目標に向かってやり抜いた経験(500文字以内文字)
私の目標に向かってやり抜いた経験は、怪我から復帰し活躍するために努力した経験である。私は高校で硬式野球部に所属していた。高校二年の春の大会期間中に肘を負傷し、復帰はその年の十二月という診断を受けた。それまで続けてきた野球を半年間もできなくなることは私にとって辛いことではあったが、最後の大会までやり抜きたいという思いが強く、手術を決意した。そして私は三年生の最後の夏の大会に出場し、打率四割を残すことを目標とした。復帰までの期間に、自分の打撃技術を向上させることが課題であった。私はリハビリが無い日は野球部の練習に欠かさず参加した。実際の打撃練習ができないため、タイミングの取り方やバットを振る前までの動作を研究し改善を重ね続けた。そして復帰してからは、怪我をする前よりも技術が向上し、打撃成績も良くなった。最終的に夏の大会では、目標を大きく超える五割六分の打率を残すことができた。私はこの経験から、現状で自分にできることに目を向けることと、定めた目標に対する施策を継続して行うことの重要性を学んだ。
グローバルロジスティクスの今後の課題(500文字以内文字)
グローバルロジスティクスの今後の課題は、「環境への悪影響の最小化」であると、私は考える。理由は、世界的な規模で環境問題への関心が高まっており、企業が負う社会的責任という観点からも環境問題は非常に重要な事柄であるからだ。そのため「グリーンロジスティクス」という考え方が重要になる。国際分業が進む中で経済レベルが異なる国家間での取引も増えていくこととなる。ある国の企業が今まで取引の無かった国の企業との取引を新規開拓事業として行う場合、新たな倉庫の建設や輸送ルートの策定、輸送手段の選定など様々な行程を経る必要がある。「現存する豊かな自然を保全しつつ、効率的な輸送を実現するか」が鍵となる。解決策としては、環境分野の研究チームを編成、または環境専門機関と連携しアドバイザーとすることである。彼らが、貿易拠点の設定や輸送ルート策定、使用資源の選定などの行程に関わり、環境保全の観点からの助言を行うことが「環境への悪影響の最小化」という解決に向けた施策である。環境専門チームの存在が環境保全はもちろん、結果として効率的な輸送を実現することにもつながるのである。
中長期計画をみて最も印象に残ったところ(500文字以内文字)
貴社の中長期経営計画の中で最も私の印象に残ったところは、Insight Focus という取り組みだ。理由は二つある。一つ目は、取引先の企業や産業への客観的かつ深い理解、そして当事者の視点に立っての課題解決を目指す姿勢に私は強く共感したこと。二つ目は、様々な国々において個人や企業が抱える課題を解決し、改善や成長に寄与するという私の将来像に即していることである。この二つの理由の根拠となった経験が一つある。私はハワイ留学中にハワイ州が抱えるサンゴ礁の減少問題について発表した。私はこの発表の準備を通して、私は現地の人々へのインタビューを実施し、意見を集めて実情を知った。そしてハワイ州が実施している対策についても州立水族館に足を運ぶなどしてして調べ、自分の意見も合わせて発表した。この経験を通して私は課題や現状に対する深い視座を持つことの重要性と、世界中の企業や人々の課題を解決し貢献する力を付けたいと考えるようになった。こうした経験に基づいた私の考えが、貴社のInsight Focusの取り組みが印象に残った理由である。