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ビジコンではなく、事業づくり。 「今までで一番悔しい」と言わしめる、気鋭ベンチャーのインターン。

今回エンカレッジが潜入取材したのは、超巨大産業である「不動産」にテクノロジーを持ち込み、業界変革に挑む気鋭のベンチャー『株式会社GA technologies』が贈るサマーインターンシップ 。3日間のプログラムを通じて、何にも変えがたい事業づくりの面白さと、同時に立ちはだかる難しさを学生に突きつけた。 世界を狙う業界のゲームチェンジャーは、事業を通して一体何を成し遂げようとしているのか。インターン潜入から見えてきたGAのこれまでとこれからに迫る。

エンカレッジのインターン潜入レポート、第一弾!

Fintech(金融×テック)、Agritech(農業×テック)、Healthtech(健康×テック)。

既存の産業にテクノロジーを持ち込むことで、新たな仕組みや価値を生み出す「X-Tech」が今、注目を集めている。未来を切り開くビジネスに可能性を感じ、就活市場でもじわじわと人気が広がる。

今回エンカレッジが潜入取材したのは、超巨大産業である「不動産」にテクノロジーを持ち込み、業界変革に挑む新進気鋭のベンチャー『株式会社GA technologies』(以下、GA)が贈るサマーインターンシップ 。3日間のプログラムを通じて、何にも変えがたい事業づくりの面白さと、同時に立ちはだかる難しさを学生に突きつけた。

世界を狙う業界のゲームチェンジャーは、事業を通して一体何を成し遂げようとしているのか。

インターン潜入から見えてきたGAのこれまでとこれからに迫る。

Chap.1:世界を狙う企業が贈る、世界を変えるプログラム

GAのインターン『Biz Booster』は、同社が最前線をゆくPropTech(不動産×テック)領域の新規事業を3日間かけて立案するプログラムだ。参加学生は総勢約90名。東京での開催に関わらず、関西や九州など全国各地から学生が参加した。

インターンのコンセプトは、 「最新ビジネスで、世界を変える、自分が変わる3日間。」

創業から7年、GAはPropTech領域の先駆者として、着実に歩みを進めてきた。これまで、不動産市場という巨大かつ旧態依然な産業にテクノロジーを持ち込むことで、業界全体の習慣の変革に挑んできたのだ。まさしく、不動産業界という1つの「世界」を変えようとしている。

その根底には、テクノロジーを活用して、世界を変えるイノベーションを起こしたいという強い想いがある。

そしてそれは、マザーズ上場、売上390億円という順調な現状の中でも変わることはない。今後、不動産に限らずあらゆる市場に参入していく次のフェーズに向けて、「世界を変える事業づくり」に本気で頭を悩ませることができる学生を求めている。

そんな想いから、今回のインターンでは、学生が「世界を変える事業づくりの面白さと難しさ」「そこに挑む自分自身の可能性と伸び代」を存分に味わえるプログラムが用意された。

3日間を通して与えられた「PropTech 領域(不動産×テック)で新規事業を企画せよ。」というミッションを通して、学生たちは一体どのような世界を感じ、自分自身を変化させたのだろうか。

●株式会社GA technologies(ジーエーテクノロジーズ) 2013年3月12日設立。創業からわずか5年目で東証マザーズ上場を果たしたX-Teck企業。不動産とテクノロジーを融合させた「PropTech」の先駆者として事業を拡大しており、今後は不動産に限らず、巨大かつ社会的意義の高い領域におけるイノベーションを追求していく。

Chap.2:PropTechのフィールドで、「世界を変える」実感を

エンカレッジが潜入したのは、3日間に及ぶインターンの最終日。 来たる最終発表に向けて、学生たちは穏やかな雰囲気ながら熱量高く議論を交わしていた。

一般的な「短期の新規事業立案インターン」というと、事業アイデアの面白さや実現した時のインパクトの大きさにフォーカスが当てられることが多い。しかし、今回学生に求められたのは、事業の実現可能性や、開発から収益化までの過程にある戦略が精査されたレベルだ。

