学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(250文字)
チーズの熟成度合いを迅速かつ非破壊的に計測する手法の確立を目指した研究をしている。プロセスチーズは異なる熟成度合いのチーズを組み合わせて製造される。しかし、この原料となるチーズの判別は職人の経験を頼りにしており、破壊的かつ主観的な手法である。よって、この変化をレーザーを用いた光センシング技術で非破壊かつ客観的に計測できないかと考えた。方法としてはレーザーを照射されたチーズの表面の様子をカメラで撮影して、その画像を解析し照射点を始点に光がどのように広がったかを輝度として指標化し、計測を行う。
自己PR(400文字)
私は課題に対して主体的に行動し、周りを巻き込める人間だ。実際に、現在所属している研究室で周囲を巻き込み、新しいゼミの運営方式を導入した。私の所属する研究室のゼミは、幅広いテーマを持つ学生約30名全員が参加しており、テーマが異なる学生同士の研究内容の理解が浅く、発言が消極的になっていた。この状況に不満は出ていたが改善に動く人がいなかったため、私が発起人となり周りに働きかけ、ゼミを研究についてより深められる場にしたいと考えた。まず、ゼミについて研究室の同期や先輩、後輩と話し合う場を設けた。この時、自分の意見だけでなく同期の意見も取り入れ、より研究室に合う改善案を作成した。そして先生に改善案を提案した結果、通常のゼミと、テーマの内容が近い学生をグループ分けしたゼミを新たに次年度から行うことになった。私は社会でこの強みを生かし、関係者を巻き込み、プロジェクトや計画を実現させたいと考えている。
学生時代に最も打ち込んだこと(400文字)
高校2年生の時に志望動機や面接の工夫をしたことで一度不合格になった交換留学プログラムに合格したことだ。高校一年生の時になんとなく海外へ行きたいという思いで交換留学に応募したが、英語面接で思うように自分の気持ちを伝えられずに不合格になってしまった。悔しさとどうしても留学したいという気持ちから、志望動機の見直しと面接の練習をした。まず、志望動機を深めるために自分の志望する専攻と海外が抱える問題を調べ、その問題をどう解決したいか、留学した時にどうその問題を解決するために行動するかを検討しまとめた。そして、それを英語で言えるように面接までの2週間ALTの先生2回、英語の担当の先生と3回練習をした。練習の中で直訳して話すと翻訳できない単語にに出会った時に戸惑ってしまうため、自分が理解できる単語に言い換えるように特に工夫した。その結果、面接では自分の志望動機を英語で面接官に伝えられたため、合格できた。