学生時代に力を注いだこと(400文字)
学生時代に力を注いだことは、大学から始めたトライアスロンです。トライアスロンは、強靭な体力および精神力を必要とすることに加えて、大会に向けて3種目全てを練習する必要があり、自己管理能力および効率性がレベルアップの鍵になると考えました。学会の準備や日々の研究活動で練習時間が限られる中、他の部員や外部コーチからトレーニング理論を学び、独自に作成したメニューで早朝や深夜に練習を行いました。さらに、効率的にかつ継続して練習に臨むために練習日誌を作成しました。体調や仕上がりを考慮して日々計画を修正しながら練習に励んだ結果、水泳3.8km、自転車180km、マラソン42.2kmを丸一日かけて行う鉄人レースを完走し、さらに学会間近に出場した競技大会では自己ベストのタイムで優勝を成し遂げました。この経験から、現状を把握して軌道修正しながら効率的に努力を重ね、目標を達成する力を得られたと自負しております。
自己PR(400文字)
組織の先頭に立ち、周囲のモチベーションを高めて、団結心を築き上げることができます。私は、農業高校および水産高校が統合して間もない頃に、生徒会長を務めていました。当時は各々の校風が色濃く残り、一体感に欠けていたため、スポーツ大会や学習発表会等の合同行事を企画しました。しかしながら、生徒会執行部においても、価値観の違いによる意見の衝突が幾度となく生じ、議論が紛糾しました。そこで、生徒会長として統率をとり、話し合いを通じて相互の理解を深めた結果、既存の風土の一掃ではなく、各々の伝統および特色を活かす方向へと執行部員の考えが統一されました。生徒全員の前で合同行事の意義を提唱し、丹念に準備してきた企画を実施したところ、多くの生徒から満足の声が得られ、新たな歴史を築き上げることに成功しました。熱意を絶やさず、誠意を込めて取り組むことで、境遇の違いを超えて、想いは通ずると実感しました。
志望動機(400文字)
私は、「容器を通じて人類の幸福繁栄に貢献する」という企業理念に強く共感しました。「容器」はただの入れ物として中身を守るだけでなく、中身の作り手の想いを守り伝え、消費者の生活に柔軟に寄り添います。貴社は先進的な研究開発力・技術力で、社会に幸福をもたらしてきました。例えば、アルミパウチの開発によって、常温で保存できるボンカレーの賞味期限を2ヵ月から2年に延ばしたり、ダイヤカット缶の開発によって、幾何学な美しいデザイン、缶の強度の向上および軽量化を実現したりするなど、容器包装のリーディングカンパニーである貴社の革新的な技術開発に感銘を受けました。100年を超える歴史の中で、社会のニーズに応え続けてきた貴社の研究開発において、特定の食品ではなく、飲料や調味料、レトルトなど幅広い食品の安心・安全を根底とした美味しさを、包み込んでいる容器を通じて消費者に届けたいと考え、志望いたします。