エントリーシート概要
年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職
志望動機(400文字以内)
国内外の農業の課題を的確に捉え、解決していく、将来を見据えた戦略力と実行力に共感しました。国内ではウイルスフリー苗や養液栽培のように、高品質、省力化などに対応した品種や栽培技術、農資材の開発を行われ、農家の高齢化、TPPによる影響を見据え、将来の農作物の高品質化、農作業の省力化を目指すスマート農業に適応する戦略と考えます。一方海外では、春播き玉ねぎや牧草のように、海外向けの新商品・品種の開発や種子等の海外生産拠点の拡充を行われ、国内の食料消費の減少、海外の食料需要の増加と生産量不足を見据え、高品質・低コストの種子や農資材を武器に、海外市場に売り込む戦略と考えます。私も、大学3年間、ハンマー投げで自己ベスト更新のため、環境の変化や自分の課題を認識し、複数の解決方法を実行・改善し、記録を更新してきました。また、佐賀県の米農家の育苗をお手伝いに行きました。イネの苗を育てる板が300枚もあり、重労働でありました。農作業は機械化が進んではいますが、まだまだ大変であると実感しました。この経験から、食を支える農家の方々を支える仕事をしたいと思いました。地域に寄り添い、将来を見据えた戦略力と実行力のある貴社で、農業を通して国内外の農業に貢献したいと思い、志望させて頂きました。
やりたいこと(200文字以内)
植物遺伝育種研究室でのダイズの突然変異育種の経験や日本農業技術検定2級の資格取得で得た知識を生かし、野菜の品種改良に、特にブリーダーとして携わりたいと思います。貴社は、品種作りはもちろん、養液栽培を始めとするハイテクを軸とした農産物の生産から販売まで支援できる総合力が優れていると思います。そこで、貴社の立場から海外向けの野菜の品種改良や栽培技術とマッチした品種開発に関わりたいと思います。例えば、アフリカでは、コーヒーやカカオなど伝統的品目から野菜や花卉など園芸品目への転換が行われています。水資源の制約が大きいこと、雨季に雨が降らないことも考慮し、生育期間が短く、乾燥に強い野菜の改良を加えます。養液栽培に適した品種改良として、栽植密度を上げるために、根が真っ直ぐに成長し、根腐れしにくい改良を行います。