるが、鵜呑みにしないこと
- 過去の回答を振り返る:企業は一次・二次面接の内容を記録している。最終面接で矛盾した発言をすると「一貫性がない」と判断されるため、ES・一次・二次で話した内容を見直しておく
- 模擬練習をする:就活エージェントに模擬面接を依頼すれば、企業ごとの選考傾向を踏まえたフィードバックがもらえる。無料で利用できるので積極的に活用しよう
▼最終面接の対策について、詳細は以下の記事で解説しています。
- 対策全般:最終面接を突破する完全対策ガイド質問回答・逆質問・マナーについて元日系大手人事が解説
- 質問への回答:最終面接で聞かれることとは?頻出質問17選+変化球9選と役員に刺さる答え方を元人事が解説
- 逆質問:【5タイプ別】最終面接の逆質問30選社長に刺さる逆質問の例と作り方を元人事が解説
期日を過ぎたらメールで問い合わせてOK
結果連絡の期日を過ぎても連絡がない場合は、問い合わせて大丈夫です。面接時に伝えられた「結果連絡の目安」を確認し、その期日の翌日以降にメールで連絡しましょう。合否を直接聞くのはNGですが、「選考結果のご連絡時期の目安を教えていただけますでしょうか」と聞けば、催促している印象を和らげられます。
▼期日が過ぎた場合のメールは以下の記事で解説しています。
最終面接結果はいつ・何時頃に来る?時期・時間帯と遅れる理由を元人事が解説
▼結果待ちがそれでも辛い方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
最終面接の結果待ちが辛い!5つの原因と対処法を元人事が伝授
よくある質問
就活のサポーターとしてよく聞かれる質問や、en-courage利用者へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。
結果連絡はいつ頃来ますか?
一般的には3日〜1週間程度が目安です。ただし企業によって異なるため、面接時に確認しておくのがベストです。土日祝日や大型連休を挟むと遅れることもあります。連絡が遅い=落ちるフラグとは限らないので、焦らず待ちましょう。不安な方は就活エージェントに相談すれば、待ち時間の過ごし方についてアドバイスがもらえます。
連絡が1週間以上来ません。落ちていますか?
必ずしも不合格ではありません。採用会議の日程調整や他候補者の選考状況で遅れることがあります。補欠(キープ)の可能性もあるため、1週間を過ぎたら問い合わせてOKです。待っている間は他の企業の選考を進めておきましょう。就活エージェントに登録しておけば、待機中でも新たな選択肢を紹介してもらえます。
お礼メールを送ると合否に影響しますか?
合否への直接的な影響はほぼありません。ただし、送って損はなく、誠実な印象を与えられます。送る場合は面接当日中〜翌日午前中がベストです。内容は簡潔で問題ありません。お礼メールより大事なのは次の準備。就活エージェントに相談して、他の企業の対策を進めておきましょう。
「最後に一言」で挽回できますか?
大逆転は難しいですが、印象を残すことはできます。入社意欲を改めて伝えたり、面接で伝えきれなかったことを補足するのが効果的です。「何もありません」はもったいないので、事前に準備しておきましょう。うまく答えられなかった不安がある方は、就活エージェントに面接の振り返りを相談すると、次に活かせるフィードバックがもらえます。
最終面接の合格率はどれくらいですか?
一般的には約50%、つまり2人に1人は落ちると言われています。面接回数が多い企業ほど合格率は高くなる傾向です。最終面接では「マインド面でのマッチ度」や「入社意欲の高さ」が見られています。「意思確認だけ」と油断するのは危険です。合格率を上げたい方は、就活エージェントに模擬面接を依頼して対策するのがおすすめです。
監修:成田 駿
元日系大手人事/就活サポーター
日系大手事業会社で最年少部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。戦略設計からイベント企画、選考フロー、研修まで新卒採用の入口から出口までを幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。人事業務以外でも累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を誇る。
協力:NPO法人en-courage
全国約120の大学に支部を展開し、就活生を対象としたキャリア教育支援を行うNPO法人。独自にイベントやメディアを多数運営し、年間2,500件以上のセミナーを開催。企業と学生の間に年間約80万回の接点を創出するなど、国内最大級の規模で活動している。すべての就活生が本質的なキャリアを通じて人生を最大化できるよう、個別支援やコミュニティづくりを通じたサポートを目指している。