あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか(500字以内)
私はテニスサークルでの新歓活動に主体的に取り組み、加入者数を前年の3倍にすることに貢献した。かつて私のサークルは所属人数が減少傾向にあり、それを悔しく思っていた有志で新歓活動強化に取り組んだ。有志会議の中で新歓練習の質上昇と広報活動の強化が急務であるとし、私は練習を引率するテニスコーチの役割を主体的に引き受け、新歓練習の改善を目指した。テニスコーチでは練習の堅苦しいイメージを払拭し、持ち前の明るさや親しみやすさを生かして、新入生がより練習を楽しめる環境を形成した。サークル全体としては、メンバー1人1人のモチベーションや目的が異なるサークルという組織において、当初は全員のやる気を引き出すことができずにいた。そこで、メンバー1人1人との対話を大切にすること、1つ1つの仕事に対して丁寧に感謝の気持ちを伝えること、まずは自分が動いて引っ張ることを強く意識した。その結果、次第にサークル全体を巻き込むことに成功し、60人の新入生を加入させることに成功した。この経験を通して、組織一丸となって目標に前進することに大きなやりがいを感じ、社会人としてもそのような仕事に取り組みたいと考えるようになった。
あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験を踏まえて教えてください。(500字以内)
私の信念は「誰かの役に立つ人間であること」である。小さい頃の私は周りと比べて自分一人でできることが少なく、自分に自信が持てなかった。いつも周りに助けてもらってばかりで、それを引け目に感じながら学校生活を送っていた。しかしある時、友達に勉強を教えていると教え方が上手いと褒められ、さらに自分なりに工夫していくと、様々な人からそう褒められるようになった。これによって自分が物事を分かりやすく伝える能力に長けていることに気づき、徐々に自分に自信をもって振舞えるようなっていった。この経験の中で、それまで何度も助けてもらった分、これからは自分が誰かの役に立てるような人間になりたいと考え、行動するようになった。そして大学生になり、私は家電量販店でのTV接客販売のアルバイトにおいて、メーカーの上司からの依頼で売上向上に取り組んだ。そして、自分の行動を通じて上司だけでなく、メーカー・店舗・顧客という多方面に貢献し、大きな影響を与えられたことにとてつもない達成感とやりがいを感じた。この経験を通して、私は目の前の誰かにはもちろん、さらに広範囲にも影響を及ぼして貢献していきたいとと考えるようになった。
あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。(500字以内)
私は貴社に入社し、「人がイキイキと生活できる街づくり」を実現したい。このような想いがあるのは自信の大学生活に基づいている。私は高校生時代に北海道大学のキャンパスに憧れを抱き、大阪を離れて進学を決定した。実際にキャンパス内でのサークル活動やゼミ活動には、メンバー含めて活気を持って取り組むことができており、その情景はかけがえのない思い出となっている。この経験から、空間としての魅力が人や生活に与える影響力の大きさを強く実感しており、自分自身が土地開発者の立場として価値を人々に提供していきたいと考えるようになった。そして、家電販売アルバイトの接客においてメーカー視点でなく顧客視点を大切にしてきた私は、貴社の「都市目線でなく、人目線で生活を創る」という姿勢に強く共感し、志望している。人々の目線に立ち、複雑化しているニーズを汲み取った上でその期待を超えられるような街づくりをしていきたい。そこでは貴社が推進しているようなソフト面からの開発をさらに強化し、街を創るだけでなく人々の交流までも促進し、人々の生活に付加価値を生み出したいと考えている。そして人々の充足感のある生活に貢献することが私の夢である。