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「Amazonでは全員がリーダー」人気外資系企業Amazonが採用で大切にしてることとは?

今回の企業インタビューは、人気外資系企業のアマゾンジャパン合同会社(以下、Amazon)。EC需要が高まる中、Amazonの新卒採用ではどのような点を重視しているのでしょうか?採用担当の北山さんにAmazonで働く魅力についてお伺いしました。

Amazonの新卒採用

--まずはじめに事業内容についてお教えてください。

アマゾンジャパン合同会社の事業内容としては、基本的にはリテールと言われる小売り販売です。

モノを仕入れて販売すること、Amazonに出品してもらって販売していくこと、また見えないモノの提供としてAmazonプライム・ミュージックやテレビなどを行っています。AWSジャパンでは主にBtoBでクラウドに関わる部分でサービスを提供しています。

Amazonには、世界共通の「Our Leadership Principles」(以下OLP)という14項目からなる信条があります。 OLPの中でも「Customer Obsession」を最も心がけていて、カスタマーが誰なのかを常に考えています。

何をしなければいけないのか、どういったところにチャレンジしていかなければいけないのかを逆算して考えることで、最終的には「Deliver Results」、結果に結びつくと言う考え方です。

この順番は必ず変わらなくて、Amazonがやりたいから始めるのではなくて、カスタマーが求めている所から常にビジネスが始まっていると言うのが大きな特徴です。

--新卒のポジションについて教えてください。

モノの流れに沿って説明していくと、Amazonでモノを検索するときの品揃えやセレクションに関わってくるのがコンシューマー総合職です。

私が新卒時に配属されたのもここのポジションです。コンシューマー総合職では基本的にAmazonと聞いたら想像できるであろう、物の販売やeコマースに関わるところを担当します。

商品購入後の配送・物流に関わるのがオペレーション総合職です。Amazonの自社配送に関わる仕事で、主に倉庫にて商品のピックをするのではなく現場のマネジメントを担当します。ときには年上の人たちや外国の方のマネジメントも担当します。

他にもオペレーション総合職の人たちをファイナンスの形でサポートするファイナンシャルアナリストや、オペレーションエンジニアという倉庫の技術的な部分を担当する人たち、サプライチェーンマネジメントというものの流れを大きな視点でサポートしていく仕事も。またSDEと呼ばれるAmazonのページを作成する人やAWS内でも様々なポジションに分かれています。

EC需要が高まり拠点も増えているので、募集は近年全ポジション増えていますが、オペレーション総合職とコンシューマー総合職の募集は特に増やしています。

誰と、どう働くか

--入社後、印象的に感じたことがあれば教えてください

Amazon創設者のジェフ・ベゾスが倉庫でAmazonを立ち上げた際に、お金がなくドアをデスク代わりに使用していたことから、常に1日目を忘れないという気持ちからオフィスにドアのデザインがあしらわれていたことです。

また常にカスタマーが座っていることを忘れないために、ミーティングでは絶対に椅子は1個開けておく習慣も浸透しています。数字でモノを語る習慣もあり、去年の数字と比較してどう?などと数字を物事の土台とするのが基本的な考え方なのも印象的でした。

アカウントマネージャーというポジションについていた際には、お客様と電話等でのやりとりを繰り返して人間関係を築いていっていました。

Amazonは外資だからとドライなイメージがあるかもしれませんが、意外と泥臭く仕事をしてる人が多いのも私の中でのAmazonの好きなポイントです。

--どのような人がAmazonで活躍できますか?

Amazonは大手企業ですが、ベンチャー企業のような一面もあります。変化が激しい会社なため変化に臨機応変に対応できる人、成長スピードが高いのでそれについていける人なら楽しく働いていける職場かなと思います。

またチームを大切にして働ける人、グローバルに活躍したい人や謙虚な人が多く働いています。物事をしっかりと考えた上で、分からないことは分からないときちんと質問できる人、「わからない」を放置しない人が多いなと個人的に思います。

リーダーシップを発揮した経験が必要と思われがちですが、多くの人を束ねた経験など、形としてのリーダー経験は必要ありません。Amazonでは全員がリーダーという考え方なので、オーナーシップ・責任感を持って仕事できる人が活躍できる環境です。

学生に向けてアドバイス

--自分の強みをどう表現するか悩む学生にアドバイスをお願いします

自分の強みをどうアピールするか悩むということは、根本的に自分の強みを理解しきれていないのかなと思います。

自分の思う強みと他人の思う強みは違ったりするので、自分で考えることも大事ですが、色んな人に聞いて第三者目線ではどう見えているのかを理解してみるのがいいと思います。

またエントリーシートや面接の質問には意図があるので、しっかりと読み解いていくことが大切です。会社の求めている人物像と合致しているかを知りたくて様々な質問をしているので、こうゆう場面で活躍してくれそうとイメージが沸く内容がいいと思います。

例えば、今までの経験のなかで、どういう場面でどんな強みを発揮したかと具体例があると分かりやすいです。

また自分にしかない強みを求める学生が多いと思いますが、特別な強みである必要はありません。大切なのは自分の強みに自信を持つことです。私は、自分の強みに自信を持つことで、自然と伝え方も変わるものだと思っています。

--コロナ前と比べ様々な課外活動ができない学生は、どうすればいいでしょうか?

コロナの影響で留学が出来ない学生さんに対して、私は「その先どう行動したか」を知りたいです。留学が出来なかった代わりにで何か別のことをしたのであれば、それを知りたいです。

一番良くないのは出来ませんでした、と全てコロナのせいにしてしまうことです。諦めて何もしなかったり、人のせいにしてしまうと仕事でもそうなるのかなと連想してしまいます。企業としては学生の柔軟性や考え方も見れるポイントとなるかもしれませんね。

大変な時期ですが、逆に普段はなかなか知れない、面白いことを発見できるいい機会だと思うので、挫けずに頑張ってほしいと思います。

Amazonからのメッセージ

--英語が得意ではない人も外資系企業で働けますか?

英語はみるだけで無理!となってしまう人はAmazonには向いていないかもしれませんが、大学生レベルの基本的な読み書きができれば問題ありません。普段のコミュニケーションは、クライアントがほとんど日本企業なので日本語メインです。

しかしどうしてもグローバルツールを使用しているため、英語が必要になる場面もあります。

またポジションが上がっていくにつれて、海外の上司と繋がる機会が増えるため、上のポジションまで行って欲しいという思いも込めて採用時は英語は重視しています。

ただ、内定後や入社後の勉強でも充分間に合うともうので、英語が得意じゃないと感じている学生さんも是非応募してきて欲しいです。

--最後に、学生に向けてメッセージをお願いします。

私の学生時代は当たり障りのない就活をしていたので、前のめりに連絡をくれたりする学生さんはすごいと思いますし、印象に残ります。怖がらずに、人と違う行動をとってみてください。

そして外資系企業だから、英語苦手だからと怖がらずに、Amazonに興味を持ってくれている学生さんは、是非一度弊社に来て欲しいです。

ポジションもたくさんあるので、分かりにくいかもしれませんが、是非興味のあるポジションを選んで応募してみてください。今年は夏と冬にワークショップが開催されるので、そちらもぜひ参加してください!

--ありがとうございました!

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