デジタルマーケティング業界の雄、株式会社オプト特集第三弾。
前々回は、執行役員の掛谷さんが語る「新時代のマーケティング」 前回は、若手事業責任者が語る「事業を作れる環境とは」
についてお伺いをしました。
今回お話を伺ったのは、オプトの若手エース、新卒4年目の渡邉舞(わたなべ・まい)さんと、新卒3年目の中村駿介(なかむら・しゅんすけ)さん。
前回、前々回とお話を伺った中で印象的だったのが「若手が活躍できる環境」という言葉。 それでは、その環境とはどんなものなのでしょうか?実際に活躍している若手2名から、その魅力についてお話を伺いました。
地方学生がオプトを選んだ理由とは?
---本日はよろしくお願いします。まず、お二人のキャリアについてお伺いしたいと思います。 お二人とも地方大学の出身だとお伺いしていますが、地方大学からベンチャーに行く人はあまり多くないんですよね?
中村:そうですね。僕は名古屋出身で。名古屋は自動車系やその関連会社など、地域に根ざした魅力的な企業が多いので、周りの学生も地元就職が多いんですよね。
就活に際してみると、学生時代の偏見も大きいと思いますが、地元企業で働く先輩の話を聞いても、なんだか楽しそうじゃないなと。
ちょうど、エンカレッジの名古屋大学支部の立ち上げもやっていて、就活前からベンチャー企業に触れる機会も多かったんですよね。その時の経験から、自分に合いそうだと感じていたベンチャー界隈を中心に就活していましたね。
渡邉:私も福岡出身だけど、親・祖父母世代は「九州を出て行くなんてとんでもない!」みたいな感じ。しかも九州大学の理系だと、大学院に行くことが当たり前。9割近くの学生が進学志望なので、周りも「なんで東京で就活してんの」みたいな感じで、本当にマイノリティでした。
中村:東京で就活するきっかけはなんだったんですか?
渡邉:私自身、小さいころから地元で優秀だと言われている学校に行って、そのまま院に行けば就職先も保証されている状態だった。でも、ふと「レールに乗っているばかりでいいのかな」って思って、外の世界も見てみようと思ったのがきっかけ。
じゃあ、働くってどんなものなのかってことで、たまたま出会ったベンチャー企業のインターンに参加してみて、ベンチャー企業で働くのって楽しいんだなと思ったんだよね。
私の身の回りにいる社会人って、淡々と仕事をこなして土日を楽しみに働く、みたいな人が多かったのに、インターンで会った社員はみんな活き活きと仕事をしていて、まさに仕事を楽しんでいる人が多くて。
しかもそれが皆20代!こんなに若くても最前線で生き生きと働けるんだなぁと良い意味でカルチャーショックを受けた。
参加している他の学生も、仕事・キャリアについて自分の意志をきちんと持って行動していて、こういう人たちと一緒に働けたら、刺激的な社会人生活が送れそうだなと思って。
それに、将来は産休育休後も現場に復帰して、仕事も家庭も両立したい。だからこそ、20代でどれだけ実力をつけられるかが、自分の人生を豊かにする上で凄く重要だと思った。
だから、若くても活躍できそうなベンチャー企業、かつ自分にすごく雰囲気があっていたオプトを選んだんです。
駿介は、ベンチャーの中でもオプトに決めたきっかけはなんだったの?
