内定する人としない人の就活あるあるとは
就活生が誰もが気になる、内定する人としない人の違い。
内定する人としない人には、どんな考え方や行動の違いに表れるのか?
そこで今回は、内定しない就活生・内定を多く獲得する就活生、それぞれの就活あるあるをお伝えします。
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内定しない人の就活あるある:複数業界のトップ企業ばかりを受ける
まずは、内定しない人の就活あるあるについて、述べていきます。
内定しない人の就活あるある1点目は、面接解禁前の6月になったにも関わらず、複数業界のトップ企業ばかりを受けていること。
例えば総合商社も金融も、食品もエネルギー業界も受けているといった風に。
内定が本解禁される6月以降は、多くの企業の選考が行われます。例えば、6月1日は、3社以上の面接が舞い込む就活生も多くいます。
基本的に、こうした6月以降に複数業界をまたいで、業界のトップ企業を受けている就活生は危険な兆候だと言えます。
なぜなら受けている会社・企業に優先順位をつけることができず、対策が浅く広くなってしまうため。
また特定の業界に絞っている場合、面接で業界研究の浅さを指摘されたならば、その失敗を他の企業の面接に生かせます。
しかし、複数業界を受けている場合、例えば商社のビジネスモデルについて理解が足りず選考に落ちても、他の業界でその失敗を生かすのは難しい。
もちろん、「総合商社6社のみしか受けない!」そういった極端な集中戦略も危険です。しかし4業界も5業界に渡る倍率の高いトップ企業しか受けないのも避けましょう。
就活の説明会が解禁される3月前には、多くても志望業界を3つ程度に絞り込めると良いでしょう。
内定しない人の就活あるある:面接でありのままの自分を伝える
内定しない人の就活あるある、2点目は面接でありのままの自分を伝えればいいと勘違いしてること。
企業が求める人物像やそういった人物像が求められる理由等、考えもなしにただ漠然と選考に臨んでませんか?
基本的に企業の面接官は、「こういった就活生を採用したい!」そんな明確なビジョンを持って選考に臨んでいます。
それ故、面接官は就活生の話内容や話し方、顔つき、声、大学名や過去の実績といったスペックから、就活生がどんな人物か探っています。
例えば、気遣いの細かさが欠けていても、行動力があり物事を前に進める力が強い学生を企業側が採用したい場合、行動力のアピールをしないと落とされる可能性は高い。
基本的に内定が欲しいならば、その会社のその部署はどういう人物が欲しいのか正確に把握する。
そして、自分と企業が求める人物像と共通する点を元に自己PRを組むことが、内定を獲得する正しい戦略でしょう。
内定しない人の就活あるある:選考とはどんな場か?を理解していない
内定しない人の就活あるある、3点目は就職活動における選考はどんな場なのか、そこに対する根本的な理解が欠けていること。
選考を通じて企業側が見たいのは、学生の資質です。
各就活生が持っている資質が将来的に花開くか、自社で十分に活躍できるか、学生時代発揮したような成果を入社後も上げられるか?
そういった"資質"という観点から企業は学生に対して面接を行います。
これを理解しないと的外れなアピールをしてしまい、面接官に煙たがられてしまう。
例えば、社員との仲良しアピールをしてしまう、そんな風に選考における評価軸とは外れたアピールをしてしまうのです。
また企業は求める人物像に即してこういった能力や資質を持っている就活生を求めています。つまり、就職活動の選考において原則である「資質を問われている」ことを理解していない就活生は、どうしても的外れなアピールになってしまいます。
あくまで、問われた質問の中でどれだけ優れた返しをするか、御社の求める人物像であることをアピールするか、こういった自分の資質を魅力的に見せることが選考において非常に重要です。
ここまで、内定しない人の就活あるあるについて述べました。
ここからは、就活で複数内定を獲得する就活生に共通する就活あるあるを述べていきます。
内定する人の就活あるある:キャリアの理想に根差した目的意識を元に就活をしている
内定する人の就活あるある1点目は、自分のキャリアの理想像を持ち、目的意識を持って一つ一つの行動をしていること。
漠然と企業説明会やOB訪問を行うのではなく、仕事内容を詳しく知ることや自分の企業選びの軸との合致するかの検証を行う。
そのような明確な目的を持ち行動することにより、受ける企業の選別や志望動機を固め、効率的に内定に近づいているのです。
例えば、「将来起業したい」というキャリアビジョンを持っている就活生がいるとします。
そして彼らは起業するにあたって必要なスキルを得られる業界・会社はどこかという観点から、会計・業界知識やプロジェクトマネジメントの知見を得られる経営コンサルや若手の内から事業運営の中心的ポストに参画できるベンチャー企業などを幅広く見ていく。
キャリアのビジョンが明確になっているからこそ、受ける業界・企業が明確になり選考対策も集中的に行える。
それが、複数内定に繋がってくると考えられます。
内定する人の就活あるある:何十人にもOB訪問をしている
「OB訪問で志望企業のOB100人以上に会った」なんて複数内定者にはあるあるな話です。
OB訪問の回数は企業に対する本気度の現れと言えるかも?
企業研究の一環というイメージの強いOB訪問ですが、実は選考対策としても有効です。
OB訪問では、社会人から志望動機やガクチカの伝え方についてのレクチャーを受けられるのです。
やはりOB訪問を何回も重ね、社会人から何回もコメントをもらい改善することで内定へと着実に近づいているのでしょう。
内定をもらう上で非常に重要になるのは、あなたの自己PRや志望動機が企業側に伝わること。
どれだけ良い経験やどれだけ高い志望度を持っていても、それが伝わらなければ意味がありません。
なので「自分の話が社会人である面接官にちゃんと伝わるか」はとても重要です。
それ故、社会人と合い自分の志望動機やガクチカについて、アドバイスをもらった経験が役に立つことは間違いありません。
例えば、「自分がやりたい仕事が抽象的でわかりづらい」とか「ガクチカの話が冗長で結局どんな成果を上げたのかわかりづらい」等社会人目線からのコメントをもらい、就活に向けて準備していく。
その回数が多ければ多いほど就職活動は有利と言えるでしょう。
追記になりますが、複数内定を獲得した就活生が実際にどのような目的意識を持ち、OB訪問を進めていたか、その一端を垣間見えるのが以下の記事です。
内定強者が語る「OB訪問」の活用法。商社・広告・外コンから内定を勝ち取った秘訣とは?[https://syukatsu-pro.com/column/2934]
コチラの記事を読むと、広告・商社・人材等多くの企業から内定を獲得した村田さん(仮名)は、自分が理想とするキャリアをその業界・会社で選べるかを検証するという明確な目的意識を持ってOB訪問に臨んでいたことが伺えます。
社会人に会い、自分の考え方や知識、コミュニケーション能力を磨く、それが内定獲得への近道かもしれません。
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