学生時代(大学入学以降)で一番のチャレンジを教えてください。(700 文字以内)
卒業研究において、〇〇の知識を生かし〇〇でのテーマに取り組んだことである。この経験より、物事の本質を見抜くこと、情報をできるだけシンプルに言語化し他者に伝えることがいかに重要かを痛感した。 機械学習はめまぐるしい速度で研究が進んでいる領域であり、様々な情報が溢れている。 そのような情報に囲まれている中で、右も左も分からない状態から研究はスタートした。 そこで私は、機械学習において、これまではどのような手法が使われ、何が課題であるの かを明確にした。さらに、世の中のニーズは何かということに焦点を当て、それを踏まえ て自分の専門分野の知識を融合させることで課題の解決に取り組んだ。しかし、大学院入 試において複数の教授に向けて研究内容を発表した際には、「君の研究は何がしたいのか全 く分からない」と言われる始末だった。伝える情報が多すぎて、結果として何一つ伝わっ ていなかったのだ。その時、研究は「人」の役に立つために行うものであり、「人」に伝わ らないと意味がないと改めて実感した。自己満足の研究にしないためにも、インプットの みならずアウトプットの訓練にも精を出した。伝えたいことを全て書き出し、内容を整理 し直す。何を、なぜ、というキーワードをもとに内容をシンプルな形まで落と込む。最後 に話の筋道を確認する。その過程を何度も繰り返した。その内容を友人や下級生、家族に 聞いてもらい、言葉にして伝える回数を積極的に増やした。 その結果、卒業研究最終発表の成績は全体の 2 位という好評価を得た。先生方からは、難 しいテーマだがわかりやすく、非常に面白い研究であるといったコメントを頂いた。
ロレアルでは、社員それぞれの「個性」が共鳴することで良い化学反応が起きると考えて いるため、「多様性」を大切にしております。つきましては、あなたの「個性」がわかるよ うに、ご自身を何か一つのモノ/ヒト/コト等に例え、理由と併せて教えてください。 ※化粧品に関連する事柄である必要はございません。(400 文字以内)
私は、自分を「板前」であると考えております。自分の作った料理 (物事) で人を喜ばせる ことが好きです。昔から大切にされている技法を守りつつ、現在は何が流行していて、そ れをどのように料理に組み込むことができればお客様を惹きつけられるのか。どのタイミ ングで自分だけのスパイスや隠し味を使えば他の料理人たちと差がつけられるのかを常に 意識しております。ただ、料理も難しいものです。雑味は料理の味を損ないます。特に、日本料理は引き算が重要なのです。また、厨房はチームワークが必要不可欠です。現在私は、それぞれの持ち場を仕切る最上位者である「花板」を目指しております。初めは、器の用意や食材の下処理といった下準備から取り組みました。いずれは、日本のみならず世界の皆様に私たちの作る料理をお召し上がりいただきたいと考えております。まずは、現段階での私の作る料理を、ぜひあなたに味見していただきたいと考えております。