学生生活で一番力を入れて取り組んだ経験を教えてください。また、なぜそれを一番頑張り、どのような行動をしてきたかも合わせて教えてください。(400文字)
所属するテニスサークル内で、会計係として運営費用の明確化及び利益還元に努めた事だ。相手の役に立つ事をやりがいに感じる私はサークルの雰囲気をより一層よくするために、当初不明確な運営費用を理由に生じたサークル費不支払いや不正請求の問題に取り組んだ。まず、同期14人全員から会費の優先度を聞き、独自の予算表を作成した。具体的には毎月の決算をグラフ化し、その都度全体ラインを駆使し、匿名のアンケートを通じて決算を客観視してもらう事で、風通しの良い環境作り上げた。また、余剰金を娯楽費として還元した事や毎回の徴収費記録を徹底し、支払ってくれた部員にはイベントの優先権を与えるなど工夫した事で、平等に楽しめる環境を作りに努めた。結果、部員47人の期限内の集金率を100％に引き上げ、不正請求が0に出来た事から、部員全員の金銭管理を一人で任せてもらえるようになった。
あなたが幼少期から今もなお大切にしている考え方を教えてください(300文字)
チャンスを掴む努力を怠らない事だ。中学のテニス部時代、初めは負けを恐れ、ダブルスでペア任せの試合をして後悔する場面が多々あった。そこで、一試合で自分が取るポイントを決め、上手な人との練習試合を増やし技術とメンタルの向上に努めた。結果、32位からベスト8にまで成績を上げる事ができた。また、入部当初からの夢だった都大会出場を現実にした経験から、今後の人生においても諦めずチャンスを掴む努力をし続けると決意した。急速に変化する今日、多様な選択肢からチャンスを掴むために努力し続ける事は目的達成や成長に繋がる重要な要素だと考える。
最近興味を持ったことを教えてください。また、どんなところが面白いと感じたのかも併せて教えてください。（どんなジャンルであったとしても結果に影響しません）(300文字)
性別欄のない履歴書の登場だ。これは就職活動をする上で必須情報であった性別記載をなくし、先天的特徴による排除を防ぐ画期的なものである。私自身、所属ゼミで男女の食嗜好・食行動とジェンダー規範の影響度について研究を行っている事から、こうした従来の規範に捉われない取り組みに大変興味を抱いた。多様化が進む中、性的少数者に対する注目は集まっているが、彼らに不利益が生じないような取り組みは少ない。事実、未だ就職活動における採用アンケートの性別欄が男女の２択しかない事がこれを裏付ける。性別欄をなくす取り組みのように、個人が抱える先天的特徴によって差別されない仕組みを構築していく必要があると考える。