あなたがなりたいと思い描いている近い将来(5-10年後)のご自身の姿はどのようなものですか。(350文字)
私が近い将来なりたいと思い描いている姿は,T字型のITコンサルタントです. T字型と呼ばれる人材は,特定の分野を究め,その深い専門知識と経験・スキルの蓄積を自らの軸に据えつつ,さらにそれ以外の多様なジャンルについても幅広い知見を併せ持っている人材のことです.アルファベットのTの文字の縦の棒を専門性,横の棒を視野の広さに見立てて,こう呼びます. 私の縦棒は高専,大学学部で学んできた情報工学とします.特にIoTセンシングや光通信基盤デバイスに関して深く培ってきました. そして,横の棒はそれ以外のIT技術(機械学習,ビッグデータ,Fintech等)と現在大学院で学んでいるアントレプレナーシップとします. このような深い縦と広い横の知見を持つことで,1人のビジネスパーソンとして,より強みのある人材になり社会で活躍できると考えています.
上記の内容を実現するにあたり、コンサルタント、特にベインアンドカンパニーを志望する理由をお書きください。(400文字)
私が本インターンに参加したい理由は,コンサルタントとして必要だと考えている「対話力」を磨きたいからです. 対話力は「相手の考えを正確にとらえ,自分の考えを相手に正確に伝える.」というものだと私の中で定義しています.これは,一朝一夕での習得は困難だとは思います. ただ,現在の研究活動や将来の社会で活かせるスキル,そしてコンサルタントやシンクタンクといった業種には必要な不可欠なものと考えています. 御社のインターンシップに志望する理由として,現在の時代の潮流である総合コンサルティングではなく,戦略コンサルティングを事業ドメインとしている点です. これは貴社には,大変素晴らしい「対話力」をもった社員の方が多くおられるのが要因と考えています. そうした社員の方や様々なバックボーンをもった優秀な学生からの刺激から,「対話力」を吸収し自分の成長へと繋げられたいと思い,本インターンを志望します.
あなたが最も達成感を感じた出来事とその理由を具体的にお書きください。(400文字)
私が最も達成感を感じたのは学部の卒業研究です. 光通信の基盤技術である光変調器の開発をテーマに,光変調器の作製を目的としていました. 研究の流れとして光変調器の構成材料やサイズ感の選定を行い,シミュレーションによって高性能な潜在性をもつ構造を提案・実機作製するというものです. 私は,研究の前に基礎知識や研究動向を理解することが必要と考え,週1だった技術輪講を週3へとしました. 光変調器の作製ができる環境は,大変希少であり他大学の研究室に交渉し,作製協力をしてもらう必要がありました.作製にはコストがかかるため,採択されるために自分が立てた研究内容の妥当性や新規性を証明する必要があり,時間をかけ研究に取り組みました. 結果として,技術輪講や研究内容が作製委託の交渉の場で役に立つこととなりました. 自分で考え行動し,得た知見を活かして困難をクリアしたことは非常に自信となると共に達成感を感じました.