JX金属株式会社

Materials

JX金属の長期ビジョン

「装置産業型企業」から「技術立脚型企業」への転身により、激化する国際競争の中にあっても高収益体質を実現、半導体材料/情報通信材料のグローバルリーダーとして、持続可能な社会の実現に貢献する。

JX金属の事業

JX金属は、資源の開発・製錬から、IoT 、AI化が進展する社会に欠かせない先端素材の製造・開発、さらには使用済み電子機器からのリサイクルまで、銅・レアメタルを中心とした非鉄金属に関する一貫した事業展開をグローバルに行っています。

キャプション

【機能材料事業】

機能材料事業では長年培ってきた高度な金属加工技術を駆使し、フレキシブル回路基板などに使われる主力製品の圧延銅箔や、コネクターなどに使われるりん青銅、コルソン合金、チタン銅といった伸銅品などの高機能製品の供給、貴金属めっき・プレス加工などをグローバルに展開しています。 IoT・AI社会の進展や第5世代通信(5G)の本格化を背景とした市場のニーズに応えるため、今後も高屈曲性・高強度・高導電性等の優れた特性を備えた高品質な製品を提供していきます。

【薄膜材料事業】

薄膜材料事業では世界最高水準の非鉄金属製造技術を駆使し、多種多様なスパッタリングターゲットをはじめ、化合物半導体材料、高純度金属および表面処理剤など、最先端IT機器、医療機器および電気自動車などの各種高機能デバイスへと応用できる製品をグローバルに供給しています。 今後もIoT・AI社会の進展や第5世代通信(5G)の本格化などに対し、より高品質な製品を安定的に供給していきます。

【資源事業】

資源小国・日本においては、銅をはじめとする非鉄金属資源の大半を海外に依存しています。銅は現代社会に欠かせない金属資源ですが、その偏在性やカントリーリスク、価格・為替変動リスクに加え、開発プロジェクトの巨大化、国際的な資源獲得競争の激化等に伴う開発費の高騰により、安定的に銅鉱石を確保することは従来以上に困難となっています。また、世界的に精鉱中の銅品位が低下し、不純物が高まる傾向にある中、高品位でクリーンな銅精鉱の価値が高まっています。こうした中、資源事業では、当社グループが権益を保有するカセロネス銅鉱山の安定操業と更なる生産性向上に努めています。また、今後先端素材分野での需要拡大が期待されるレアメタル鉱山の調査・開発にも積極的に取り組んでいます。

【金属・リサイクル事業】

JX金属グループでは、金属製錬とリサイクルの一体的な事業運営を推進しています。銅鉱石と使用済み家電製品・電子機器などのリサイクル原料から、高効率な製錬プロセスを通じて純度99.99%以上の銅地金を生産するとともに、銅を製錬する過程の副産物として、貴金属・レアメタルや硫酸などの生産を行っています。これらの製品を、当社先端素材の材料に供するとともに、日本国内やアジア地域をはじめとする世界各地へ安定的に供給しています。JX金属製錬(株)佐賀関製錬所の銅製錬は、鉱石中の硫黄分の酸化反応熱を用いて溶解を行う環境負荷の少ない製錬法で、余剰熱を活用したリサイクル原料の処理が可能であり、その処理量を増加させることで、持続可能な循環型社会の構築に貢献しています。また、製錬で培った焼却・溶融技術を応用した産業廃棄物の無害化処理事業は、埋め立て処理を必要とする二次廃棄物を発生させないという「ゼロエミッション」を特徴とし、環境汚染防止にも貢献しています。

求める人物像

【Ownership】

JX金属は“あなたの会社”です JX金属は3,000名の社員が集まり、100年以上にわたって業界を牽引してきた会社です。

そして、それらすべてはあなたが動かすことのできるフィールドです。

だからこそ「この会社は自分のものだ」と思うことができる、そんな「Ownership」を持つ人物を私たちは求めています。具体的には次の3つの要素に共感できる人物です。

【① 思い入れ】

自分の会社に思い入れを持って働きたいと考える人物です。JX金属は「社員は単なる会社の歯車ではなく全員がコアメンバーである」という考え方の会社です。事業、技術、人……会社に関する強い思い入れがそれぞれあるからこそ、ときには衝突をいとわず議論し合う、そんな風景があります。自分の会社だという思いから生まれる情熱こそが、価値を生み出すと信じています。愛社精神を持て、ということではなく、愛着のある会社で働くことそのものが自身のモチベーションになる――。そんな人と一緒に働きたいと考えています。

【② 革新の気概】

大企業の看板にもたれることなく、「もっとこうしたい」という自分の信念に基づいて行動に移せる人物です。JX金属は今まさに変化の時期にあります。今後一層新たな価値を社会に提供していくためにも、組織やチーム、あるいは年齢や立場という垣根を越えて、常に新しい思考や行動を生み出す気概が大切です。JX金属のみならず、私たちを取り巻く社会全体も変わり続けています。一つひとつの変化を「革新の気概」をもって楽しんでほしいと考えています。

【③ 誠実・真摯】

仕事で関わるすべての物事に対して、誠実かつ真摯に向き合える人物です。真面目・おとなしいということではありません。「会社を自分のものだと思うからこそ、真正面から向き合う」。その姿勢のことを指します。誠実・真摯に向き合ってはじめて、変革に挑む決意や摩擦をいとわない大胆さ、どんな困難をも乗り越える不屈の精神が育まれると考えています。そうして自らつくり上げた会社だからこそ、自分の会社として誇らしく思えるのです。

約束する環境

東京本社

これから仲間に加わっていただく皆様へ、私たちが約束する環境を「仕事本位」「相互尊重」「変革志向」「自負と矜恃」という4つのキーワードでご紹介します。

私たちの大切にしている価値観が皆様の想いにフィットするか、確かめてみてください。

【仕事本位】

・年齢や職位は関係なく、忌憚なく意見を交わします。目的達成のために侃々諤々、真正面から議論をするのが私たちのやり方です。

・一人ひとりをプロとして認め合っています。個々人の裁量は大きく、やりがいの大きさに直結しています。

・新しいアイデアや奇抜な案も排除されません。一つの考えとして尊重されます。

【相互尊重】

・仕事上の立場だけではない「個人」への信頼と尊重、リスペクトがあります。JX金属で働く人は皆仲間であるという意識を持っています。

・役員から新入社員まで「さん」付けで呼びあうフラットな風土です。どんな人とも気の置けない関係を築くことができます。

・本音のコミュニケーションが相互理解や信頼につながると考えています。そのための時間や費用は惜しみません。

【変革思考】

・まずやってみよう、やることに価値がある、という実践主義の会社です。挑戦し、失敗してもそこから学び、自らの手で未来をつくるという気概があります。

・はじめから完璧であることを求めません。ビジネスの世界においては何が正解かはわからないことから、最善を求めて考え動きだすことを大切にしています。

・今日のJX金属は100年以上にわたる変革や挑戦の積み重ねで出来ています。未来に必要とされる存在であり続けるため、今後も変革に挑み続けます。

【自信と矜持】

・リーディングカンパニーとして長年業界を牽引してきた自負があります。世界のモノづくりと豊かな暮らしを支えていくことに責任と誇りを感じています。

・CSRという概念が生まれるずっと前から、自分たちの信念に基づいて社会や環境への責任を果たしてきました。これからもそんなまっすぐな会社であり続けます。

・先人たちが積み重ねてきた思いは私たちの財産です。培ってきた歴史を胸に次の世代につなげていきます。

ラウンジスペース

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