貴方らしさが最も現れた出来事を小学校、中学校、高校生、大学生の各年代順に簡潔に書 いてください。(800文字)
小学時代の出来事は、6年生の書初め大会だ。私は5年生まで金賞を取り続けており、最 後の年も絶対に金賞をとりたかった。先生にその気持ちを伝えたところ、「100枚書け」と言われ、冬休みに私は書いた100枚を先生に持っていった。100枚書いてみると、仮に金賞でなくてもここまでやった自分に納得する気持ちが生まれた。結果は金賞だった。この経験から、努力は報われること、仮に結果が出なくても必ず自分の力となることを学んだ。中学時代、私は新しいことに挑戦したいという思いからバスケットボール部に入部した。初心者だった私は、周りに早く追いつくために、登校前に毎朝自宅でハンドリング練習やランニングを継続した。その結果、1年生の冬からレギュラーになり、最高学年にはキャプテン兼部長としてチームを引っ張る存在となった。結果を決めるのは環境ではなく自分自身であり、始めから諦めない大切さを学んだ。高校時代もバスケットボールを続けた。仲間との信頼構築の大切さを最も学んだ重要な時期だった。部活動を辞めそうになった仲間の相談に乗った際、私は最初その悩みを勘違いしていた。しかし、その後も寄り添い続けることで真の悩みを明かしてくれるようになり、解決に導くことが出来た。この経験を通し、信頼構築は相手の真のニーズを理解することに繋がると感じ、今後も信頼を大切にして生きたいと強く思った。大学時代は多くの経験や人に出会うために旅行を頻繁にした。中でも友人と四国をヒッチハイクで1周した旅行が最も印象に残った。ただ行きたいから行くのではなく、事前にルールや車が見つからなかった際の別ルート、旅の目的を決めた。結果は計画通りにうまく進み、合計12台の車が協力して下さった。助け合いの温かさや新しい人・地域との出会いに人生が豊かになった。人生における多くの経験は、目標達成のための計画・努力と仲間の存在を大切するという今の自分に繋がっていると感じる。
貴方の強みや得意なこと、研究成果などを具体的に教えてください。(400文字)
所属するゼミの研究は途中段階のため、強みについて述べる。私の強みは、状況に応じて自らの行動を変えることが出来る柔軟性だ。一例として、居酒屋でのアルバイトにおける接客が挙げられる。私は状況を自ら判断し、自分にできる最適な接客を心掛けた。具体的には、お子様連れの方にはフォークの提供、お年寄りの方には席での会計、外国人の方には通常以上の笑顔やジェスチャーを心掛けるといった接客を行った。以上のように、相手のニーズを先読みしマニュアルを超えた接客を行った結果、顧客アンケートにおける「接客が良かった従業員」の欄に何度か書いていただいたり、名前を憶えてくださったりと、より多くの方に満足して頂くことが出来た。仲間からの評価にも繋がり、トレーナーに昇進して仕事を教える立場となった。今後仕事をするにあたっても、状況判断力や柔軟な対応力によって様々な方に満足して頂き、信頼関係を築きたいと考えている。
これまでの人生を振り返って最も夢中になって取り組んだことを教えてください。(400文字)
準体育会のバスケットボール部の活動だ。中でも特に、部内で起きた課題解決に注力した。準体育会は、大会に勝つことを目標にしつつも、学生主体で活動することを持ち味としていた。しかし、OBの方の介入により学生とOBの方で意見が対立し、納得し合う結論を出すことに困難を極めた時期があった。そこで私は、中立的な立場になることでチームに貢献した。具体的には、リーダー達が意見を主張することに固執していた中、私はOBの方の立場になってチームの課題を考えた。介入の根本的な原因を考えた際、チームの潜在的な課題に気が付いた。OBの方目線から意見を仲間に発することは勇気のいることだったが、この発見を仲間に共有したことで主体的に活動する環境作りに導いた。コロナ禍により大会には出られなかったが、OBの方との関係を良好にし、チームのモチベーションを上げることが出来た。この経験から、様々な立場や視点で物事を考えることの重要性を学んだ。