公開日:
最終更新日:

ミズノ_その他業界_通過エントリーシート (21卒本選考)

ミズノ、21卒_本選考の通過エントリーシートです。

大学・大学院での研究内容と、それを活かしてミズノで挑戦したいことについて、自由に表現してください。

私は、高齢者の脳機能の劣化具合を簡単に推定できる手法の開発を行なっています。加齢に伴う人間の脳の劣化具合を測るには、MRIを使用する方法がありますが、設備が大掛かりで、被験者にも負担がかかります。そこで私は、DeepLabCutという、ディープラーニングの技術を利用したマーカレスモーションキャプチャのツールを用いて、被験者が行う簡単な運動の解析から脳機能の劣化具合を推定することを目指しています。 私は、マーカレスモーションキャプチャを扱った経験を活かして、ミズノでスポーツ用品の基礎研究の分野で貢献したいと考えています。マーカレスモーションキャプチャの技術は、反射マーカーを身体に貼付する必要がなく、スポーツの様々な状況でヒトの動作を解析するのに適しており、身体特性の研究を進める上で役立てると思います。

大学・大学院などであなた自身が「最も力を入れて取り組んだこと」について、その取り組みとあなた自身を象徴する写真を1枚貼り付け、その理由を記載してください。

私は学生時代、サッカーサークルの代表としてバラバラだったチームをまとめ、全国大会に出場するための意識改革に尽力しました。 私が代表になった当時、チームには本気で試合に勝ちたいと思っている選手と、楽しくプレーすることだけを考えている選手がおり、意識の不一致から試合で思うような結果を出せずにいました。 このままでは漫然と時間が過ぎ、自分もチームも成長できないと考えていました。 そこで、チームで一丸となって高い目標に挑戦したいと考えていたため、全国大会に出場するという目標を設定しました。そして全員に高い意識で練習に取り組んでもらうことで、目標の達成を目指しました。 まずは、モチベーションに差がある選手たちが同じ目線で活動を行うことが必要であると感じたため、定期的にミーティングを開催し、選手全員で議論ができる場を設けることで、コミュニケーションの円滑化を図りました。また、ミーティング以外にも、モチベーションの低い選手に対して個別にアプローチし、自分がどのような想いで活動を行っているか、そしてこれからどうしていきたいかを伝えることで、全員が目標に対して高い意識を持って取り組むようになりました。 次に、SNSを用いて他大学のチームとの練習試合を組むことで、ミーティングで挙がった改善点や新たな戦術を試す機会を創出しました。練習試合の場で試行錯誤を繰り返した結果、チームに実力がつき、目標を達成することができました。写真は、全国大会出場を勝ち取った大会でのものです。 これらの取り組みから、組織が一つの目標に向かって努力したとき得られる力の大きさと、それを得るためには思ったことを言い合えるような、仲間との強固な信頼関係が必須であると感じることができました。