学生時代に力を入れたことをご記載ください。(400文字以上600文字以内)
〇〇コンテストの主催団体の企画局を、局解体の危機から立て直し、参加者満足度95%を達成したことだ。関係者300人規模の〇〇コンテストを企画運営している団体であり、1年の活動期間の中で、約100人の構成員が企画、運営等の5つの部署に分かれて準備を進める。私の所属する企画局は30人前後が在籍しており、コンテンツ設計のために社会問題や政策の研究をしている。活動開始から半年が過ぎた頃、局長の脱退を契機に局が活動停止に陥った。周囲は局長不在による指示系統の停止が原因だと考えていたが、私は根本原因が別に存在すると考えた。活動初期と当時の企画局の状況を比較すると、各自の研究結果を楽しそうに会話する姿が見られなくなっていた。よって、真の原因を局員が活動に対して楽しさを見出せなくなったことだと特定した。そこで局長を継ぎ、局員が知的好奇心を刺激しあえる環境を目指し、以下の施策を行った。①各自の研究を助けるため、関連文献を分野等の軸で整理した。②また、定例会内に各自の研究について発表、議論できる場を設けた。結果、局は活気を取り戻し、学者とのヒアリング会や、官庁訪問の設定等の企画を成功させ、95%という高い参加者満足度に繋がった。この経験から、活動を通じて意欲が継続的に刺激され続けるような環境整備の重要性と、課題の本質を捉えるまで仮説検証を続け、粘り強く考え抜く姿勢を学んだ。