みなさんは、エンカレッジをうまく活用できていますか?
就活を終えた先輩がメンターとなって、就活生のサポートを行う。そうして、全国で就活生のキャリア支援活動を行うエンカレッジ。 面談やイベントなど、様々なサービスを展開していますが、読者の皆さんはうまく活用することができていますか?
今回は、エンカレッジを活用して、苦手だった選考でも、企業から最高評価を得られるようになったという、現役就活生、立命館大学3年生の金子さん、そして金子さんのメンターを務めている、エンカレッジ立命館大学支部の木村さんにお話を伺いました!
エンカレッジのサービスを利用したことがある人も、ない人も、ぜひこの記事を参考に、就職活動をうまく進めていってくださいね。
最初は失敗続きでも、企業から最高評価を得るほどに
―金子さんは、エンカレッジを活用したことで、大の苦手だったグループディスカッションでも、企業から最高評価を受けられるほどになったと伺っています。
まず簡単に、これまでの就職活動の流れをお話いただけますか?
金子:私が就職活動を始めたのは、2年生の(2019年)3月ごろです。ゼミの先輩だった木村さんからエンカレッジの話を聞いた時に、これまで何もしてこなかった自分が就職活動をすることに対してすごく不安を感じて、今のうちに準備をしておきたいなと。
そして木村さんに面談をしてもらって、就職活動の具体的な流れや、就職活動を成功させる上でのサマーインターンの重要性などを教えてもらいました。
そうして就活の準備を始めましたが、学内で開催されている選考の練習会に参加してみても、なかなかうまくいっている感覚はありませんでした。そして特に転機となったのは、(2019年)4月の終わり頃に参加したエンカレッジのイベントでのことです。
それは、何社かの人事担当者の方が私たちのグループディスカッションを見て、評価・フィードバックをしてくれるというイベントでした。
関西の学生が対象のイベントだったのですが、周りには京都大学や大阪大学の学生も多く、こんな頭の良い人たちに囲まれて何ができるんだろうかという不安でいっぱいでした。
私自身もグループディスカッションの経験が少なく、議論が始まってからも本当に何もできないという感じで、早く帰りたいなとすら思ってしまいました。
グループディスカッションが終わったら、人事の方々が評価をしてくれて、高評価の人にはインターンの参加権や選考パスがもらえるという流れだったのですが、私に声をかけてくださった企業はありませんでした。まさに惨敗でしたね。
でも逆にいえば、それが刺激になったというか、本選考でこの結果じゃなくてよかったなとも思いましたし、もっと頑張らなきゃいけないんだな、と実感するきっかけにもなりました。
木村:僕もそのイベントの当日運営に関わっていたので、イベントが終わってからすぐに金子さんから連絡をもらったのを覚えています。全然ダメだった、どうしよう、って笑
確かにそのイベントは、まだ皆就活を始めたばかりといってもすごくレベルが高くて、ディスカッションの質も高かったのを覚えています。
まだまだ慣れていない金子さんには大変だったかなと、少し申し訳ない気持ちもありましたが、「刺激になりました、もっと頑張ります」と連絡をくれたのはすごく嬉しかったです。
金子:そこから、就職活動にさらに本腰を入れるようになりました。木村さんに面談をお願いして、グループディスカッションや面接のコツを教えてもらったり、エンカレッジが立命館大学内で行なっている選考対策のイベントに顔を出したり。
面接やディスカッションでも、だんだんうまく話せるようになっているなという感覚を掴んだのはこの辺りです。
そして、再チャレンジをしたのが(2019年)7月。4月に参加したイベントと同様に、グループディスカッションを企業の方に見ていただくというイベントに参加をしました。
結果そこでは、8社もの企業から、高い評価をいただくことができました。 1次面接をパスしてインターン選考に参加してください、というお話をいただいたり、最高評価をいただいた企業の方には、選考無しでインターンに参加してくださいというお話までいただくことができました。
今(2019年8月)は、色々なインターンに参加して、自分の行きたい業界や、やりたい仕事を見つけてみたいなという気持ちで就職活動をしています。
上達の秘訣は、情報の取捨選択
―グループディスカッションで結果が出せず、惨敗。そこから面談や選考会などを経験して、面接やグループディスカッションで活躍できるようになった。
メンターの木村さんからみて、それほど高い成果がでるようになったのには、どんな理由があると思いますか?
