エントリーシート概要
年度:2020卒 選考:秋・冬インターン 職種:総合職
これまでの人生で、あなた自身の成長を最も後押しした言葉はなんですか? その理由もお答えください。他人からもらった言葉でも、自らたどり着いた言葉でも、どちらでも構いません。(1000文字以内)
あるインターンの懇親会で採用担当の方に言われた、「本質は顧客の価値を提供することだよ」という言葉です。 私は空間における世界とのつながりを感じられるようになり、 どんな業界や職種に就くかは本質的には関係がなくて、いかに誰かの価値になっているかだと考えるようになりました。 私の人生の中で映画や音楽、マンガは欠かせないものです。だからそういった業界に就職しようと思っていました。その理由として、私は好きな映画や音楽、マンガを通して、自分という存在が父親母親、祖父祖父母さらに先祖がいたから今の自分があるんだという、時間軸的に世界と繋がっている感覚を得ることができて、自分という存在自体が承認されたような原初的な安心感を得ることできるからです。 しかし、「本質は顧客の価値を提供することだよ」という言葉を通して、考えを巡らせていると、業界・職種に対するこだわりを持たなくなりました。その背景として、その会社のインターンに2回参加したのですが、そこで2回とも新規事業立案をしたという経験があります。これらを通して、自分達が感じる課題にもとづいて描かれた世界観を想像するだけでワクワクするという経験と世界観は必ずしも商品やサービスにわかりやすく反映されない、かつその商品やサービス単体で実現できるものではないという学びを得ることができました。具体的には、1回目は「同じ趣味を持った人と同じ時間、体験を共有する」という世界観で、アイドルのライブチケット販売サイトを立案して、2回目は「認知症を個性に」という世界観で、認知症患者の人材紹介を立案しました。 こうした経験を通して、目の前にあるお茶も誰かが思い描くワクワクする世界観の一部なのだろうと捉えることができるようになり、身近にあるモノやサービスからそれらをつくった人がぼやっと浮かび、今に至るまでの流れを想像できるようになり、そこから世界から温かさを感じられるようになりました。私には人生の中で映画や音楽、マンガの存在は大きいですが、それらを享受するためには前提として、衣食住やインフラ、その他商品やサービスが存在しているからであり、あくまで私にとっての人生の中で欠かせない存在はたまたま映画や音楽、マンガであるだけだなと感じられました。
あなたは、将来どんな60歳を迎えたいですか?自由にお答えください。(1000文字以内)
いつも笑顔で物腰低く、人が私と関わることで素でいられる存在でありたいです。仕事と生活に共通することとして、わからないことはわからないと認められたり、自分の話ばかりになるのではなく、どんな人からも学びを得られたりという謙虚な姿勢を持ちたいです。 また大きな夢を持つ若者にとっても、日常を大切にしたい若者にとっても心の拠り所となって、本音をぽろっと話してしまったり、失敗しても受け止めてくれると思ってもらえたりする安心感のあるおじいさんでいたいです。職場の空気がどんよりしている時は、みんなが明るくなれるようにおどけたり、困っている人がいる時にそっと声をかけたりできる広い視野と思いやりを併せ持ちたいです。 次に生活ですが、まず奥さんとの関係においては、奥さんの声に耳を傾けながら、家事を分担したり、毎年旅行に行ったりいつまでも仲睦まじくいたいです。息子娘との関係は、やりたいことがあれば習い事をさせてあげたいし、行きたい場所があれば連れて行ってあげたいです。高校や大学になったら、本人の意思で実家を離れていくことに大歓迎ですが、つらくなったら学校や仕事を辞めて帰ってこれるような、実家が気を遣うことなく安心できる場所としてあり続けたいと思います。そのためにはいざという時に息子娘を養えるような貯えをしておきたいです。