広告費は年間100数億円。戦略から実行まですべて自社で行う
ーーレバレジーズのプロモーションチームでは、どのような業務を行うのでしょうか?
深井:戦略立案から施策実行までをすべて自社で行います。
戦略立案に関しては、上から戦略や予算が降ってくるのではなく、事業を成長させるために必要な戦略を自分で立てることを求められます。責任は大きいですが、自分で考えたプロモーションプランを実行までやり切る組織は学べることが多いです。また、プロモーションだけで事業を成長させることができないケースも多く、事業戦略まで踏み込むこともよくあります。
施策の実行に関しては、広告運用からクリエイティブ制作、データ分析まですべて自分で行います。手掛ける広告の種類も、WEB広告からCMや電車広告などのマス広告まで多岐にわたります。
ーー年間百数億円の広告費とお聞きしましたが、この規模の金額を投下できているのはなぜでしょうか?
深井:一般的な会社では広告費はコストと考えられているため、削減するべきものという認識が強いことが多いです。一方で、レバレジーズでは、事業を成長させるための「投資」であるという考えを持っています。「自社のサービスを求めている人たちに、サービスをきちんと届ける」そのための投資であると捉えています。だから、困っているユーザーにサービスを届けるチャンスがあれば、いつでもチャレンジできる環境にあります。
また、「これだけ投資をしていて、ぶっちゃけ経営的に問題ないのか?」と質問されることがありますが、もちろん利益の観点もシビアに判断しながら投資をしています。実際、創業以来1度も赤字になったことはありません。
自分たちですべて行える環境だから、優秀な人材が集まる
ーー新卒で入社し、活躍されている方にはどんな方がいますか?
深井:「プロフェッショナル」としてのキャリアだと、新卒4年目で売上250億円の子会社のブランドマネージャーに就いているメンバーや、新卒2年目で某有名外資IT企業と共同で最先端テクノロジーを事業開発に活かしているメンバーがいます。
また、「ジェネラリスト」としてのキャリアでは、もともとプロモーションチームで広告運用を担当していたメンバーが、3年目でマーケティング責任者になり、現在業界No.1のサービスを運営していたりもします。
このようにレバレジーズでは年次や経験に関係なく仕事を任されるため、1年目から、数千万~数億円規模の施策を任されることが珍しくありません。
ーーどうして、優秀な人材が集まってくるのでしょうか?
深井:現在、プロモーションチームのメンバー25名に対して、サービス数は40以上あるため、それぞれがサービスのCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)的な立ち位置で仕事ができるのが大きな魅力だと思います。
このような働き方ができる理由は、すべて「インハウス(=自社でやる)」だからです。他の事業会社であれば、広告代理店を入れてプランニングや配信をしますし、コンサルティング会社を入れて事業戦略やPR戦略を立てますが、レバレジーズのプロモーションチームは、そのすべてをインハウスで行っています。
インハウスにこだわっている理由は、3つあります。
1つ目はユーザーのことも、事業のことも、自分たちが一番よく理解していると自負していること、2つ目は社内に膨大なデータやナレッジが溜まっていけば競合優位性につながること、最後に、すべて社内完結なのでスピード感を持って改善していけることです。
20代で圧倒的な成長をするには、「経験」が何よりの学びになる
ーーレバレジーズのプロモーションチームで重視する「素質」はありますか?
深井:結果を出している人には、共通する3つの指向性があります。 1つ目は「ユーザーや世の中のことを考え、よりよくしようというマインドを持っていること」、2つ目は「物事を論理的に考え抜くこと」、3つ目は「考えたことを結果が出るまでやり抜くこと」です。
レバレジーズのプロモーションチームでは、「地頭とセンス」よりも「合理と検証」を重視しています。まずは正攻法を学び、そこから蓄積されたユーザーの生の声、データや経験を元にアレンジを加え、緻密に検証を重ねていきます。
リーダーシップに関する研究で有名なロミンガーの法則では「人の成長の7割が経験から」と言われますが、特に20代は、自分の頭でとことん考え、手を動かし、行動することによる「経験」が何よりの学びになります。もちろん、それで失敗することや結果が出ないこともありますが、「とことんこだわり抜いた末の結果」であれば必ず「学び」があると考えています。
数千万円規模、数億円規模を運用しているチームメンバーも、そうしたプロセスを経て、結果を出し、成長しているパターンがとても多いです。最短距離で正解を見つけるのも大事ですが、ちょっと回り道をしたり、泥臭い努力もしたりしながら着実に結果を出していく。それがレバレジーズの仕事の仕方なので、多様なタイプの人材に門戸が開かれていると思います。
手応えのある仕事を通じて、20代で圧倒的に成長したい人はぜひレバレジーズに飛び込んで欲しいですね!