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20代、本気で働くならレバレジーズ

新卒4年目の海外支社長や2年目の事業責任者など、若い力で会社を急成長させてきたレバレジーズ。内定者時代に新規サービスを立ち上げ、入社4年目で同社の執行役員に抜擢された藤本直也さんに、レバレジーズを成長させている「レバレジーズの若手が育つ理由」について聞いた。

インタビュイープロフィール

Naoya Fujimoto 藤本 直也 レバレジーズ株式会社 執行役員 大阪大学工学部卒 2014年入社

インターン時に、月間120万人のエンジニアが使うwebサービスの立ち上げに成功し、入社2年目に最年少で事業部長、4年目に執行役員に就任。その後人事責任者を経て、現在は経営企画室長及び広報部長を兼任。新規事業創造のほか、既存事業の経営管理、採用、コーポレートブランドマネジメントなど、レバレジーズの成長を全方位から牽引する。

若手の成長が企業を成長させる

― レバレジーズはどんな会社ですか?

レバレジーズは、IT・医療・介護などの国内外のさまざまな事業領域で新しい事業やサービスを創出しているベンチャー企業です。

長期的に成長が見込まれる領域を見極めて参入し、そこで業界トップクラスのサービスを創り続けてきたことで、創業15年で年商449億円まで成長しました。

レバレジーズはこれまで30以上のサービスを展開していますが、それらのサービスを平均年齢26歳の若いメンバーで生み出しています。

ノウハウやテクノロジーが激しく入れ替わっている近年では、従来重視されていた経験やスキルが陳腐化しやすいため、自分で新しいものを学習して実用化できる能力のある人材が多く育つ企業でないと生き残っていけません。

レバレジーズでは年齢関係なく大きなチャンスを与えることで、若いうちから多くの社員がその能力を身につけているため、それが会社を成長させてきた要因となりました。

教育の仕組みより自ら学ぶ習慣

―若手が育つ仕組みはあるのでしょうか?

仕組みはあると思いますが、従来の画一的な教育はマイナスをゼロにすることが大きいので、自分で学習できるタイプにとっては必要性が低いと感じています。

故に、自習ができる素養を持つ人材を採用することと、彼らの成長を加速させられる適切な抜擢をすることを大切にしています。

誰にどんな仕事のどのポジションを任せるかを熟考し、社員の力を信じてチャンスを与え、それに対して、社員が自分で学習しながら泥臭くコミットメントしていくことで、若手が成長しています。

僕自身事業づくりがしたくてレバレジーズに入社しましたが、事業づくりはまさにやったことのないことの連続です。

それでも自分なりに考えて新しいものを作り続けてきたことで、入社4年目で執行役員に抜擢されました。

レバレジーズでは、新しいポジションが増え続けていることで多くの抜擢が実現できているため、若いうちから大きく成長できるチャンスがたくさんあります。

日本を支える会社を目指し、求めるは志の高い仲間

―今後の展望を教えてください。

今後も国内外問わず、多様な事業領域に投資を続けていこうと思っています。

新しい領域へ挑戦しつつ、IT・医療・介護の主力ドメインでもサービスを拡大していくのが全体方針です。まずは既存の領域でレバレジーズの存在感を増す動きをすることで日本の成長に大きく貢献し、それから海外や他の業界へ挑戦していきたいと思っています。

現在は年商400億円規模ですが、近いうちに年商規模を1000億円にまで拡大させることができると思っています。

レバレジーズは今まさに急拡大期なので、社員にとても負荷がかかるしんどいフェーズです。

だからこそ、頑張れば他では出来ない経験が得られるチャンスが多いので、「自分がやってやろう」と覚悟を決めて一緒にレバレジーズをつくっていける学生に来てほしいですね。

レバレジーズは何を若手に任せるのか

レバレジーズで活躍する社員にインタビュー。

レバレジーズに入社した理由や仕事内容、任された裁量や成長の理由等、学生からの質問に、同社を代表する若手社員が答える。

Shun Soejima 副島 駿 レバレジーズメディカルケア株式会社 事業推進部 部長 同志社大学経済学部卒 2013年入社

内定者インターンを経て医療系紹介事業の営業職へ配属。入社2年目時に立川支店を立ち上げ支店長に。2017年、事業推進チームへ異動し、現在医療・福祉系4事業の事業推進部の部長として、事業戦略の立案・実行を担う。

4事業にまたがる事業戦略部長に抜擢

新卒でレバレジーズを選んだ理由は、自分の市場価値を高めたかったからです。

就活当時、一部の大企業の業績悪化でリストラが大量発生する社会を目の当たりにして「安定を手に入れるには自分の職能を高めるしかない」と思い、若いうちにさまざまな経験ができる当社を選びました。

最初は営業部に配属されましたが、入社2年目の夏に、支店とBPO部門の立ち上げをゼロから任されることになりました。

社内に前例もなく、上手くいかないだろうと揶揄されたりもしましたが、社内外でのインプットを繰り返すことと周囲からのフィードバックをもらうことでなんとか立ち上げに成功し、3年目には、その規模を約100名に拡大しました。

