学生生活において、もっとも力を入れて取り組んだ 学問・研究テーマは何ですか。また、その内容について具体的に入力してください。(500文字)
議事録の作成は人的負担がかかり、業務の効率化のために音声認識によって自動で議事録を作成する方法が求められています。会議には複数の話者が登場し、話者毎に声色や話す速さなどの特徴が違います。特徴の違いは音声認識に大きく影響します。先行研究では深層学習に用いる音声データを発話特徴ごとに学習させ、認識対象の音声と発話特徴が似ている学習モデルによって認識することが会議音声認識において有効であることが示されています。しかし、学習させる音声を発話特徴ごとに分けることにより、それぞれの音声データの数は少なくなり、十分に学習できていない学習モデルがあります。そこで私は、学習に用いる音声を分類する際、音声の重複を許した分類方法を提案しました。この分類方法により学習に用いる音声データの数を確保しつつ、声の特徴を捉えた学習モデルを作成できると考えました。分類手法や重複の基準を検討した結果、会議全体の認識精度は向上しませんでしたが、認識精度がよくなる話者が存在し、さらなる学習モデルの改善余地を見出すことができました。修士では深層学習の手法を検討し、会議音声の認識精度の向上を図っています。
その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか。(300文字)
研究活動を行う上で、細かく目標を設定し、計画的に取り組みました。音声認識は膨大なデータを扱うため、実験を行うには一週間程かかってしまいます。そこで週間目標や月間目標を設定し、常に目標を意識しながら効率的に取り組みました。計画通りに進まないときは、過程の見直しや原因究明と対策の検討を行い、細かい目標でも一つ一つ達成していくよう心掛けました。また、他の学生や指導教員と積極的に議論することを行いました。その際、自分の考えを正確に伝えることに苦心しました。自分の考えを伝える方法を模索したことで、議論の前提となる知識や背景を相手と共有することが大切だと気づきました。
学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について入力してください。(200文字)
私が情熱を持って取り組んだことは、4年間続けているカフェでのアルバイトです。初めこそ生活費のためという思いでしたが、働き続けるうちに他のスタッフ達や店長とも親しくなり、店への愛着が湧きました。次第に店をもっと良くしていきたいと考えるようになりました。学部3年時にバイトリーダーとなり、お客様にとってもスタッフにとっても良いと感じられる活気あふれる店作りを目指しました。
取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。また、その困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて入力してください。(500文字)
営業を成り立たせることと、スタッフが気持ちよく働ける環境づくりとの両立に悩みました。私がバイトリーダーになる前までは、フロア、トイレ、ゴミ出しなどの清掃作業は新人のスタッフの仕事でした。私自身が新人であった頃を思い返すと、コーヒーを作りお客様に笑顔を届けたいと思っていたが、清掃ばかりで楽しいとは思えない業務内容だと感じた経験があり、後輩たちに同じ思いをさせたくないと考えるようになりました。そこで営業を成り立たせること、その中でスタッフも気持ちよく働けることを意識しました。的確にスタッフに指示を出すことはもちろん、閉店作業を効率化してできるだけ清掃作業を手伝いました。タスクの優先順位を見直したり、レジの締め作業でお金をできるだけ早く正確に数える練習をしたり、バイトリーダーとしての仕事を正確に早く終わらせるようにしました。すると、一緒にバイトに入るスタッフが「このバイトはとても楽しいです」と言ってくれるようになり、信頼関係が生まれました。人員の入れ替わりの激しい飲食店の中でも、私が勤務していた店舗では卒業・就職まで勤続したアルバイト生が多く、働きやすい環境づくりの一助となれたと感じています。
その経験から何を学びましたか。それをどのように仕事に活かしていきたいですか。(300文字)
この経験から学んだことが二つあります。一つ目は、作業を効率化することで、より良い仕事ができることです。仕事をただ何となくこなすだけではなく、自分自身で仕事について考え、自発的に動く姿勢が重要だと学びました。二つ目は相手の立場になって考えることです。相手を理解し、相手のためを思い、「公平無私」の姿勢で臨むことが、信頼関係を生む原動力になるということを学びました。私の行動によりスタッフ間の仲間意識が強くなり、スタッフが自然と笑顔で仕事をしてくれ、活気あふれるお店になりました。社会人になり仕事をする上でも、お互いを信頼しあえるような関係を構築し、より良いモノづくりに貢献していきたいです。
あなたが仕事を通じて成し遂げたいことは何ですか。 その根底にある想いや理由をあわせて入力してください。(500文字)
仕事を通して人に寄り添う親しみやすい乗り物を創り、人々に喜びや幸せを与えることが私の夢です。私は趣味でバイクに乗るようになったことがきっかけで、乗り物は移動手段としての単なる道具ではなく、様々な場所で大切な人との思い出を共有させてくれる人の「パートナー」だと考えるようになりました。一方、一人で運転するとき、ふと誰かとその一瞬を共有したくなることがあります。そこに乗り物があることでその感情が満たせるようになるためには、会話をしてくれるようなシステムが搭載されている必要があると考えます。乗り物が自分の状態や嗜好を理解して、会話してくれる存在になれば、これまでの人から乗り物への一方的な関係から、双方向の新たな関係になります。また、私はよく運転中に眠気を感じ、コンビニで休憩することがあります。ドライバーが眠気を感じた時、ドライバーの興味ある話題で車から話しかけてくれることで、心身の状態を安定させてくれ、安全と安心に繋がると考えます。私は理想とする「パートナー」のような乗り物を創り、乗り物での移動を価値ある時間にします。
実現の場としてHondaを志望する理由を入力してください(300文字)
私は「hondaフィロソフィー」が好きです。今まで企業の理念は表面だけの言葉だと感じていましたが、貴社は違いました。インターンシップに参加して現場を経験した際、「hondaフィロソフィー」を実際に肌で感じました。企業理念がしっかりと末端のところまで浸透しており、社員の方がその理念通りに行動しているところに強く魅力を感じました。例えば、貴社のワイガヤは、人間尊重という企業理念が浸透しているからこそ活きてくるものであります。お客様を笑顔にしたいという想いのもとで1人ひとりが違った意見を出し、信頼しあえる仲間と互いの意見を尊重しあうあの場所で、熱い議論を交わしたいです。そして、人を喜ばせる乗り物を開発したいです。