インターンシップに対する志望動機(300字-380字)
私にはモノづくりで人々の暮らしを快適にしたいという思いがあります。 貴社は住宅や配管など暮らしに身近な事業を展開しており、化学メーカーでありながら生活に欠かせない社会インフラに関わることが出来ることに魅力を感じ志望致しました。 また貴社の研究開発は製品の開発から市場に出すまでの一連の流れに携われることができることも大きな魅力です。自らが製品を作り、自らの力で市場に出すことは大変なことですが、達成したときにより大きなやりがいを感じることが出来るのではないかと考えています。またそういった中で私が持つ前向きさや連携をとる力が十分に発揮できると考えました。本インターンシップでの実際の業務経験や社員の方々との交流を通して、化学メーカーで研究者として働くイメージをつけたいと思っております。
現在学ばれていること(300字-380字)
木の成分の一つである高分子フェノール化合物のリグニンをプラズマによって分解する研究を行っています。リグニンはパルプ製造時に大量に廃棄される成分です。リグニンを分解すると高価で有用なフェノール化合物を得られるため、水熱電界や電気分解など様々な手法で分解方法が検討されています。しかし、従来法は分解の処理時間が長いという問題があります。原因はリグニンは強固な結合をもち、分解するには多大なエネルギーが必要であり、長時間エネルギーを加え続ける必要があるからです。そこで私は高エネルギーを持つプラズマによる分解を提案しました。その結果10分でリグニンを分解し乳製品や香水の香料に使われるバニリンを生成することが出来ました。さらにリグニン液体とプラズマの接触回数を増やすことや、分解を促進する物質を加えることでバニリンの収量を増加させることにも成功しました。今後は他の生成物の定性を目指し、リグニンの簡単なモデル物質をプラズマで分解し反応機構を解明していきます。
自己PR(300字-380字)
私の強みは周りを巻き込み目標を達成する力があることです。大学でソフトテニス部に所属しており、3年次には私が中心となり名古屋で開催される200人規模の大会を計画、運営しました。その中で最も苦労したのは当日の進行と自分の試合の両立です。この大会は7大学が総当たりで団体戦を行うため試合数が多く、入念にプログラムを作成しました。しかし当日、猛暑により倒れる人が続出し、審判が不足する緊急事態が起こりました。私も選手として出場していたため、試合をしながらトラブルに対応しなくてはならず、一人では到底解決できない状況でした。そこで部員に救急車の手配や応急処置用品の調達の指示を出し、私自身は他大学の選手と連携し、試合順の変更や審判の調整を行いました。こうして臨機応変に対応できたことで無事大会を終えることができました。この経験から仕事を分担し連携を取る力を培いました。