学生時代に最も打ち込んだこと 充実感・達成感を得た経験(350文字)
アルティメット（フライングディスクを使うスポーツ）部の活動スタイルの変更に取り組みました。従来チームでは、競技未経験で入部する１年生も上級生と同じ練習をしていましたが、1年生の育成を目的とした活動をチームに提案しました。同じ課題感を共有していた部員も多く賛同を得られましたが、最後のシーズンを控える4年生の一部からは、上級生の強化のための練習時間が減ることを懸念した声もありました。意見を踏まえ、1年生の練習は上級生と同時並行で別メニューとして行うこと、育成に関わる人員は少数かつ交代制にすることなどを決めました。また、取り組みの過程では1年生の疑問や不安を聞き、それを解消するよう練習メニューを更新しました。結果、チーム力の底上げができ、1年生は新人大会で昨年より上位を獲得しました。
前述の経験から何を学びこれからどう生かすか(450文字)
まずは考えを表に出すことの大切さ、またそれをチームやメンバーそれぞれの立場で吟味し、アップデートしていくことで最適解に近づくことができることを学びました。今後は仕事中に発生したトラブルに対処する際に役立てたいです。例えば現場事務の際、現場の安全環境を確保しようとする際、通路の段差に不安を感じたとしたら、それを周囲に確認してみます。現場で働く方々の中には同じく不安を感じる人がいると思うので、そういった声を集めて適切な改善策を検討することができます。安全環境以外にも、現場の騒音に対するご意見を近隣の方から頂くこともあるかと思います。すぐに技術職の方に報告し、近隣の方々のために少しでも改善を行い、丁寧な説明で納得していただけるように寄り添った対応をしたいです。このように、トラブルを目撃したり、聞いたりした際に、すぐに現状をミーティング等で共有し、必要な対応策を検討したり、もっと良い方法がないかの確認をしたりして、工期までに完璧な工事ができる最良な現場を作りたいです。
志望動機(350文字)
建設業には社会と産業の基盤を作るという責務と魅力、社会貢献度の高さを感じました。私は貴社の海洋土木の強みを生かし、海洋大国日本の海の資源を有効活用することで持続可能な社会を作りたいと思い、貴社を志望します。取り組みたいことは2つあります。1つ目は洋上風力発電のプロジェクトです。洋上風力発電の建設を通して、資源に乏しい日本の持続可能な未来を作りたいです。2つ目は建設発生土・浚渫土リサイクル事業です。主軸となる建設事業で副次的に生まれてくるものをゴミではなく資源として活用することで、持続可能な社会形成に貢献すると考えます。また、貴社の事業フィールドは世界へと広がっており、先進国のリノベーション、発展途上国の新興にも関われます。豊富な海洋資源を持つ国々で、持続可能な発展に尽力したいです。
自己PR(350文字)
人のために動き、信頼を得られます。2年生の夏、大学での交流イベントでガーナ人留学生と知り合いました。彼は日常生活における言語の壁が多いと悩んでいました。そこで私は彼に困ったら連絡するように伝えました。ある時、引越しをしたいと連絡が来ました。そこで、彼と大学の生活協同組合の賃貸住宅仲介部門に向かいました。聞いておいた家賃や場所といった条件全てに合う物件はなかったものの、通訳係として、新居の決定の為に尽力しました。その時彼から感謝の言葉をもらいました。決して英語は上手くありませんが、その後も携帯電話のプランや銀行での支払いの手続きで困った時に頼られたことがとても嬉しかったです。貴社で働く上で必要な「工事のサポート役」として、様々な立場の方との信頼関係を築くためにこの経験を生かしたいです。