スーパー東大生の語るITリテラシーとは
Geeksalon卒業生で、外資系コンサルから早期内定を獲得、教育系大手企業のインターンでもMVPを獲得したというスーパー東大生・高尾さんに聞きました。
一見、「プログラミングとは関係ない」と思われがちの教育業界ですが、インターンシップにおいてはプログラミング経験の有無が大きく明暗を分けたと言います。
前編では、就活で必ず役立つ「構造化する力」についてお話いただきました。
後編では、よく耳にするけど理解している人は少ない「ITリテラシー」についてお伺いします。
- これから就活を迎える方
- プログラミングに興味があるけど、一歩踏み出せていない方
必見です!
◆よく耳にするけど理解している人は少ない「ITリテラシー」
ー就活において「ITリテラシー」という言葉はよく聞きます。高尾さん自身の見解について教えてください。
髙尾さん:簡単に言うと、ビッグデータやAIなどといったITの仕組みをきちんと理解して、それを活用する方法を知っていることだと考えています。
近年、様々な企業がITを活用して既存の課題を解決していこうという取り組みをしていますよね。
そんな中、ある教育系企業のインターンシップのお題で、ITリテラシーが求められる機会がありました。
確か「2020年に向けて、教育課題を解決するアプリを考えよ」というようなお題だったのですが。
2020年に必修化となるプログラミング学習に関するサービスや「AI」を用いたサービスを提案したグループがありました。
前者に関しては、ユーザー視点に立つことができていませんでした。 自分自身が経験もせずに、将来流行しそうだからという理由だけでサービス案を立てている例だと思います。
後者に関しては、実現可能性を考慮できていませんでした。 AIというバズワードに惑わされず、「どんなデータ」を「どのように」集め、それらの「どんな」要素を「どのように」分析するのかという視点が全く抜けていたのです。
ーでは、高尾さんのグループはどんなアウトプットを出したのでしょう?
髙尾さん:僕たちのグループは訪日外国人に向けたニュースアプリを作成しました。 他のチームにコードを書ける人がいない中、コードも書き、モックアップまで作成し、開発コストやスケジュールまで算出して発表しました。
その結果、グループは優勝、個人ではMVPを獲ることができました。
ーその結果を得られた理由は何だと考えてますか?
髙尾さん:審査員をしてくださる社員さんと同じ視点で、お題に取り組めたからだと思っています。
社員さんは実際の現場を知っていて、実現可能性や開発にかかる工数も把握しています。
「実際にサービスを作ったことがあるからこそわかるリアルな視点」を持ってどんなサービスが実現できるかを考え、アウトプットできたことは大きかったと思います。
ITリテラシーによって選考を有利に進められるのはもちろんのこと、今の社会、どんな企業においてもITを利用したサービスや業務改善は必須です。 就活が本格化する前に、ITに触れて、理解を深めておくのは必須だと思いますね。
◆ 迷っているなら、挑戦の選択を
ーそうは言っても、就活生は本選考を控えてさらに忙しさが増していく時期だと思います。就活とプログラミングの両立が不安な学生も多いのではないでしょうか。
髙尾さん:就活で忙しいから時間を取れるか不安という声は、よく耳にします。
ですが、その点については一切心配しなくても大丈夫です。 実際に就活中に3ヶ月走りきった子もいますし、週6で部活をやりながら3ヶ月走りきった受講生もいました。
専属のメンターがついて、開発スケジュールを一緒に立てるので、就職活動とのバランスを取りながら無理のない範囲で進めることができます。 就活の合間に勉強スペースにきて開発したり、時にはエントリーシートを書いたり(笑) バランスを取りつつ無理のない範囲で進めていけば全く問題ありません。
ー時間に関しては特に不安を感じる必要はないのですね。
髙尾さん:むしろ、今このタイミングで挑戦するべきだと思います。
正直、3ヶ月でプログラミングを完璧にマスターするというのは難しいです。 僕自身もまだまだ勉強中ですし。
しかし、サービスを実際に作り、リリースをするという経験は就職活動において非常に大きな力になります。
その経験を就活が本格化する前にするか、後にするかではその後の選択が大きく変わると思うんです。
僕自身もGeekSalonでアプリを作りながらプログラミングを学んでることで、様々な人や企業と繋がる機会が舞い込んできて、そこから内定に繋がったこともありました。
他にも、GeekSalon受講生には、GeekSalonがきっかけで将来に対する考え方が変わったという話をよく聞きます。
少し勇気を出して、一歩踏み出すだけで将来はかなり変わると思うので、もし、いま迷っている方がいたら、ぜひ挑戦を選択してほしいなと思います。
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