中村:僕も、舞さんの言葉を借りると「力をつけられる環境」というのが第一で、それに加えて「選択肢が広い」っていうところが大きくて。
学生の時「これを絶対やりたい」「こういう風になりたい」みたいな明確なビジョンはなかったんですよね。
だから、会社に入ってからも取れる選択肢が広くて、キャリアが絞られすぎないことが重要だったし、やりたいことが何か生まれた時に、それに挑戦できる実力がついていることが重要だった。
じゃあオプトという会社を見た時に、成長市場で、若手にも裁量権が与えられる会社で、ここなら力をつけられるだろうと。
その上で、将来のキャリアを考えた時に、社内で役職をあげるシンプルなキャリアもあれば、社内起業や子会社経営という選択肢も広がっている。
またデジタルマーケという性質上、広告主だったり、メディアサイドだったり、幅広く関わりがあるので、そちらに転職してやりたいことを叶えるキャリアもあるだろうなと。
だからまずはこの会社で力をつけながら、やりたいことを探していこうと考えて決めたんです。
日々の成果が信頼を生み、さらに「挑戦」できる会社
---お二人とも、「成長」「力をつける」といったキーワードがあるようですが、実際に入社されてみて「オプトの良いところ」はどんなところだと感じているのでしょうか。
渡邉:月並みな言葉にはなってしまうけど、やっぱり裁量権があるところ。成果さえ出していれば、若手からでも本当にいろんな経験をさせてもらえる。
中村:確かに、舞さんはいろんな経験しすぎだろっていうぐらい異動が多いですよね(笑)
渡邉:そうだね(笑)。
自分で手をあげたのも、ご指名をいただいたのもあるけど、本当に色々な経験をさせてもらって。
中村:どんなキャリアを歩んできたんですか?
渡邉:さっきも話したように、実力をつけたいという気持ちがあったので、一番成長できるのはフロントの最前線なんじゃないかと。私の希望もあり、人事に適性を判断されたこともあり、営業部に配属されました。
そこで力を付けさせてくれと話をしたら、むしろ早すぎないかっていうくらい多くのことを任されて(笑)。一人で10社くらいのクライアントを持って、営業・広告の運用コンサルティングに取り組んだ。
そこで働くうちに、そこでのマネージャーに「お前も来い」という形で、会社全体で運用コンサルティングの質を高めて、均一化するという部署に異動をして。最前線ではなく、後ろから部署全体の戦略を支える部署です。
次に、やっぱり現場でお客様の顔を見ながら仕事をするっていうのが好きだったので、アプリ系の部署に異動をして。Webとアプリだと、消費者の行動が変わってくるので、そこでより良い広告運用をするためにはどうすれば良いんだろうという部署。
そしてまた異動があって(笑)
今はクライアントに対するプロモーション全体のプランニングをする部署と、営業企画部という部署を兼務しています。
クライアントへの、事業やプロモーションに関する戦略を立てたり、会社として営業数値を拡大して行く中でどういった戦略を立てたらいいんだっけ、という戦略周りの部署で仕事をしています。
だいたい1年に一度くらいのペースで、仕事内容が変わっていく感じだね(笑)
中村:すごい(笑)
渡邉:大変だけど、いろんな経験をさせてもらって、その経験が結びついて、今いろんな仕事ができるようになっていると思うから、ありがたいよね。
もちろんそれぞれの部署で成果を出していたから、っていう前提はあるけど、若手が挑戦できる環境であるのは間違いないのかなと。 株式会社オプト、新卒向けセミナーはこちら
裁量権を与え、社員の成長を促す環境
---中村さんはいかがですか?
中村:僕は舞さんとは対象的に、入社してから一つの部署でキャリアを積んできました。
入社した時に「一番新しい領域に入りたいです」という話をしていて。
少し前から、業界として動画広告の領域がすごく盛り上がっているので、動画を軸にお客様のブランド構築をするという部署に配属してもらい、仕事をしています。
渡邉:ブランディング戦略全部に関わる部署だよね?
中村:そうですね。まずはクライアントが「どういうブランドをつくりたいか」「ユーザーにどう認知してもらうか」という上流の戦略部分から。
その戦略を決めたら、メディアのプランニングや、細かい一つひとつの運用までをサポートして。
お客様のブランディング戦略の上流から下流まで、全ての部分をコンサルティングする部署です。
また部署での仕事とは別軸で「会社として強みを作る上で、どう組織を変えるか、どう教育を変えていくか」といったプロジェクトにも関わっていて。
自分がそもそも想像していなかったチャレンジができていて、そこでスキルの広がりを感じられているのもすごくポジティブですね。
また、そこに関しても、手段がたくさんあって。「経営者育成研修」だったり。舞さんも一緒のタームで受けていましたよね。
渡邉:あれはしんどかったよね(笑)
---「経営者育成研修」ですか...。どういったものなのでしょうか?
