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22卒の就活スケジュールはさらに早期化する?!具体的なスケジュールと今何をすればいいかを解説!

経団連の発表などで動きが目まぐるしく変わる就職活動のスケジュール。建前としては、22年に卒業する学生対象の採用活動も、21卒以前と変わらず、3月に情報解禁、6月に選考開始とする方針です。しかし、実際は採用活動はそれ以前に始められており、採用活動の早期化は進行していく見通しです。 今回は、気になる22卒の就活スケジュールに関して確認していきましょう。

22卒の就活スケジュールは”建前上”変わらない

2022年に卒業する予定である学生のみなさんは、テレビ、ネットで盛んに報じられる就活ルールの廃止に関するニュースを見たことがあるでしょうか?

経団連という日本の経済を牽引している企業で構成された組織は、2022年に卒業する(22卒の)学生を対象にした就職活動について、従来のルールを廃止することを決めました。

しかし、政府が経済界との話し合いを進めた結果、22卒の就職活動においても、現行ルールを維持することを決定しました。

その理由としては、現行ルールを維持することを臨む企業が多かったことが主要な要因として挙げられています。

一方で、実態は異なり、就活のスケジュールはかなり早期化しています。今回は、22卒の就職活動に着目して、具体的な就活スケジュールについて確認していきましょう。

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全体的にみて、22卒の就活スケジュールは早期化する見通し

前章で触れた通り、22卒の実際の就活スケジュールは21卒に比べてさらに早期化する見通しです。

実際、エンカレッジを利用した21卒の学生に対してアンケートを取ったところ、大学3年生の5月までに就活をスタートした学生は56%に上ります(723人中)。

その理由としては、経団連に加入していない外資系企業やベンチャー、スタートアップの企業が、経団連が定める就活スケジュールよりも前に採用活動を行い、優秀な人材に対して早期に内定出しを行っているためです。

学生自身が企業の採用活動の時期を選ぶことは実質不可能であるため、企業の動きを察して、多くの学生が就活を早期にスタートさせているのが現状です。

五輪の影響で22卒のサマーインターンシップは早期化する?

五輪で多くの人が東京に押し寄せる

具体的に、22卒の就活スケジュールはどのように変わっていくのでしょうか。その鍵となるのは、2020年夏(7月22日〜9月6日)に開催される、東京オリンピック・パラリンピックです。

この時期、就職活動の主戦場となる都内を中心に大規模な混雑が予想されます。そのため、従来行われていたサマーインターンシップの開催が危ぶまれているのです。

何故ならば、交通の乱れが発生する可能性に加えて、宿泊施設の確保なども困難になる見通しだからです。

企業は一般的に、サマーインターンシップを通じて、学生に対して企業の認知を行いますが、それ自体の開催が困難になります。

それでは、企業は具体的にどのような動きに変わっていくのでしょうか?

最も可能性が高いと思われる施策は、サマーインターンシップの開催を早める、ということです。具体的には、これまでは学生の長期休暇中である7月末から9月中旬に行われていた物を、6月〜7月上旬に行うことが考えられます。

もちろん、その期間は学生は長期休暇でないため、週末に1~2daysで行われる短期のインターンシップが行われるでしょう。

6月にインターンシップが開催される場合、ESの提出などの選考はそれよりも前の4~5月に前倒しになる可能性が高いです。

それ以外の企業が行う対応策として考えられるのは、パラリンピック以降である9月下旬にインターンシップを開催すること。

または、地方に拠点をもつ企業の場合であれば、オリンピック・パラリンピック期間中であっても、地方でインターンシップを開催し、都心では開催しないという動きを取ることも考えられます。

22卒の秋・冬インターンシップの開催は増えるかも?

