志望動機(400文字)
貴社の「経験価値」という考え方に共感したこと、また自身の経験を活かせる環境があることから入社を志望いたします。私は中高の6年間で全都道府県を巡り、大学入学後は海外も積極的に旅行しました。その中で大切にしていたことは、ただ行くのではなく、現地で何を見て何を食べ何を学ぶかということです。この価値観を商品にしお客様に提供する仕事は、経験価値を重視する貴社でなければできないと考えます。夏冬のインターンに参加し、また実際の商品を研究する中でお客様を「連れていく」旅行ではなく、お客様が「参画する」旅行づくりが徹底されていると感じました。企画・添乗・調達など、旅行に関わる様々な仕事に一貫して携われる貴社でこそ、自分の経験を活かし、大好きな旅行を一生の仕事にできると考えます。貴社に入社し、お客様に「最高の経験」をお届けする一員になりたく存じます。
あなたが最も成長を感じたたびについて(600文字)
私が最も成長を感じた旅は、大学2年の春休みに友人と行ったエジプト旅行です。初めて英語圏以外の国に行き、「一歩踏み出し挑戦することの大切さ」を学びました。できるだけ現地の人と同じものを食べ、同じ公共交通で移動したいという思いから、あえてフリープランのツアーに参加しました。そのため土産店やタクシーの値段交渉まで自分たちで行い、慣れないアラビア語でのコミュニケーションに苦労しました。しかし同時に意思疎通ができたときや、レストランで頼みたかった料理が出されたときの喜びは今まで味わったことのないものがあり、「やってみる力」で道が開けるということを学びました。また、添乗員さんの重要性に気付けた旅でもありました。滞在中、私の心の拠り所になった店があります。それは日本に住んだことのあるエジプト人の経営する香水店です。静かな店内で日本語でコミュニケーションをとるうちに、安心感を覚え異国で抱えていた緊張や不安が解消されていくのを感じました。この経験から、私は添乗員の同行するツアーのメリットに改めて気付くことができました。現地を熟知した添乗員さんがいるからこそ、旅を通した新しい一歩が踏み出しやすくなるのだと思います。同時に、入社後自分が添乗業務にあたる際は、どのような状況であってもこの日感じたような安心感を提供し、ツアーをより魅力的にする人間になりたいと思いました。