ビジネス経験のない学生にとって、実現可能性や適切な戦略を考えることは雲を摑むような難しさだが、それを可能にしているのが、GAのインターンの醍醐味とも言えるメンター陣からの強烈なフィードバックである。

今回のインターンには、同社の事業をまさに牽引してきた第一線のメンバーが「メンター」として参加した。

採用を統括するCHRO(Chief Human Resource Officer)の清家 良太氏や、社内外コミュニケーションの責任者として活躍するCCO(Chief Creative Officer)の川村 佳央氏を始めとする、GAの中核として事業を伸ばしてきたメンバーが、ワークや最終発表を通して学生にあらゆる視点を提供していく。

●CHRO 清家 良太(せいけ りょうた):新卒で2007年に旭硝子(現AGC)に人事として入社。国内・海外人事を経験した後、アクセンチュアで人事・組織コンサル、DeNA、ビズリーチで人事に従事。ビズリーチでは事業推進室にて事業開発も経験。2019年3月、GAにCHROとして入社。GAグループ全体の人事戦略を担う。

●CCO 川村 佳央(かわむら よしひろ):新卒でサイバーエージェントに入社し、子会社の代表取締役社長や営業マネージャーを歴任。その後電通に移籍し、コミュニケーション・デザイン・センター(当時)に所属。広告やキャンペーンの企画制作から新商品開発、商業施設開発などの事業領域も担当。2018年7月よりGA テクノロジーズにジョインし、現在はChief Creative Officerとして社内外に向けられる全てのコミュニケーションの責任者として活躍。

どのようなビジネスモデルなのか 狙っている市場のサイズは適切か 競合優位性はどこにあるのか 売上試算すると、いつから利益が出るのか そもそもマーケットフィットする事業なのか マーケ戦略、セールス戦略はどのようなものか

実際の事業立案に必要な視点をワークの中で投じていき、学生は頭を悩ませながらも、事業の実現までのイメージをどんどん膨らませていく。

「学生としてではなく、社員の事業提案として評価する」というメンター陣からの言葉通り、各チームの発表に対して、事業の実現を意識した厳しいコメントが飛んだ。そして、学生は直面する課題の難易度が上がれば上がるほど、事業づくりの産みの苦しみに面白さを感じていた。

インターン後のアンケートを見ても、学生がこのフィードバックを強く受け止めていることがわかる。 「社員に対する評価と同じ目線で質の高いフィードバックをもらえた」 「制約なしでゼロから事業を考えるのが初めてだったから。社員のフィードバックのレベルが高くて思考する力がものすごく求められ、課題に対して本気になれた」

5チームに分かれて迎えた最終発表では、海外渡航中の日本人向けサービスや、日本在住の外国人向けサービス、不動産オーナー向けのリフォーム最適化サービスなど、GAの持つ不動産周辺のアセットを拡張しながらも新たなターゲットに展開する提案が並んだ。

特徴的なのは、海外にいる日本人、日本にいる外国人といった、これまで日本のサービスが行き届いていない層をターゲットにしている点だ。GAの事業領域が日本国内に留まらず「世界に展開していく」方向にあることが、3日間の議論の中で学生の意識にも根付いていた。

Chap.3:"今までのインターンで一番悔しい"ー「自分が変わる」瞬間を

最終発表を終えた学生は、共通してこんなことを口にした。

「今までのインターンで優勝したことも優勝できなかったこともあった。しかし優勝できなかった時の悔しさとしては今までで一番。」 「今まで参加したインターンの中で1番本気で取り組めた。達成感と悔しさを感じた。」

悔しさを感じるということは、理想と現実の大きなギャップを認識できているということだ。市場を変革するような新しい事業を作ることの高い壁を肌で感じ、同時にそこに挑む面白さを存分に味わった。

GAが掲げる理念は「テクノロジーxイノベーションで、人々に感動を。」

自分の頭と体を使って事業を作っていく、産業を変えていく、世界を変えていく。その先に人々の感動が生まれる。その片鱗に触れた学生には、GAの強さと今後の可能性が見えているはずだ。