◆アマゾンを志望する理由を教えてください。(500文字以内)
貴社は顧客体験の向上を世界で最も追求し、現に実現している企業であり、自分の情熱と能力の双方を活かすことができると考えたためだ。 まず、私はお節介と言われるほど他者に尽くすのが好きだ。小学校から高校の間、自分の勉強も兼ねてテスト前に予想プリントを作成し、クラスの友人に配っていた。 また、他者が本当に求めているものを探り当て、実現することが得意である。学生団体で、自分の所属していた企画局を活動停止から立て直し、団体が主催する〇〇コンテストの成功に大きく貢献した。その時の成功要因は、局員の活動へのニーズを追求し、局員が楽しさを再発見できる環境整備を行ったことであった。短期的に見れば体制の整備や義務の導入でも、団体の活動に支障がないレベルまでは持ち直せた。しかし、最終的な成果の最大化のために、団体の核である「人」をエンパワーメントすることを選んだ。 貴社は、自社の既存かつ中心サービスであるAmazon書籍部門と競合するKindleを投入するなど、顧客のためには自社の既得権益すら顧みない。このような姿勢に惹かれ、志望した。
アマゾンにはCustomer Obsessionという考えがあります。 なぜCustomer Obsessionが重要だと思うか、具体的な事例を交えて記述してください。(500文字以内)
真に良い、社会を変えうるサービスを作るには、顧客体験のお客様、つまり社会の大多数の人々の便益を徹底的に追求することが必要だからだ。競合のビジネスモデルからは、利益をあげる方法しか学べず、むしろ顧客のニーズを読み取る上では阻害要因になりうる。よって、直接的に顧客の利益を考えるべきである。 事例としてAmazonを挙げる。 Amazonは今や生活になくてはならない存在になっているが、その画期的な点は以下の四点である。「商品の圧倒的網羅性」「カスタマーレビューの導入」「ワンクリックで注文可能」「商品が次の日(即日)届く」どの機能も顧客の利益を最優先しなければ提案できない。例えば、「カスタマーレビューの導入」は、売り手であるAmazonの立場に立つと、批判的なレビューも表示されるため、長期的には信頼を獲得できるが、短期的には売り上げ減の可能性がある。そのため、基本的に他企業では悪い意見を載せていない。しかし、顧客の立場にたつと、全意見の掲載は商品選びに大変役立つ。このように、真に良いサービスを作るには顧客満足度への徹底的なこだわりが必要である。