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クラレ_素材・工業・化学業界_通過エントリーシート (22卒)

クラレ、22卒の通過エントリーシートです。

学生時代に力を入れたことについて、入力してください。(800文字)

私は研究活動を通して主体性を発揮し挑戦した。私は大学学部時代、教育に興味があり塾講師のアルバイトや教員免許の取得に励み、就職活動では教育系の企業から内定を受けた。しかし、4年次に研究活動に没頭していく中で自分の手で新しいことを発見し形にすることに達成感を覚えた。そこで、もっと深く「科学」を学びたいと志すようになり「大学修士卒の誰よりも業績を上げる」ことを目標とし進学することを決断した。大学院の研究活動では大きく3度の困難を乗り越えた。1つめは、研究がうまくいかずモチベーションが上がらないという困難である。この原因を分析したところ、教員に言われたことをただやるという受け身の姿勢がボトルネックにあると考えた。そこで、教員の立場になって自分で仮説を立てながら先回りして実験を繰り返した。その結果、同期の誰よりも早く学部時代に2度学会に参加し、学術論文を出すことができた。2つめは、開発している材料の性能の伸び悩みという困難である。この原因は分子設計の段階にあるという仮説を立てた。そこで、私は先行文献と自分の実験系との共通項から着想することで新規骨格のアイデアを自ら教員に提案し実験を行なった。その結果、材料の性能は飛躍的に向上に特許の出願に貢献する業績となった。3つめは論文の独自性という困難である。実験結果をまとめ、論文の形にしていた時、その研究が先輩の実験の後追いで「自分らしさがない」ということが気になってた。そこで、同じ研究室の全く違うテーマを担当している人の研究を分析し自分の系に使えるアイデアを考えた。また、論文を作り上げる上で読者目線に立ち必要なデータを考えながら実験を行なった。その結果、化学の学術論文の最高峰であるAngewandte誌を含む4報の学術論文を出すことができた。このように、私は主体的に研究活動に取り組むことで困難に挑戦し乗り越える資質を養った。