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アクセンチュア_コンサル-IT業界_通過エントリーシート (21卒本選考)

アクセンチュア、21卒_本選考の通過エントリーシートです。

就職活動の軸

 業務内容を軸に就職活動を行っている。私のビジョンに、「自身の能力や経験を活かして、グローバル社会での日本の存在を維持する」という考えがある。特に、英語力や英語圏に滞在した経験を活かし、日本企業が世界進出する際の支援を行いたいと考えている。  この考えに至った経験は、イギリス留学中に得たものである。イギリスに留学をする中で、日本よりも中国や韓国の急成長を実感した。それぞれの国から来た学生数の多さや、それぞれの国発祥の製品の数が多く、日本の世界進出の遅れを感じた。国内需要も減少する中、日本が世界へとさらに進出する支援を通して、日本の存在を後世へときちんと受け継ぐ必要があると考えた。そのため就職活動では、日本を海外に押し出すことをサポートする企業を軸に企業選びを進めている。直接的な観点ではコンサルティング業務を、間接的な観点では、グローバル社会で活躍する人材の育成を行う教育業界を志望している

アクセンチュアのDNAで共感するところについて

 盲目的に追随するだけでは、2点の欠点があると考える。1つ目は、私自身の存在意義の低下である。上司から与えられた情報に対して、その通りにタスクを遂行することは、AIなどのテクノロジーでもできる内容であり、人間が関与する必要性がない。  2つ目は、固定概念に囚われた時代遅れな判断になりかねないことである。もちろん、上司の方であれば様々な経験より手に入れられている知見も多くあると思う。しかしながら、その経験則のみに従った判断では、時代に即していない判断にもなりかねない。実際、高校の生徒会活動において、携帯電話持ち込み禁止の校則変更を教職員に対して提案したが、「学校に携帯電話は必要ない」など実理に即していない意見で棄却された。盲目的な追従は、時代潮流やそれに従う利便性を得る機会を逃す可能性を高める。  しかし、議論を行うことにより、2点の長所が見られる。1つ目は、上司と部下双方の視野が広まることである。議論を通じて、お互いに気づいていない部分を学び合うことができる。最近接発達領域の考えに基づき、建設的な議論を通してお互いの知見の向上に努めることにより、会社全体の知識の増強につながると考える。  2つ目は、お互いに視野が広まることにより、イノベーションを起こす可能性が上昇することである。固定概念にとらわれることなくフラットに議論することにより、これまでにない考えを起こすことができると考える。

コンサルティングにて成し遂げたいこと

 2つの要素に関するコンサルティングに関わることを通じて、グローバル社会における日本社会の存続に貢献したい。  1つ目は、海外に工場などを有する多国籍企業に対するコンサルティングである。安価な労働力を用いて製品を製造している企業こそが、今後の日本社会がグローバル化の競争に勝ち抜く原動力を持っていると考える。高品質高価格における日本製品は海外でも人気を博しているが、そのような製品はマーケットが広くある新興国においては手の届きづらいものとなっている。そのため、韓国や中国をはじめとする他国が安価な製品を販売することにより、新興国でのシェアを広げている。新興国のうちから、シェアを広げることにより、その国が成長し先進国となった際に、大きなリターンが得られると考えられる。そのため、安価な労働力で安価な製品を製造している企業こそ、新興国へ販路を拡大し、日本経済の存在を見せる必要があると考える。このような販路拡大の支援を通じて、日本社会へと貢献したい。  2つ目は、教育業界へのコンサルティングである。日本の経済を未来支える次世代以降への知識や技術の継承は不可欠であり、その根幹を支えるのが教育であると考える。そのため、教育が揺らいでは日本社会の未来も揺らぐものとなってしまうと考える。将来を見据えた教育を日本全土に展開することにより、日本社会の未来に貢献したいと考える。