インターンに参加しなくても外資コンサルには内定できる!
外資コンサル業界は、今や就活生に人気の業界の一つです。
多くの企業が夏のインターンや冬のインターンを実施していますが、実は外資コンサル企業への内定は、インターンに参加していなくても可能です。
もちろん夏のインターンに参加し、そのまま早期選考に進み内定をする人も中にはいますが、内定者の大半は本選考から内定をもらっているのです。
実際に2019卒の私は夏のインターンに一つも参加せずに、12月から始まる本選考にエントリーし、内定を獲得することができました。
多くの外資コンサル企業の選考は、12月〜3月に行なっています。
夏に開催されるインターンに参加していなくても、通常の選考ルートでしっかりと評価を得ることができれば、内定を獲得することができるのです。
外資コンサル企業から内定をもらうまでの道のりは、大きく分けて「情報収集」「選考対策」「自己分析」の3つです。
情報収集
外資コンサル企業のインターンに参加していない就活生が、まず初めに行うべきは仕事内容、企業理解のための「情報収集」です。
企業の情報を集めて研究することで、後々の自己分析や選考に役立ってきます。
◆時期:12月〜1月 情報収集には、大きく以下の3つのパターンがあります。
・合同説明会 ・企業説明会 ・OB訪問
説明会とOB訪問、どっちがいいのか?と思う就活生もいるかもしれませんが、答えは「どんな情報が欲しいのか」によるので、それぞれの特徴とメリットを詳しく解説していきます。
◆合同説明会 合同説明会は、一つの会場で同時間に、複数の企業が説明会を行う形式です。
どの企業を受けるか絞り切れていないフェーズで、より多くの情報を効率的にインプットしたい場合は、合同説明会の参加がおすすめです。
◆企業説明会 ある程度業界理解が進んでおり、より深く企業の概要や仕事内容を知りたいというフェーズでは企業説明会への参加が良いでしょう。
1回で複数人の社員から話を聞けるチャンスがあり、企業の雰囲気を掴みやすいのが企業説明会のメリットです。
◆OB訪問 説明会形式とは異なり、1対1でじっくりと話を聞くことができるのがOB訪問のメリットです。
ある程度情報収集をした上で、さらに知りたいことがある場合や、自分の考えをアウトプットしてフィードバックをもらいたい場合、OB訪問が良いでしょう。
一人の社員とじっくり話すことで、他社との比較がしやすくなります。
私が参加した外資コンサル企業の説明会は、合同説明会で3社、個別の説明会に2社です。
OB訪問は、受ける企業ごとに最低2人、コンサル業界全体では合計15人ほどにお話を伺いました。
選考対策
情報収集が進んでくると、受ける企業が定まってくるでしょう。
外資コンサルに内定を獲得するための次のステップは、ES(エントリーシート)、Webテストなどの選考対策を行うことです。
インターンに参加していない就活生は、インターンに参加している就活生より選考慣れしていない場合があります。
しかし、本選考で内定することは十分可能なので、まずはES、Webテストの対策を行い、確実に書類選考を突破をしましょう。
◆時期:1月 ・ES(エントリーシート) ・Webテスト
それぞれどのようなポイントに気をつける必要があるのか、詳しく説明していきます。
◆ES(エントリーシート) 受かるESを書くためには「わかりやすさ」と「論理的であること」が必要です。
外資コンサル業界でよく聞かれる内容として、以下の質問があります。
・自分の過去の経験 ・自分の強み ・志望動機
それぞれ、「具体的な経験や原体験」を入れてわかりやすく、そして相手を説得できるだけの「論理性(なぜ=理由)」を入れて書くことを心がけましょう。
ESは第三者にみてもらい、100%自信のある状態で提出することが大切です。
外資コンサル業界の選考は、11月〜2月がピークで、3月に入るとエントリーが終了している企業もあるので、遅くとも2月までにエントリーしておきましょう。
◆Webテスト 外資コンサルの選考で、最初の山場と言われているのは、Webテストです。
企業によって形式が異なり「SPI」「玉手箱」「TG-Web」などの形式を採用している企業が多い傾向にあります。
東大生、京大生でもこれらのWebテストに対策をせずに臨んで、落ちている就活生が毎年います。
対策せずに通過できるのは、自頭がずば抜けて良い人だけですので、少なくとも参考書1周し、苦手な分野をなくしておくことをオススメします。
自己分析
