ネスレとは
世界最大の食品飲料会社です。
グローバルブランドからローカルブランドまで、ブランド数は 2,000以上あり、世界187カ国に拠点を持ちます。
創業者アンリ・ネスレの精神を受け継ぎ、栄養を中心としたネスレの価値観に導かれ、生活の質を高め、
さらに健康な未来づくりに貢献する製品、サービス、知識を個人と家族の皆さまにお届けするためにパートナーとともに取り組みます。
ネスレの歩み
「良質で純粋な原料から作られ、しかも長期保存ができるミルクを人々は求めている」。
そのニーズに応えるために、1866年にアングロ・スイス煉乳会社が設立され、ヨーロッパで初の煉乳生産をスタートさせました。
その一方で、スイス・ヴェヴェーの地に、栄養不足による乳幼児の死亡率の高さに心を痛める青年がいました。
アンリ・ネスレです。
そして、「母乳の代替食品を」と研究を重ね、1867年、安全で栄養価の高い新しい乳児用乳製品を開発し、
それを製造販売する会社を創業しました。
この両社の優れた製品をより広い地域で、より多くの人々へ届けたいという思いは同じで、
1905年にこの両社が合併し、ネスレ・アングロ・スイス煉乳会社が設立されました。
その8年後の1913(大正2)年、ネスレ・アングロ・スイス煉乳会社は横浜に日本支店を開設し、
煉乳やミルクフードなどのネスレ製品の営業活動を開始しました。
1922年には日本支店を神戸に移転。
1961年のコーヒー輸入自由化を前に、「ネスカフェ」の国内生産工場の建設に着手し、
また、日本のネスレで初となる「ぼく、ネスカフェです」というテレビコマーシャルを放映しました。
以来、「ネスカフェ」のある生活を消費者の皆さまへ提案し続けてきています。
現在は、コーヒー、食品、栄養補助食品、チョコレート、ペットケア製品など
世界で展開するさまざまなネスレブランドの高品質な製品群を日本の消費者の皆さまへ提供しています。
世界で、そして日本で販売されているすべてのネスレ製品につけられている
親鳥がひなを見守る姿-これは、アンリ・ネスレが考案し、現在も受け継がれるネスレの鳥の巣マークです。
子供をはぐくむ親の愛を描いたものとして、乳児用乳製品に初めて冠されました。
高い社会的使命に裏付けられたこのマークは、今もネスレ社員の間に脈々と生き続けるその精神の象徴です。
ネスレの安全性
消費者のための品質と安全性は、ネスレの最優先事項です。
これは、食品、飲料からすべてのシステムとサービスに至るまで、ポートフォリオ全体に適用されています。
~ネスレ品質方針~
・お客さまの期待と嗜好に合う製品やサービスを提供することによって信頼を築く
・社内外のすべての食品安全、規制、品質の要求事項に従う
・全社員が不良ゼロ、廃棄物ゼロの姿勢を持つ
・品質をネスレグループ全体の目標とする
~ISO によるマネジメント~
食品安全を保証、品質基準を順守し、そしてお客さまにとっての価値を創造するために、
ISO(国際標準機構)に準拠したマネジメントシステムを採用し、運用しています。
具体的には、品質、環境、食品安全、労働安全の各分野の要求事項を満たしており、独立した認証機関によって監査、検証されています。
~クオリティ バイ デザイン~
品質は、お客さまの要求に準じて、またすべての食品安全と規制要件に従って、製品の開発段階で組み込まれます。
ネスレのR&Dネットワークは、すべての製品にこの「クオリティ バイ デザイン」の考え方を適用しています。
~優れた製造管理~
品質と食品安全を保証するために、国際的に認められている『適正製造基準(GMP)』を適用しています。
GMPは、標準的な作業手順、社員管理とトレーニング、設備のメンテナンス、原料の取り扱いなど、製造のあらゆる面をカバーしています。
~HACCP(危害分析・重要管理点)~
ネスレは、食品安全を保証するために、国際的に認められたHACCP(危害分析・重要管理点方式)のシステムを採用しています。
この予防的かつ科学的なシステムは、食品安全に関する重要な危害を特定、評価して管理し、原料から流通、消費まで食品製造の工程すべてをカバーしています。
ネスレのHACCPプランとシステムは、国際的なISO 22000:2005/ISO 22002-1基準に照らして、外部認証機関により検証されています。
~お客さまの利用~
ネスレ製品には、お客さまにとって最高レベルの品質で、製品を安全に使用するための情報が記載されています。
世界各地にあるネスレのお客さま相談サービスの組織は、お客さまからのあらゆる質問、問い合わせ、また懸念事項に直ちに対応しています。
すべてのネスレ製品のラベルで、お客さまの声をお寄せいただくようお願いしており、住所や電話番号を記載しています。