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武田薬品工業株式会社(2020卒_本選考)

武田薬品工業株式会社、2020卒本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

タケダのMRを志望する理由(400文字以内)

 私は世界中の患者様に新薬を届けることで、患者とその家族に心の健康をもたらしたいという思いから、製薬企業を志望しています。すでに世界70カ国以上に基盤を持ち、グローバルで戦っている貴社で、薬学の専門知識に加え、留学を経て培った英語力や多国籍の方と議論する力を発揮し、世界中の方の健康に誠実に貢献していきたいと思います。  その実現に向けて、患者様の思い・医師のニーズを把握し、現場目線での患者貢献をしていきたいという思いから、MRを志望致しました。私は、MRとして一人一人の患者様が最適な治療を享受することのできる環境を作っていきたいと考えています。貴社は情報提供力において、厚い医師からの信頼があります。私も入社後は、先輩方のように選ばれるMRとして医師と共に患者様の治療に貢献していきたいと思います。

医療のあるべき姿の実現に向けて、あなたが考える理想のMR像について(400文字以内)

私は、医療のあるべき姿を、患者と医療従事者が共に最適な治療を選択できる状況であると考えます。その実現に向けて、行動に移すことができるMRが私の理想です。具体的な行動としては、3点挙げられます。 1点目に、医師と患者への想いを重ね、医師本人でも気づいていないニーズを把握することです。客観的な視点から医師の抱える問題を思考することで、最適な治療の提案に繋がります。

2点目に、常に最新の知識をアップデートし、医師のニーズに合わせた提案を行うことです。自社製品だけでなく、他社製品や専門疾患領域以外の知識を取り入れることで、多角的な点から医師が求める情報を提供できます。 3点目に、成功体験を共有することです。患者貢献に成功した経験を、他地域のMRと共有することで、より多くの患者に貢献できるようになります。 患者中心で考え、以上のサイクルを回し続けられるMRが私の理想です。

学生生活で最も力を入れて取り組んだこと(30文字以内)

薬学部60年の歴史で初めての交換留学の実現

上記の具体的な内容(600文字以内)

大学2年時にミャンマーへ渡航した際、現地学生の話す流暢な英語に衝撃を受け、英語の重要性を感じました。また、後発医薬品使用の促進が強化され、製薬企業は海外進出を進めることが考えられたため、薬学部で英語を話せる人材の必要性を強く感じ、留学を決意しました。しかし、私の大学の薬学科からの留学は初めてで、最初は前例がないという理由で教授に反対されました。

諦めずに話し合いを重ねると前例がないことが本質的な原因ではなく、教授は私の留学を、目的なく遊びに行くだけだと認識していることが原因であると気づきました。そこで、教授の認識を改善することが課題であると考えました。

そこで、以下3点を実行しました。1. 英語「を」勉強するのではなく、英語「で」勉強しに行くことを示すために、英語で授業を受講できる基準となるTOEFL 80点の獲得。2. 最新の知識を学びに行くということを示すために、当時世界ランク7位のスイス連邦工科大学への受け入れ許可の取得。3. 薬学部における英語の必要性を客観的に示すために、文部科学省から自身の留学計画に対する奨学金の獲得。以上3点を半年間かけて実現することで、教授も納得し、留学を許可していただくことができました。

以上の経験から、反対された場合にも諦めないということ、相手の真意を聞き出しそれを克服することが、目標の達成に繋がるということを学びました。

自己PR(300文字以内)

私の強みは、目標に対して粘り強く取り組むことです。大学4年の後期からは、同世代の仲間と対等に英語で議論する力をつけるために1年間の交換留学を行いました。留学開始当初は自分の英語が伝わらず悔しい思いをしました。そこで自室で英語表現の勉強と発音の練習を行い、大学では積極的に他の学生とコミュニケーションをとることに努めました。その結果、次第に自分の意見が伝わるようになりました。留学後期の経営の授業のグループプレゼンテーションでは、私のアイディアを用いた案で最優秀賞を獲得する事ができました。この経験を活かして貴社でも粘り強く物事に取り組み、世界の医療に貢献していきたいと思います。