木村:メンターとして、面談などで金子さんと接する中で感じるのは、金子さんはエンカレッジやメンターをうまく使っているなということです。
―メンター・エンカレッジの使い方、ですか。
木村:自分がわからないことや悩んでいる人を、自分だけで解決するんじゃなくて、とにかく色んな情報を集めて解決しようというスタンスで就職活動を行っているのではないでしょうか。
僕とももう何度も面談を繰り返して、面接やグループディスカッションの対策から、どういった業界や企業を受けた方がいいかなど、様々な質問をもらってきました。
そして、それをしっかりと咀嚼して、どうすれば就職活動がうまく進むのかをしっかりと考えている印象ですね。
私もエンカレッジのメンバーとして、たくさんの就活生とお話ししてきましたが、これだけ積極的に情報を取りに来ている人は少ないですし、それが成果につながっているんだと思います。
―金子さんはいかがですか?
金子:まさに木村さんがお話しされた通りで、とにかく色々な人から情報を貰うことがすごく重要だと思って、就職活動を進めています。
木村さんに面談をしてもらって、色んなことを教えてもらうのはもちろん、エンカレッジが立命館大学で行なっているイベントにも積極的に参加をするようにして、またその場にいる木村さん以外のメンターの皆さんからも、色々なお話を聞くように心がけています。
エンカレッジのメンターさんは、就活を乗り越えてきた先輩で、当たり前だけど、私よりも就職活動に関する知識をたくさん持っていると思うんです。
自分は選考がうまく行っていないからこそ、自分でそれを解決しようとするよりも、できる人から話を聞いて、それを参考にした方が効果が出るんじゃないかと考えていました。
そうしていくうちに、色々なアドバイスをいただける中で、自分に合うもの、合わないものがあるんだなと気づきました。
例えば、私はグループディスカッションの時に、議論をグイグイ引っ張っていくタイプというよりは、皆の話を聞きながらそれを整理して、だんだんと議論をまとめていくタイプ。実際に企業の方からも、みんなの意見をうまくまとめていたねと評価をいただきました。
逆に、リーダータイプの人のアドバイスを参考に、ディスカッションの場で無理してリーダーのように振舞ってみたこともありました。でも、無理やり自分ではないものを演じようとしても、なかなかうまくいかなかったんです。
自分にとって、合うやり方と合わないやり方がある。そして、これはディスカッションだけじゃなくて、面接などの選考、そして業界選びや会社選びでも同じだと思うんです。
それに気づいて、もっともっといろんな人から話を聞いて、自分に合うものを取捨選択して、理想的なやり方を作っていこうと感じましたね。
選考やインターンの場で出会った人とも、積極的にお話をするようにしています。 先ほどお話ししたような、選考や就活についての情報共有はもちろんのこと、純粋にどんなことを考えているかなどを聞いて刺激をもらったり。
就活をポジティブに楽しむ上でも、そういった仲間がいることも大きな助けになっています。
就活を成功させるために、エンカレッジを使い倒せ!
木村:金子さんがそうして就職活動をうまく進めている一方で、メンターの目線から見ると、他の就活生の皆さんにも、せっかくエンカレッジなどを利用するのであれば、面談やイベントなどのサービスを使い倒して欲しいなと思いますね。
僕はメンターとして多くの就活生のサポートをしていますが「選考突破」という観点だけを見て正直にいえば、今の就活生はすごく二極化していると思っています。
一方は、早い段階から選考で成果を出して、さらに自信をつけて、インターンにもたくさん参加するような就活生。逆に、なかなか選考に受からなくて、という人は長期的に苦労してしまう人が多いような印象です。
僕に面談を申し込んでくれる人も、どちらかというと就職活動が基本的にはうまくいっていて、さらにうまくいくにはどうしたらいいんだろう、という学生さんが多い。
金子さんのように、最初はうまくいかなかったけれど、エンカレッジのサービスをうまく活用して、自分の就活を成功にすごく近づけている人は、そこまで多くない印象です。
就活の序盤でうまくいかなくて、自信を失ってしまって尻込みしている人も多いのかなとも思います。
でも、金子さんのように、苦労はしたけど、努力をしたことで結果を出すことができたという人がいることも知って欲しい、そして積極的にエンカレッジのメンターに相談してもらいたいなと思います。
―最初はうまくいかなくても、きちんと努力をすれば就職活動を成功させることができる。それを多くの人が知ってくれると嬉しいですよね。
木村:私たちも、日本の就活生のキャリア選択を盛り上げていきたい、そして立命館大学でも、金子さんのように就職活動に対してポジティブに向き合える人を増やしていきたいと思って活動をしています。
エンカレッジのサービスを使ったことがある人も、ない人も、この記事を読んで、もっと就職活動を頑張って、選考を突破したい、そして自分に合ったキャリアを見つけたい、そんな気持ちになってくれれば嬉しいです。
―エンカレッジのサービスを通じて、就職活動にポジティブに向き合う。そんな人が増えれば嬉しいですね。金子さん、木村さん、今日はありがとうございました!
エンカレッジを使っている人も、ぜひ金子さんの話を参考に、サービスの使い方を考えてみてはいかがでしょうか?
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