その経験を通して、事業運営に必要な汎用的スキルと、未経験分野でも最速で結果を出す能力が身につき、自分の意志決定がエンドユーザーやメンバーの人生にまで影響を与えることを強く意識するようになりました。

現在は、医療・福祉事業の事業推進部を統括する立場として、業界1位の事業を創ること、そして業界が抱える課題を解決することで社会にインパクトを与えることが目標です。

また、私自身チャンスを与えてもらったことで大きく成長できたので、自分の部下にもそれを還元していきたいですね。

Moeka Mike 三毛 萌花 レバテック株式会社 ITリクルーティング事業部 CAリーダー兼事業部育成責任者 京都大学教育学部卒 2018年入社

配属3カ月でITリクルーティング事業部にて1,000万円超を売り上げ、当時の新人最高記録を樹立し、2018年度ベストルーキーを受賞。2019年に横浜支店を立ち上げ、支店長として支店のマネジメント業務に従事。現在は関東エリアのキャリアアドバイザーチームのマネジメントに加え事業部全体の育成責任者を兼任。

入社2年目で支店の立ち上げに成功、1年で売り上げを6倍に

教育学部に進学した私ですが、「なぜ先生になりたかったんだろう?」と自問したとき、「何かを伝えることで、その人の人生により良い影響を与える仕事がしたい」ことに気付きました。

そこからキャリアアドバイザーの仕事に興味を持ち、人材系のベンチャー企業を見始めました。

また、結婚・出産を考えると仕事に全力を尽くせるのは20代しかないと思い、若いうちから仕事を任され、さらに「この人たちのために頑張りたい」と思える仲間がいる会社という視点で、当社に入社を決めました。

入社後はキャリアアドバイザーとして新人MVPを受賞し、2年目で横浜支店の立ち上げを任されて、法人側と個人側の営業を統括することになりました。

KPIの設定や、3カ年の予算計画、チームマネジメントなど全く初めての業務に挑戦しながら、立ち上げ1年で売り上げを6倍にまで拡大させることができました。

現在はその経験を活かし、より大規模なキャリアアドバイザーチームのマネジメントと、事業部全体の業務効率化プロジェクトや育成制度の設計に携わっています。

自分が担うサービスの質も規模も向上させていくことが、当面の目標です。

Shotaro Koyama 小山 祥太郎 レバレジーズ株式会社 マーケティング部 データ戦略室 アーキテクトグループ責任者 東京大学大学院工学系研究科修了 2016年入社

入社1年目に新規事業の立ち上げを任された後、同社の主幹事業のマーケティング担当担当、全社のHRマーケティングチームの創設を経験。2019年にデータ戦略室を立ち上げ、現在は全社のデータ活用体制の構築を行う。

新規事業の失敗を活かし、自分自身で新規部署を創設

学部時代の就活では日系大手企業の選考を受けていたのですが、WEB系のコンサルティング企業でのインターンや教育系NPOの立ち上げを経験する中で、「大手企業だとこの楽しさは味わえない」と思い、もう一度キャリアを考え直すために大学院に進学しました。

常に新しいことができる環境に身を置きたい私は、2度目の就活では外資系コンサルティングファームとベンチャー企業を中心に選考を受けました。

コンサルティングファームの最終選考で販売戦略を企画してプレゼンしたとき、戦略の実行まで携われないことに物足りなさを感じ、事業会社でかつ当時平均年齢26歳で急成長中の当社に入社しました。

早速入社1年目に新規事業の立ち上げを任されたのですが、その事業に失敗してしまったんです。

自分の価値のなさを痛感するという苦い経験をし、それ以降「会社に必要なものを創り続け、小山がいたからできたと言われるようになる」を目標に掲げ、さまざまな仕事を自分から引き受け、全力で取り組んできました。

それからも多くのチャンスを自ら掴みに行き、2019年にデータ戦略室という新しい組織を立ち上げ、現在はグループの責任者として複数人の部下をマネジメントしています。

企業の競争優位性を担保し、更なるサービス拡大を図るため、データ分析やデータ基盤の構築を通じて、業務や経営の意思決定、教育や企業文化の構築などに活用することが今の私の使命です。

GROWING FAST

・年商:449億円(2020年3月時点) 創業以来15年間黒字経営を続け、年商は昨対比約130%を実現。

・新卒入社の割合:52.0%(2019年9月時点) 2012年から本格的に新卒の採用を開始。現在新卒入社の社員は半数を超え、年々その割合は増えている。

・リーダー職の20代比率:60.3%(2019年9月時点) 現場でチームを束ねるリーダー職の半数以上が20代。サービスの鍵を握る大切なポジションをたくさんの20代社員が担っている。

・事業数:約30(2020年6月時点) 直近6年間で5倍以上と、事業数が急速に増加。 安定的に経営できる事業ポートフォリオを形成している。

会社概要

レバレジーズ株式会社

設立   2005年4月 資本金  5,000万円 年商   449億円(2020年3月時点) 従業員数 1,125人(2020年4月時点)  事業内容  自社メディア事業、人材関連事業、システムエンジニアリング事業、M&Aコンサルティング事業、ASP/SaaS/クラウド関連事業