日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社

総合・ITコンサル

【会社概要】

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)は、IT とデジタル技術を活用し、ビジネス、テクノロジーおよび、エンジニアリング分野のサービスとソリューションで、お客さまのビジネス変革を支援する総合IT サービス企業です。弊社は、インド最大のコングロマリットであるタタグループの中でも、従業員 60 万人以上、46 カ国で事業を展開するタタコンサルタンシーサービシズ(TCS) の一員です。また、日本TCS 単体でも社員の約1/3 が外国籍、25 か国以上の社員が勤務しているグローバルな環境が特徴です。弊社は、そんなタタコンサルタンシーサービシズと三菱商事の合弁会社として2014年7月に発足しました。

世の中は、デジタル技術の進歩により人々の行動様式やビジネスのあり方が大きく変化するとともに、パンデミックや自然災害の発生など、より不確実な時代に突入しています。先の見通しが難しい今、弊社は、企業が「パーパス」に立ち返り、その実現に取り組むことが、企業の持続的成長のみならず社会をよりよい未来へ導くと確信しています。 弊社はグローバルなイノベーション力と集合知および日本企業の強みへの深い理解により、お客さまの「 Gateway to Globalization 」かつ「Catalyst for Technology-ledBusiness Innovation」を実現し、企業の成長と変革、そしてパーパスの実現に取り組みます。

【タグラインBuilding on Belief】

TCS は、テクノロジーでビジネス変革を起こすだけではありません。お客さまの目標や理想に基づいてビジネス変革を支援し、世の中に価値ある変化をもたらすことを目指しています。Building on belief は、自らの前向きな姿勢と無限の可能性により未来をつくるという私たちの信念であり、また、お客さまのパーパスの理解とその実現への決意をも表しています。TCS は、世界中から結集した確かなノウハウとイノベーションで、お客さまとともに、よりインクルーシブで持続可能な未来をつくります。

【事業内容】

世界有数のIT サービス企業へと成長するTCS の知見を活かし、日本TCS では、ベンダーフリー、ワンストップでIT サービス、コンサルティング、ビジネスソリューションを提供しています。現在さまざまな業種・業界で、日本を代表するお客様を「成長と変革のパートナー」として各分野のプロフェッショナルと連携しながら、ご支援をしています。また関わる工程も、IT 戦略、ビジネス分析、要件定義、システム設計・開発・運用保守、IT 基盤構築・運用保守、テスト、ユーザートレーニング、プロダクトデザインなど多岐にわたります。

【世界と日本の知見を融合した最高のソリューションを提供する ”ハイブリッドモデル” 】                TCS の多くのプロジェクトでは、お客様の業種・業界・技術領域を熟知したプロフェッショナルを選び出し、日本と海外で混成チームを編成しています。これによって世界水準のTCS の技術力と知識・ノウハウに、日本市場でのビジネスを展開してきた日本TCS の知見を組み合わせ、日本のお客様に最善・最適なソリューションをお届けすることができます。これをハイブリッドモデルと呼んでいます。

現在、ビジネスパートナーを含む国内約5,000 人と、インドにある日本企業専用デリバリーセンター(JDC: Japan-centric Delivery Center)約5,000 人、総勢10,000 人以上のプロフェッショナルが、日本のお客さまをご支援しています。特に日本のお客さま特有の要望に応えるためには、研修プログラム「光アカデミー」を通じて、海外のメンバーが日本のビジネス慣習や言語と文化を学ぶ機会を提供しています。このようにグローバルで連携することにより、お客様のあらゆる要望に応えることができます。

【グローバル基準の研修・人材育成への考え方】

日本TCS では、IT 未経験の方でも、充実した内定者・新入社員研修を通じてエンジニアとしての着実な一歩を踏み出すことができます。 新入社員向けの研修については、基礎研修の後、配属部門ごとでの研修を予定しています。 TCS では全世界共通で豊富な学習コースとそれらを利用、支援するプラットフォームが提供されています。語学、ビジネス、IT スキル等、様々な分野のコースが用意されており、各自がいつでも、どこでも学習できる環境が整っています。また「知見の蓄積と共有」というバリューにより、社員自らが自身の成長のために必要な学習要素を設定し、自律的に学んでいくことが求められることも特徴です。具体的には、e-learning や新入社員同士でチームを編成し、学習目標や進捗を共有することで、モチベーション向上を促すLearning Scrum やアウトプットの場としてのKnowledge Sharing Session(KSS)など があります。こうした学習プログラムやプラットフォームはグローバルの人材育成の団体から認められ、 ほぼ毎年表彰を受けています。