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業界別就活体験記 Vol11【テレビ局】(男性/私立/文系学部生)

内定者たちによる”リアルな”就活体験記!!業界ごとの選考の特徴やスケジュール、内定を取るまでの1年間の過ごし方など先輩就活生の内定までの道のりを大公開!!

その業界について簡単に説明してください

マスメディアと呼ばれる業界の中で「テレビ放送」を基軸とした事業を展開する会社です。 テレビ局は大きく分けて公営のNHK、民放キー局(日本テレビ・フジテレビなど)、と準キー局(ABC放送や関テレなど)・地方局(新潟テレビ・群馬テレビなど)に分けられます。 採用は企業によって様々なポストが用意されていますがアナウンサーやビジネス部門、技術部門。そして制作部門の中でも報道やスポーツ、ドラマやバラエティーなどに分けられているケースが多いです。

その業界を志望した理由は?

自身の就職活動の軸に合っていたからです。 真面目な話になってしまいますが、私は就職活動の軸を、「どこの」「誰を」「どうしたい」そしてそれを「どんな環境で」「どんな人とともに」「どういう自分でありたい」的なことを勝手に変数にしていました。 ちなみにですが、 ・「どこの」=日本の ・「誰を」=家族を ・「どうしたい」=あったかくしたい ・「どんな環境で」=チームで一生懸命になれる青春環境で ・「どんな人とともに」=乾杯がおいしい、良い人とともに ・「どういう自分でありたい」=職人魂を発揮したい って感じでした。なんか恥ずかしいですね。

内定者や志望者に特徴はありますか?

まず感じたのは「良い人」でした。局によって違うとは思いますが、本当に人事の方も同期も死ぬほど良い人でした。 その上で能力面の特徴を述べるのであれば、以下3点かなと思います。 ・「チーム力」=ほかの人の個性を引き立てることができるチーム力があると思いました。 ・「個性」=この人といえば「○○」って形容しやすい人が多いと感じました。 ・「センス」=同じことをやるにしても何か味があるような人が多い印象を受けました

一般的な選考のスケジュールを教えて下さい (インターンや本選考の日程など)

民放キー局に関してのみの知識になってしまいますが、 10月中旬からエントリーなどが始まり1月2月には内定がでる本選考があります。 また、局によりますがサマーインターンから早期選考ルートはあるようです。早期選考ルートに乗れなくても本選考には影響しないことが多いとのことです。

選考の特徴を教えてください(よく聞かれる質問や特徴的な選考ステップなど)

応募人数が多いのにかかわらず採用人数が少ないため選考ステップはかなり多いと感じました。選考で見られていると感じた点は3点です。 ・「一般的な就職活動の能力」=ES、ウェブテスト、面接でのガクチカなどなどオーソドックスな完成度は高いレベルで見られていると感じました。 ・「制作能力」=番組を作る選考が用意されているように、選考の場でどれだけ良いものを作ることに貢献できるかは見られていると感じました。(台本とかカメラとかの使い方は一切知らんくてよし) ・「志望動機」=どんなテレビを作りたいかなどテレビ制作へのロマン的なことを問われながら、その現実味などで知識や能力を観られているように感じました。

1年間どのように過ごしてきたか覚えている範囲で教えてください

ざっくり1年間を「選ぶ時間」「選ばれる時間」にわけて、秋までにかけて様々な会社を知りに行ってどこに行きたいか選び、秋以降でそこに受かるために頑張りました。

5月 ESをいろんな人に添削していただきました。   ベンチャーの面接にたくさん行ってみました。 6月 サマーインターンに15社エントリーしました。 7月 選考を全力で受けました。 ⇒受かった中から行くインターンを決めました。 (実はこの際、キー局のインターンは辞退して他のインターンに行くほどテレビ局への志望は低かったです。) 8月 外資コンサル、損害保険、デベロッパー、IT、メガバンクのインターンシップに参加しました。 ※ソフトバンクの「Ture-Tech」がマジで青春だったんです。 9月 総合商社のインターンにエントリーしながら、夏でいただいた早期選考ルートから外資コンサルとITより内定をいただきました。 10月一回休憩時間でした。旅行とか言ってリフレッシュしました。 総合商社やデベロッパーはめちゃくちゃ落ちました。 11月総合商社のインターンに参加し次第、全力で自己分析をしました。 そこで第一志望を現内定先テレビ局に決めました。 12月エントリーするとともに怒涛の選考が始まりました。   毎日テレビの対策してました。 1月 内定をいただいてリアルに泣きました。 2月 内定同期と週に一回飲み会しています。

就活中に起こった印象的なエピソードを教えてください

血だらけで選考に行き、面接室の前に治療室に連れてっていただきました。

就活中を振り返ってやってみて良かったなと思うことはありますか?

とにかくたくさん受けました。 がむしゃらに全部受けたからこそ、今の決断に納得できているし、そこで培ったん面接の慣れ等が内定を手繰り寄せたと感じています。

就活中を振り返ってやっておけば良かったと思うことはありますか?

SPI早めにやっておけばよかったなって思います。 6月くらいのSPIボーダーの高い企業に通っておけば、そのあとテストセンターっていう空気悪いところ行かなくてよかったと思うとかなりの後悔です。

同じ業界を志す就活生にアドバイスをお願いします

とにかく「自分らしく」です。 個性をアピールする際に最もそれを邪魔するのは、遠慮と緊張だと思います。 自分らしくありのままの自分でぶつかってだめならそれまでです。 人生の主人公はいつだって自分です、自分らしい姿を評価してくれる企業にとっていただくことを目標に頑張ってください。