メガバンク社員にOB訪問!「地方転勤」について聞いてみた
就プロ編集部が皆さんの代わりに、若手社員に気になることを聞いてみる、就プロOB訪問シリーズ。
今回お話を伺ったのは、某メガバンク新卒3年目の一橋さん。 就活生に人気の高いメガバンクのリアルな裏側を、ぶっちゃけトークで話していただきました!
今回のテーマは「転勤」。「地方転勤なんてしたくない」そんな人も多いかも。メガバンクの地方転勤のリアルは一体...?
【*特別公開中*】 先輩内定者が書いたエントリーシートはこちら
三菱商事_ ES(2020卒) アビームコンサルティング_ ES(2020卒) トヨタ自動車_ ES(2020卒) 三菱UFJ銀行_ ES(2020卒)
メガバンクに入ったら、地方転勤しなくちゃいけないの?
---早速ですが、本題に入ってしまいます。メガバンクって「地方転勤」は多いんでしょうか?
一橋:結論から言ってしまえば、かなり少ないですね。(笑)
---そうなんですね!なんとなく、転勤というイメージもありましたが...
一橋:そもそも若手社員がどういう仕事をするかと言うと、多くの社員は各支店に配属されて「窓口業務」や「法人営業」に携わることになります。
我々メガバンクは「都市銀行」とも言われますよね。文字通り、東京や大阪などの「都市」を中心に業務を行なっていますから、そもそも「地方支店」の数は圧倒的に少ないです。
となると、そもそも地方に配属される人員の数自体が、かなり少ないんですね。なので、地方転勤はそこまで多くありません。
---そう言われてみれば、納得ですね...。ちなみに具体的な人数で言うとどれくらいなのでしょうか?
一橋:僕もすごく詳細な数は知りませんが、東北・九州など大きい枠組みでも、各地方に10-20人程度だと思います。詳しく知りたい方は、各地方の支店の数を調べて見ると、なんとなく想像がつくかもしれません。
一年での新卒採用人数が1000人規模ということを考えると、かなり低い割合だと思います。
ほとんどの人が東京か大阪の都市圏に配属になるイメージをしておけばよいかなと。
地方転勤は、実は「美味しいポジション」?
---そうなんだ。でも、それだけ人数が少ないと、逆に地方転勤に選ばれてしまうのも不安ですね。
東京出身で地方転勤になって絶望、あるいは地方転勤だと出世コースから外れる、なんてことはないんですかね?
一橋:出世コースかどうかは、僕は詳しいことはわかりませんが、地方転勤を経ながら早く出世をした先輩も知っているので、あまり関係ないと思います。
また、地方転勤になったから会社を辞めた、みたいな人も聞いたことはないですね。
そもそも、配属の際は希望もチェックされますから。そこで地方を希望する人もいるので、希望せずに地方配属になる人は少ないんじゃないでしょうか。
辞めてしまった同期もいますが、それは地方転勤だからと言うよりは、そもそも銀行の仕事が合わなかったり、他にやりたいことができたり、という理由ですね。
もっと言えば、むしろ地方転勤だからこその面白さがあるぞ、なんて言われているぐらいです。
---えっ、そうなんだ!地方転勤の魅力ってどんなところにあるんでしょうか?
一橋:地方の方が、若手の裁量権は大きくて、成長できると言われていますね。
配属人数も少ないですから、その分若手に任される仕事の範囲も大きくなります。
例えば、僕はずっと都内の支店で仕事をしていますが、案件の責任者は先輩社員であることがほとんどです。その上で先輩とともに案件を回したり、実務のサポートをしたり。
一方で、地方配属になった同期は、研修が終わってすぐ、案件の責任者として仕事に取り組み始めたそうです。
案件の規模などもありますから、一概に比較はできませんが、若くして自分が案件に責任を持って取り組むということは確実に成長につながるかと思います。
---なるほど...。若くして知識をつけたり、経験を積んだりしたいという人には「地方転勤」が実はいいのかも知れませんね。
一橋:そうなんです。ただ、地方配属の同期の中では「仕事は楽しいけど、地方に誰も知り合いがいなくて、土日にすることがない」なんて嘆いている人もいますけどね(笑)
---それはそれで、辛いかもしれません...。
【*特別公開中*】 人気インターンに合格したESはこちら
住友不動産_ ES(2020卒_秋冬インターン) 東京海上日動火災保険_ ES(2020卒_秋冬インターン) リクルート_ ES(2019卒_秋冬インターン) 野村総合研究所(NRI)_ ES(2020卒_秋冬インターン)