その業界について簡単に説明してください
外資総合コンサル(big4) 戦略、会計、業務改善、テクノロジー、リスク、M&A、FASと扱っている領域が広いことが特徴です。big4はそれぞれグループとして大きいので、戦略やM&A、リスクコンサルが別法人になっていたり、コースごとに選考プロセスが異なることがあります。 日系コンサル(総研系) 市場予測や経済効果を予測するエコノミストと政策の関する委託調査をする研究員と公共案件のコンサルタントと民間企業向けのコンサルタントがいます。 企業によって、公共案件の比率や部署の分け方、エコノミストとコンサルタントの区分が異なり、1人の新卒社員としてどんな案件に関われる可能性があるのか異なってきます。
その業界を志望した理由は?
労働者にとって働きやすい環境を増やすために、経営の観点から組織の効率化を目指すコンサル業界を志望した。 中長期戦略立案だけではなく業務改革やITといった幅広い業務をわかっている方が自分の提案に自信が持てると思ったし、組織を変えている実感が持てると感じたため、総合コンサルを志望した。
内定者や志望者に特徴はありますか?
外資総合コンサルは募集人数が多いので、バックグラウンドが多種多様なことが特徴。また、入社後様々な案件に関わることを求められるため、興味の幅が広い人向きです。 戦略コンサルと異なり、志望順位も人によって異なるため、コンサルの対策を早期からやっていると有利になれると思います。 日系コンサル、シンクタンク系は研究に熱心な人が多いです。興味の幅よりも深さが求められる気がします。
一般的な選考のスケジュールを教えて下さい (インターンや本選考の日程など)
外資総合コンサル 5~7月にかけてサマーインターンの選考が行われる。(優秀者はおそらく優遇あり) 10月以降本選考スタート。 1月以降は外資の選考は終盤だが間に合う
日系コンサル 夏インターンと冬インターン(優秀者はおそらく優遇あり) 3月から通常選考
選考の特徴を教えてください(よく聞かれる質問や特徴的な選考ステップなど)
面接の前にジョブがあったり、1次のグループ面接や短時間の面接があったりと早い段階の選考は絞り込みの意味合いが強い。
志望優先度が就活生によってまちまちなので、転職の多い外資コンサル業界とはいえ業界理解や企業理解について求められる。to Bかつ転職が多く学生にとってわかりにくい業界であることは企業側も承知なので、説明会や選考の早い段階で社員に積極的に質問することで情報は得られる。
1年間どのように過ごしてきたか覚えている範囲で教えてください
5月 4月ロンキャリで夏インターン出したりとなんとなく就活について考えるも答えが出ず... 6月 留学中なのでオンラインで選考してくれそうなサマ-インターンの選考参加 7月 エンカレのメンターに自己分析を頼るようになる 8月 中央省庁、日系コンサル、人材系メガベンチャーのインターンに参加。コンサルだなとなった。 9月 医療系のベンチャーと政府系金融機関の1dayインターンに参加、外資の人事コンサル筆記で落ちる 10月外資総合コンサル受けて落ちる。日系コンサルの早期面談 11月総合コンサルなんか違うなと思って外資コンサル受けなくなる、ベンチャーや日系コンサル等と面談したりOBOG訪問したりしている 12月 1月 1月末総合コンサル2社と人材ベンチャー受け始める 2月 1月に接点があった3社を受ける、コンサル2社から内々定。日系コンサルのインターンに参加 3月 4月 冬インターンに参加した日系コンサルから内々定
就活中に起こった印象的なエピソードを教えてください
1dayインターン(おそらく本選考に直結)を体調不良で欠席したのにもかかわらず、選考がサクサク進んだ企業があったこと
就活中を振り返ってやってみて良かったなと思うことはありますか?
自分がやりたいことを具現化している、あるいは多くの知見を持ってる方とお話しする機会が多く、視野が広がったことと目指したいと思える社会人に出会えたこと。
就活中を振り返ってやっておけば良かったと思うことはありますか?
自分のやりたいことが言語化できなかったこと。ガクチカに自信が持てなかったこと。
同じ業界を志す就活生にアドバイスをお願いします
最初はなんとなくでいいから自分が興味を持つこと・こだわることを見つけてみて、自分の興味がある理由を言語化できるまでいろんな人・企業と出会ってみると良いです。自分にピッタリくるファーストキャリアが見つかることをお祈りします。