中村:今では「オプト塾」っていうすごくストレートな名前に変わったんですけど(笑)
必ずしも「経営者を目指す人が受けましょう」っていう研修ではなくて、「経営者目線で物事を考えた時に、今の仕事や組織ってもっと良くできるよね」という視点を学ぶのが目標。
経営視点で考えるには、というインプットを重ねながら、ケーススタディや、今の会社の問題点とはというテーマでのプレゼンなどで、アウトプットを実際に行うという形ですね。
渡邉:言葉にすると簡単なんだけど、すごく大変で(笑)
中村:そうですね(笑)。もちろん日常業務もあるので、合間を見ながらインプットしたり、提案を考えたり。入塾の際にも厳しい審査がありますし、研修の中でも審査があって、そこでの点数が悪いと落とされてしまうこともあります。
全社から100人ぐらいの応募があるけど、だいたい卒業できるのは、20人くらいですね。でも、その分そこで学んだことは実務に凄く効いてくる。
僕の仕事も、現場で働いてると「代理店の視点」になりがち。でも、向き合っているお客様の最終目標は、経営者・事業責任者として、自分の事業を成功させること。
その視点が身についたことで、中長期的な視点・幅広い視野点から、本当にお客様の経営・事業にとって有益な提案ができるようになったと実感しています。
渡邉:私も、この研修を受けて本当に変わったな。
当時はアプリの部署に居たんですけど、まだまだ新しい領域で。もっとこうしなきゃ「市場についていけないじゃん!」とか、「市場をこの部署を引っ張っていかなきゃ!」という義務感・正義感みたいなものが強く芽生えて。
いちメンバーという役職だったけど、自分が部長だったらというぐらいに考えるようになりました。
商材がたくさんある中で、どういう戦略で販売していくか。アプリ領域のコンサルティングをもっと多くのお客様に活用してもらうためには、どんな努力をしなきゃいけないのか。そういうことをメンバー発信でどんどんやっていく。そういう視座が身につきましたね。
もちろん私の力だけでは無いですけど、市場の拡大している中で、部署としてもその拡大についていって、きちんと業績を伸ばすことができている。その一助になることができたのは自分の成功体験でもありますし、大きな転機だったなと思います。
他にも「マーケティング寺子屋」だったり、クリエイティブに関する講義などもあるので、学ぶ機会にはこと欠かない環境です。
若手のチャレンジを受け入れて、さらに伸ばす風土
---お二人とも、会社の機会を活用して、それを実際に成長・成果に繋げられているんですね。
中村:様々な機会があるのもそうだけど、それ以上に「学んで、それを実践すること」が認められる会社である、っていうのが何よりも良いことだと思うんですよね。
若手が物申す、なんて許されない会社もたくさんあると思うんです。上司や周りから白い目で見られたり、意見を通そうと思っても何段階も承認が必要で、結局意見が通らなかったり。そういうこともよく聞きます。
でも、オプトはそれを否定しない会社。
きちんと意見を受け入れてくれて、正しいときは「そうだね、やってみよう」って言ってくれる。
間違っている時もただ否定をするんじゃなくて「この部分はこう間違っているから、こう考えた方がいいんじゃないか」って正しい方向へと導いてくれる。
そうして、若い社員が委縮せずにのびのびと仕事をして、発信をしていく。そして、一人ひとりがボトムアップで会社を良くしていく、そんな風土が一番の魅力なんじゃないかなと思います。
渡邉:そうだね、私も散々物申したし、その結果として社内表彰とかもいただいたけど、そういうことができるのは、やっぱりそれが許される風土だから。
上司・部下っていう関係性はもちろんあるし、職種や年代も多様な中、みんな仕事に対しては誠実に向き合って、会社をより良くしようという文化がある。
それが、若い社員を育てている一番の理由なんじゃ無いかなと思います。
---若手の挑戦を受け入れて、伸ばす風土なんですね。今日はありがとうございました。
「若いうちから挑戦して成長したい」という気概のある方は、是非一度オプトという会社に触れて見てはいかがでしょうか。
第1回記事:大手広告代理店の執行役員が語る「マーケティング」という仕事の未来 第2回記事:メガベンチャーの若手マネージャーに聞く「若くして大役に挑戦できる会社」の魅力