困難を乗り越えて成し遂げた経験を教えてください。(500文字)
大学の専攻言語であるドイツ語の会話力を上げるために努力した経験です。短期留学で自身の会話力の低さを痛感した私は、長期留学に向けて会話力を向上させる必要性を感じました。しかし、短期留学から帰国後は日常生活で常にドイツ語を使用する生活から、ドイツ語を使いたくても練習機会が少ないという困難に直面しました。この状態を打開するため、積極的に会話の機会を作る三点の努力をしました。①まず、ドイツ語の先生に間違いを恐れずドイツ語で会話することを心がけ、②またドイツ人留学生に互いの言語を教えあう勉強会の提案をしました。③さらに訂正された文章や、新たに覚えた単語はその場でスマートフォンにメモし、就寝前に毎日欠かさずノートに書き写して復習しました。これらの取り組みを1年間続けた結果、アルバイト先の観光案内所ではドイツ語で案内できるようにまで成長し、目標であったドイツ語力を高め続けることができました。この経験から、コツコツ努力することの大切さはもちろん、一見自分の力では変えることができないように見える環境や状況も努力次第で変えられるものであり、どう対応していくかを考え実行することこそが大切であると学びました。
NECグループが掲げる7つの社会価値創造テーマのうち、あなたの変えたい世界と最も近いものを選択ください。 2-(2).ICTであなたが変えたい世界を教えてください。 また、内容に以下3点を含めてください。 ①変えたい世界と、そう考えたきっかけ/背景 ②実現するうえでの課題と、ICTを活用した解決策 (ICTは現存するものでなくてもかまいません) ③実現できた場合の価値 (誰/何に対してどんな影響があるのか)(500文字)
私がICTで変えたい世界は伝統工芸品産業です。私の住む町には絞りという工芸品があります。しかし、技術習得までに長い年月を要することが原因で職人が減り、技術の伝承が途絶えるという困難に直面しています。これらはどの工芸品も直面する共通の課題です。そこで私は職人たちが感覚で行ってきたものを数値化してデータ化することを提案します。実現するうえでの課題は、データの収集量が膨大であるということです。例えば、絞りで収集したデータは違う工芸ジャンルの漆器には使えない可能性があります。このように、☆ジャンルによって使用するデータが異なるため、集めるデータ量が増大します。ここで今あるICT技術を用いてA地域で収集したデータを他地域の同業者にも応用するなど、工芸品ごとに日本全国の各生産地が連携することができれば、上記の課題は解決できます。また、データとして残しておけば、後継者が途切れても、そのデータを元に産業を復興させることも可能です。このアイデアが現実になれば、伝統工芸産業に各地域を越えた横のつながりと時代を超えた縦のつながりをもたらし、工芸品振興の観点から社会貢献できます。