ESとWebテストが通過したら、いよいよ選考で一番重要なフェーズである面接です。
外資コンサル業界は、通常の面接でもかなり深掘りされる上、独特なケース面接が取り入れられているので、徹底的な自己分析とケース別の面接対策が必要です。
◆時期:2月〜3月 この時期は、1月〜2月にエントリーした企業の面接で忙しくなるでしょう。
通常の面接とケース面接、それぞれのポイントを解説していきます。
◆通常の面接 面接でも重要なのは、「ロジック=相手を説得する根拠」です。
自分の主張に対し、全て「なぜ」を聞かれても答えられるように、徹底的に自己分析をしておきましょう。
特に、志望動機や将来やりたいことという未来に関する質問に対して、なぜ・いつそう思うようになったのか、自分の「原体験」を明確に認識しておくことで説得力が何倍も増します。
例えば、コンサルタントを志望する理由に「圧倒的なスピードで自己成長したいから」という主張があったとします。
面接で「なぜ自己成長をしたいのですか?」と聞かれた場合の答えとして、悪い例と良い例を見ていきましょう。
悪い例 「これからの時代は個人のスキルが重要な時代だと言われています。そんな時代だからこそ、会社に帰属するだけでなく、自分の成長が重要だと考えているからです。」
良い例 「アメリカ留学をしていた時に、海外では学歴などの肩書きよりも今の自分に何ができるのか、で評価されることを強く実感しました。将来グローバルレベルで活躍するには、若いうちから自分個人の成長をしていく必要があると考えているからです。」
悪い例は、どこかから聞いた情報を元に根拠を述べているので、いまいち説得力にかけてしまいます。
良い例は、自分の実体験を元に、主張に対しての根拠を述べているので、聞いている側を説得することができるでしょう。
徹底的に自己分析をする、ということは、このように自分の主張を裏付ける原体験を多く見つけることです。
◆ケース面接 コンサル業界特有の選考スタイルであり、最大の難関と言われているケース面接。
人によって得意・苦手が分かれますが、苦手な人でも対策をして最低ラインを突破すれば、通過することは可能です!
私が行った対策として、ケース面接の対策本や、対策講座で対策しつつ、いくつかのパターンを自分の武器として使えるようにしておきました。
適切なエントリーのタイミング
ここからは、実際に私がしてしまった失敗を元に、外資コンサル企業を目指す就活生が陥りやすいミスを紹介していきます。
それは、エントリーのタイミングです。
外資コンサル企業の多くは、一次選考、二次選考、三次選考というように、時期をずらして複数回の選考を設けています。
早い企業で11月から本選考のエントリーを開始していますが、選考対策・自己分析が未完全だと思うのであれば、エントリーするのを一度考え直してみてください。
複数回のチャンスがあるため、必ずしも一次選考でエントリーしなければいけない訳ではありません。
もちろん、早くから就活を始めており、一次選考開始のタイミングで自信があるのであれば問題ありません。
しかし、自己分析やWebテストの対策が不十分なまま選考に進むと、倍率の高い外資コンサル業界では、面接にたどり着く前に落とされてしまうことが当たり前にあります。
実際に私も焦って一次選考エントリーして、選考対策や自己分析が不十分なまま、Webテストや一次面接で落ちてしまった企業があり、悔しい思いをしました。
「選考時期によって倍率が違うのでは?」 「早くに内定をもらわないと枠が埋まってしまうのでは?」
と考える就活生もいるかもしれません。
しかし、内定獲得に一番重要なのは、「あなたの実力をしっかりと評価されること」です。
自分が行うべきことを確実にこなし、正当に評価されることが内定獲得への道に繋がっています。
インターンに参加せず外資コンサル内定は可能!まだ不安な人は?
外資コンサル企業は、インターン参加者でなくとも通常の選考ルートで内定できるチャンスは十分にあります。
そのためには、同時並行で自己分析・OB訪問・企業研究にESの仕上げ、と慌ただしい日々を送る時期もあるかもしれません。
選考が始まってからも内定をもらうまでは、不安な気持ちを抱える就活生も多くいると思います。
内定を得るための近道はありませんが、きちんと対策をして、ありのままの自分に自信を持って臨むことが一番重要ですので、ぜひエンカレッジの資料で自己分析・選考対策をしてみて下さいね。
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