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コクヨ_その他業界_通過エントリーシート (21卒夏インターン)

コクヨ、21卒_夏インターンの通過エントリーシートです。

大学生活で,自分なりに成果を残せたと感じた経験は何ですか。その中での工夫・こだわりポイントも含めて教えてください。 (500文字以内文字)

卒業研究の新しさと面白さが認められた結果、学科内の卒業論文最優秀発表賞と、アメリカで行われた社会心理学会の学会賞を受賞できたことである。工夫した点は二つある。第一に、研究の新規性と独自性を追求した点である。英語論文や書籍を読み、先行研究で行われていない新しいアプローチに取り組んだ。また、心理学専攻の学生の多くが苦手意識のあるプログラミングに敢えて取り組み、独学で勉強しながら4ヶ月間かけて実験プログラムを作成した。アンケートやインタビュー調査での研究が多かったため、プログラミングのおかげで聴衆にインパクトを与えることができた。第二に、周りの人々の力を借りながら進めた点である。まだ学部生だったが、毎週6時間の大学院のゼミに参加し、大学院生や教授にコメントをいただいたり、他学部の授業を履修して、情報学や脳科学の教授に相談しに行ったりした。また、他大学の先生から表情画像データセットの使用許可を頂き、10万円する画像セットを使わせていただいたことで、より面白い研究を実施することができた。こうした多様な意見の取り入れや、専門的なアドバイスのおかげで、効率的に質の良い研究を行うことができた。

大学生活で何か一つの目標に向かって,周囲と協力して取り組んだ経験を教えてください。取り組んだ際のきっかけ,その時に大切にしていたことを教えてください。(500文字以内文字)

新入生の新生活を支援する学生団体に所属し、キャリア部門のリーダーとして新入生向けキャリアセミナーを立ち上げたことである。同団体は学生向けパソコンの販売やお部屋探しの支援を主力事業としていたが、心理学とキャリアに人一倍興味があったこと、新規事業をやりたいと主張していたことから、一世代前の先輩達にキャリアセミナーの設立を任された。それまでリーダーや何かを創造する経験がなかったため、自分を成長させたいと思い引き受けた。セミナーの企画は10名のコアメンバーと行い、運営には50名以上の団体メンバーに協力してもらった。大切にしていたことは相手の立場に立つことである。初めは、自分のビジョンがなかなかメンバーに伝わらなかったり、理解が追いつかずに議論から取り残されてしまうメンバーが生まれたりした。この失敗から、私が理解しているレベルを基準に話をしていては、相手に伝わらないと気づいたため、相手の気持ちや理解度を想像し、自分の考えが相手と共有できているかを念入りに確認するように心がけた。以降はチームでの仕事がスムーズに進み、結果的に、有料のセミナーであったにも関わらず70名の新入生を動員することができた。

あなたが気になっているこれからの社会の変化は何ですか。] [* 具体的なニュースで取り上げられていること・その変化を選んだ理由も含めて教えてください。またその社会の変化が自分にとってどのような影響があると思いますか。(500文字以内文字)

AI技術の発展によって、人間の価値が変容していることである。大学院でAI技術が社会に及ぼす影響について勉強してきたことと、NVIDIAが開発したGauGANというソフトをニュースで見て驚愕したことからこの変化を選んだ。GauGANは、単に線を引いたり色を塗ったりするだけで、AIが自動的にその部分をリアルな空や海の画像に書き換えてくれるというソフトである。位置と形を指定するだけで、大量の画像をもとに色や形を決定し、誰でも写真や抽象画のような絵を描くことができる。こうしたソフトを使えば、デッサンや色塗りの技術の高さに関係なく、誰でも上手に絵を描くことができるため、将来的には絵の技術よりも構図や発想といった創造性が評価される時代が到来することが考えられる。さらに、こうした変化は芸術以外の領域でも同様に起こることが予想される。例えば、単純な書類作成やデータ処理などは全てロボットやAIに任せられ、自分で考えたり創造したりすることができない人間の市場価値は低くなる。よって今後の人生では、技術に負けない能力を磨いていく必要があり、具体的に私は、閃く力や論理的に仮説立てる力を伸ばしていきたい。