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一人ひとりの成長を原動力に 2030年に売上高500億円、西日本No1のICT企業へ

これからのICT 業界において求められるのはつくるだけではなく、新しい領域でいかに“生かすか”という視点。理系も文系も、学部も学科も関係ない。 新卒から新プロジェクトに手を挙げて、挑戦できる公募制。 一人ひとりが思いやりの理念に共感する、あたたかみのある社内風土。 誰も正解を知らない、だからこそ無我夢中でチャレンジできる土壌。 2030 年に売上高500 億円、西日本No.1のICT企業への成長を目指す両備システムズに、ここでしか味わえないワクワクを求めて今、全国から精鋭たちが集っている。

まさか、自分がエンジニアとして地方ICT企業に就職!?

理系も文系も、学部も学科も関係なし!

ゼロから「ICTの最先端で闘える人財」を育成 知られざる岡山の優良企業 両備システムズとは?

社内公募に手を挙げ、最先端プロジェクトへ

Soichiro Uemoto 植本 壮一郎

Soichiro Uemoto 植本 壮一郎

株式会社両備システムズ ビジネス戦略本部

岡山県生まれ、大阪大学法学部卒。西日本のICT企業を中心に就活し、両備システムズに出会う。面接で文系出身でも大丈夫か確認したが、採用担当者に「そこは大丈夫!」と背中を押され、2018年に入社。3年目で社内公募に手を挙げ、AIを使った産学連携のプロジェクトに携わる。

岡山県民なら知っている安心感も入社の決め手に

大学では法学部でしたが、法律に関わる分野は自分の意思で変えられる領域が少ないことに気づいたのです。一方、もともとパソコンをいじっているのが好きで、パソコンさえあれば新しいものを生み出していけるという可能性を感じたことから、ICT業界を目指すことにしました。そこでプログラミングの勉強を始めたのですが、独学の壁を越えられずに挫折。それでもあきらめずに就活し、入社を決めたのが地元・岡山にある当社です。両備グループは、岡山県民なら誰でも知っているグループであり、安心感はピカイチ。グループ内の仕事だけをしているわけではなく、さらに上場していないからこそ、株主に左右されずに長期的なプロジェクトに取り組めるところも魅力でした。何より、面接官の方の人柄が良く、こういう人が集まる会社で働きたいと思いました。

入社後、8カ月間の研修でプログラミングの基礎を学び、まずは製品開発の仕事を担当。情報系出身者のほうが、プログラムを書くスピードは速いかもしれませんが、製品開発ではお客さまとのコミュニケーションや仕組みづくりの部分も重要で、そこでは自分も貢献できると自信をつけることができました。

当社には、新規事業を始める際に意欲のある社員を募る公募制があります。私も公募制を利用し、現在は岡山大学と共同で胃がんの深達度診断をAIで支援するプロジェクトに携っています。応募した理由は、最先端の技術に触れ、自分で考えて挑戦できるところに魅力を感じたから。医療の分野は薬事承認に関する部分を整えることが大変で、そこをなんとか乗り越え、プログラムを書ける時間はご褒美のような感覚ですね。いまのところ国内に直接の競合他社はいないので、リリースできれば注目されるでしょう。このようにコストも時間もかかるプロジェクトに取り組めるのも、グループ力のある当社ならでは。確かなやりがいを感じています。

「やりたい仕事ができる。ここしかない」

Ryota Kakishita 垣下 涼太

Ryota Kakishita 垣下 涼太

株式会社両備システムズ 公共ソリューションカンパニー

熊本県生まれ、九州大学大学院理学府卒。分野を決めずに就活を始め、合同説明会の両備システムズのブースで説明を聞いたことがきっかけでICT業界に興味を持つ。その後、複数の会社を検討したが、両備システムズの社風と幅広い事業分野に惹かれ、2020年に入社。

笑顔が絶えない職場だから集中してスキルを高められる

理学部から大学院に進み、就活は特に分野を絞らずにスタートしました。そして、合同説明会で両備システムズの説明を聞き、自分の価値観に合っていると思ったんです。当社では、自治体向けや民間向け、医療系など幅広い分野にサービスを提供しています。岡山という住みやすい地で、穏やかで話しやすい社員に囲まれて、やりたい仕事ができる。「ここしかない」と思いました。

私は現在、公立保育園向け業務支援システム「HOICT(ホイクト)」に携わっています。登園管理や保護者と保育士との連絡などをサポートするサービスで、競合他社も存在する中、当社製品の特長はAIを使った勤務シフトの自動作成機能があることです。当社は文系出身者が3分の1、私のようなプログラミングほぼ未経験で入社した社員も3分の1と多いのですが、社内にAIの技術チームがいるため、他社にはない最先端の技術を取り入れられるのが強みです。

クライアントである自治体にヒアリングし、設計書を起こしてプログラミングやテスト、リリース、操作説明など、上流から下流まですべての工程に携われるのがこの仕事のおもしろさだと感じています。保育士さんに操作説明をする際には、「ありがとう、仕事がラクになったよ」といった喜びの声を聞くこともでき、モチベーションにつながります。入社前はSEというと一人で作業することが多いイメージでしたが、思った以上にクライアントやチームのメンバーとコミュニケーションを取る仕事だと分かりました。今のチームは上司にも提案しやすく、他の部署からも「いつも笑い声が聞こえるよね」と言われるほど良い関係を築けています。やりがいはあっても仕事にストレスを感じることがないので、技術はもちろんマネジメント力など社会人としてのスキルも高めることができています。