サマーインターンシップが早期化することは間違いがありませんが、前章でも触れた通り、学生の授業期間中に行われる予定であるために、企業側の目線に立った場合、接触できる学生の数は以前よりも減少する可能性が高いです。

その対策として考えられるのが、秋と冬に行われるインターンシップの数を増やすということです。

21卒までの採用活動では、サマーインターンシップである程度の数の学生と接触することができていました。

現実的に考えると、22卒の就活では、企業は秋と冬に開催するインターンシップの数を増やすことで、夏に接触することができなかった分の補填を行うでしょう。

もしサマーインターンシップに落ちてしまったとしても、秋と冬におけるインターンシップにしっかりと対策をした上で申し込むことをお勧めします!

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最重要!22卒就活はインターンシップの重要度が高まる?!

これまで見てきたように、22卒の就活では、これまでと選考の時期・進め方を変えてくる企業が多いと見られています。

そして、企業によって多少の差異はありますが、間違いなく、22卒の就活ではインターンシップの重要度が高まります。

その主な理由は、外資系企業を始めとした、経団連が示した就活ルールとは無関係の採用活動を行ってきた企業の存在にあります。

さらに、今年は東京オリンピック・パラリンピックの影響によって学生との接触回数が少なくなる可能性があるからこそ、インターンシップに参加した際に、企業側は学生の志望度や能力をしっかりと見定めてくるでしょう。

もちろん、そこでいい評価を得ることができれば、選考において有利に働くことは間違いありません。

22卒の就職活動では、インターンシップに参加するだけでなく、参加した中でしっかりといい評価を受けることが、以前にも増して重要になることは、しっかりと覚えておいてください。

内定への近道は、早く就活をスタートして、万全の準備をすることにあります。

22卒就活は早めの対策が必須。まず何をすればいいかを確認しよう

スタートダッシュが最重要!

ここまで、22卒の就活のスケジュールについて確認してきました。簡潔に22卒の就活を表すならば、「スタートダッシュが必要不可欠である」ということです。

本稿では、インターンシップの重要性について説きましたが、サマーインターンシップの開催を6月とする企業の場合、インターンシップの参加を決めるための選考は5月中には行われるでしょう。

つまり、大学3年生の5月までに、自己分析や業界・企業研究を一通り終わらせ、質の高いESを用意しておく必要があります。

具体的に、自己分析や業界研究はどうやって進めればいいのでしょうか?

・自己分析 自己分析とは、自分のこれまでの経験や思考を整理し、自分の能力や性質、強みや弱み、今後のありたい姿などを理解することです。

自己分析を就活で行う目的は、大きく分けて二つあります。①選考における武器の整理のため ②志向性、軸の整理のため

自己分析をすることで、自分自身が、これまでの人生でどのような経験をしてきた結果、今の自分がいるのか。

そして、将来どのようなことを仕事としていきたいのかを把握することが、自己分析の目的です。実際の選考では、それを企業の選考官に対して正確に伝えることが求められます。

また、自分の中で考える自己分析だけでなく、他人からみた自分を知る「他己分析」も重要になります。

他己分析を通して、自分が普段どのような人物として認識されているかを客観的に知ることができます。

エンカレッジでは、就活を終えた先輩内定者が、自己分析、他己分析や企業研究の詳しいやり方や、実際の企業の選考のサポートに至るまで一括してサポートしてくれるので、この機会にぜひ相談してみてください!

▼▼▼自己分析をやったことない?自己分析に関する詳しい記事も合わせて確認してみてください!

・業界研究 自己分析で自分について理解を深めると共に、業界研究も並行して行いましょう。業界研究も大きく分けて二つの目的があります。

①企業や業界構造の情報を整理すること②業界と自分が合致するかを知り、取捨選択を行うため

自己分析で理解した自分の強みが活かせたり、自分のやりたいことを実現できる会社を探すために、業界研究を行うことはとても重要な作業です。

業界研究に関する詳しい内容は、以下の記事が詳しいです。ぜひチェックしてみてください!

これまで、22卒の就職活動がこれまでとどう変わっていくのか。その中で、就活生は何をすればいいのかを確認してきました。

あなたに伝えたかったのは、とにかく早く就活をスタートすること。でも、自己分析や業界研究のやり方なんて最初はわからないですよね...

でも、シンプルに考えてみてください!就活をやったことがないなら就活をやったことがある人に聞けばいいですよね!

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