「この人たちと仕事がしたい」そう思える仲間の存在が力に

(写真左:近藤 広崇氏 / 写真右:井上 瑛葉氏)

「忠恕=真心からの思いやり」を経営理念に持つ両備システムズ。社風の魅力や同社で得られるものについて聞いた。

Hirotaka Kondo 近藤 広崇

立命館大学 経営学部卒 兵庫県出身 2020年入社

Akiha Inoue 井上 瑛葉

明治大学 国際日本学部 東京都出身 2017年入社

将来を一緒に考えてくれた先輩社員に感謝

―両備システムズへの入社理由を教えてください。

近藤:僕は経営学部出身ですが、いろんな業界を見た中で、最も成長市場だと感じたのがICT業界でした。その中でも当社を選んだのは、人事や先輩社員の人柄に惹かれたからです。純粋に「この人たちと仕事がしたい」と思えたことが大きかったですね。

井上:私もまったく同じで、人が決め手でしたね。大学で社会学を学んでいたので、社会に役立つ仕事がしたいと思い、もっとインフラ寄りの仕事を選ぶべきか迷っていたのですが、両備システムズの採用担当者が、私にとって良い道とは何かを一緒に考えてくれて。何をするか以上に、誰とするかということが大切であることが分かり、入社を決めました。

―今はどんなプロジェクトを担当されているのですか?

近藤:官公庁向けのグループウェアや勤怠管理システムなどのソリューション営業です。現在は東京本社勤務で、関東圏内の自治体を担当しています。両備システムズは皆さまに広く認知されていて、お客さまからお声がけいただくことも多く、信頼関係を築けていることにやりがいを感じています。

井上:入社当時は市町村の農業関係の業務支援システムの開発を担当していました。私も現在は東京本社勤務で、東日本エリアの農業系システムの導入や保守業務を中心に、よりお客さまに近い立場で営業と開発の橋渡しをする役割を担っています。

―普段はどんな雰囲気で仕事をされているのですか?

井上:穏やかで、困ったときは親身になって相談に乗ってくれる人が多いですね。現在は東京勤務ですが、岡山にいる先輩たちも定期的に話を聞いてくれるので、安心して仕事ができます。プログラミング未経験で入社しましたが、入社時の研修でも講師や先輩が付きっきりで教えてくださったので、ここまで成長することができました。困ったときに抱え込まず、人に相談することができれば、活躍できる会社だと思います。

近藤:あたたかい社員が多いですよね。コロナ禍に入社しましたが、オンラインでもチームと親睦を深める機会をいただき、すぐに馴染むことができました。直属の上司だけでなく、隣の部署の先輩や上司、キャリア面では人事の方など、いろんな人に気を遣うことなく相談できる、風通しの良い環境です。

女性SEも多く活躍。チャレンジできる環境

―両備システムズで働く魅力やメリットはどのようなところだと思いますか?

近藤:自分がやりたいことに挑戦できることですね。公募制もありますし、希望を伝えれば、両備システムズという一つの会社で、いろんな経験を積むことが可能です。だから当社には、一つの仕事に長く携わっている人もいれば、希望して異動をたくさん経験する人もいます。営業からSEや、SEから営業に転身する人もいるんです。

井上:他社に比べて女性SEの社員も多いと思います。今、東京で一緒に働いているSEでは半分が女性ですね。育休取得率は100%ですし、OJTを担当してくれた先輩も産・育休を取って2人目の育児をしています。フレックスタイム制を活用して、通勤ラッシュを避けられるのもありがたいですね。

―今後、ご自身のキャリアを通して実現したいことを教えてください。

近藤:これからさらに経験を積み、ゆくゆくは国の新しい仕組みづくりに携われる、大きな仕事にもチャレンジしてみたいと思っています。

井上:いまの仕事を確実にしたうえで、社会全体に対して、便利で豊かな社会基盤づくりに貢献できる仕事がしたいと思っています。「社会の役に立ちたい」という就活中からの目標を、ここで少しずつ達成していきたいです。

―最後に、就活中の学生に向けてメッセージをお願いします。

井上:自分のやりたいことが決まっていない人も、当社なら将来の選択肢が狭まることはありません。私のように、やりたい仕事をするためにはどうしたらいいか分かっていなくても、さまざまな先輩や上司が相談に乗ってくれて、導いてくれる会社です。

近藤:その意味では、学生時代からやりたいことがはっきり決まっている人は少ないですよね。就活の軸だけはぶらさずに、いろんな会社を見る中で、納得できる就活をしてほしいなと思います。

Ryobi Systems Group Way

全社像:「社会へ価値あるサービスを提供し、社会に必要とされ、顧客と共に成長し続ける」会社

チーム像:「メンバー全員が互いに理解・尊重・助け合い・成長しながら、新たな価値を創造し続ける」チーム

人財像:「両備グループの一員としての誇り・思いやりを持ち、広い視野・高い視点で、変革に挑戦している」人財

会社概要

設立:1969年12月

資本金:3億円

売上:402億9,700万円(2022年度/両備システムズ単体)421億7,300万円(2022年度/両備システムズグループ連結)

従業員数:1,519名(2022年12月現在/両備システムズ単体)1,673名(2022年12月現在/両備システムズグループ連結)

事業内容:公共、医療、社会保障分野および民間企業向けの情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、ハードウェア販売および保守サービス、ネットワーク構築サービス、データセンター事業、クラウドサービス事業、セキュリティ事業