ボスキャリで企業にエントリーする方法は2種類ある
ボスキャリでの企業へのエントリー方法は、「事前応募」と「ウォークイン」の二種類があります。
◆事前応募 事前応募は、ボスキャリ開催当日までにオンラインで事前に気になる企業にエントリーをすることです。
ボスキャリでの事前応募の選考の流れは、以下のようになっています。
ES提出→Webテスト→電話面接→ボスキャリ当日面接→ディナー→内定
当日の面接までに、エントリーシートの提出や電話での面接を済ませておくことで、当日は最終面接だけにしておくことが可能になるのです。
◆ウォークイン ウォークインは、ボスキャリ当日に企業ブースで直接エントリーシートを提出してエントリーすることです。
ES提出→面接→ディナー→内定
面接はどちらのパターンでも企業によって回数は異なります。
また、面接通過者のみ、企業の担当者からボスキャリ期間中ディナーに招待されるのもボスキャリの特徴です。
いわば、このディナーが最終面接であり、これを通過すると内定ということになります。
ボスキャリの企業エントリーは「事前応募」がオススメ!
ボスキャリのエントリー方法は、事前応募と当日ウォークインの2種類がありますが、余裕があればしっかりと準備に力を入れて、事前応募するのがオススメです!
では、なぜ事前応募がオススメなのか、メリットを3つ解説していきます。
1つ目は、オンラインでの事前応募をすることで、ボスキャリ開催期間の3日間という限られた時間を有効に活用し、多くの企業にエントリーできるのです。
ボスキャリ当日の面接アポイントを事前に設定することができるので、当日の計画も立てやすくなります。
特に海外の大学に留学中の就活生であれば、ボスキャリ直前は学期末のテストやレポートが控えており、慌ただしい中での準備になってしまうでしょう。
事前応募が良い2つ目の理由は、ボスキャリでは早くエントリーした就活生から内定が出るということです。
実はボスキャリに参加する企業のほとんどは「ボスキャリで自社に必要な人材を全て取ろう」とは考えていません。
短期間のイベントということもあり「いい就活生を数名見つけれたらいい」と考える企業が多いです。
つまり、限られた「内定の枠」や「面接の枠」は事前に応募した優秀な学生からどんどん埋まっていきます。
さらに、事前応募が多い人気企業は当日のウォークインを受け付けない場合があります。
「ボスキャリに参加したけど、受けたい企業のエントリーができない!」なんてことになったら、悲しいですよね。
だからこそ、ボスキャリに参加する際、受けたい企業は必ず「事前応募」する様にしましょう。
3つ目に、事前応募を通じて選考対策、選考慣れができることです。
時間を書けてしっかりとESを書く、電話での面接など、ウォークインでのぶっつけ本番ではなく、事前に経験することができるのは大きなメリットです。
もし事前応募の書類や面接で落選してしまっても、当日のウォークインでもう一度チャレンジしましょう!
事前に落選してしまった原因を考え、対策して臨むことで、同じ企業の選考でも次は通過する可能性が上がるでしょう。
このような理由からボスキャリでの企業エントリーは、事前応募がオススメですね!
ボスキャリ事前応募に必要な準備
事前応募のメリットが大きいことがわかったと思いますが、では一体何から準備をすればよいのでしょうか?
ボスキャリの事前応募のエントリーは約2ヶ月前から開始します。
エントリーが開始してから慌てることのないように、ボスキャリ開催の約3ヶ月前を目安に準備をしていくと余裕を持ってエントリーをすることができるでしょう。
それでは、ボスキャリ事前応募を成功させるために、どの時期に何をしておくべきなのか、見ていきましょう。
◆8月(ボスキャリまであと3ヶ月)
①レジュメ提出(全社共通) ②企業研究、リストアップ ③自己分析→ES準備
ボスキャリ開催まで3ヶ月である8月中は、以上の3つを徹底して行う必要があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①レジュメ提出(全社共通) まずはボスキャリ事前予約の登録をするには、全社共通のレジュメが必要になります。
学歴などの基本的な情報と、以下の質問の回答欄があります。
・大学で学んだことの詳細や課外活動、表彰を受けたことなどあなたの学生生活をアピールできる内容をお書きください。(最大3000字)
・自己PR(最大6000字)
全社共通のレジュメは登録後に何度でも直すことができます。
最終提出の前のこの期間に、ブラッシュアップして行きましょう。
②企業研究、リストアップ この時期にもう一つやっておくべきことは、興味の企業のリストアップです。
それぞれの企業がどんなことをやっているのか、企業研究を進めながらエントリーする企業を見定めていきましょう。
ボスキャリの参加企業は定期的に更新されるので、見逃さないように注意。
③自己分析→ES準備 9月の事前応募開始時に向けてESを準備しましょう。
ESをうまく書くには「慣れ」と「客観的なフィードバック」が重要です。
余裕のあるこの時期に、ESを書いてみて第三者に添削してもらいましょう。
特に外資系企業を受ける予定の就活生は、英語のレジュメの提出を求められることもあります。
英語が得意な友人や先生、先輩に見てもらうことも考えて、早めに取り掛かりましょう。
◆9月(ボスキャリまであと2ヶ月)
①ES準備(企業別) ②ES提出(企業別)
ボスキャリ開催2ヶ月前は、以上の2つを完了させる必要がありますので、計画的に進めていきましょう。
それぞれ詳しく説明していきます。
①ES準備(企業別) ボスキャリ開催のおよそ2ヶ月前から、多くの企業が事前応募の受付を開始します。
企業によって、ESの質問が異なるので、エントリー数が多いほどかける時間は多く必要になるでしょう。
先述した通り、ボスキャリは事前応募の重要度が極めて高いです。
自分の中で納得した完璧なESを出せるように、準備しましょう。
②ES提出(企業別) 納得のいくESが書きあがったら、オンライン上に提出します。
提出する際は、内容や文法にミスがないように最終チェックをお忘れなく。
事前応募のエントリーは、ボスキャリ開催の一週間前まで受け付けていますが、事前面接につなげるためにも、遅くとも1ヶ月前には済ませておきましょう。
◆10月(ボスキャリまであと1ヶ月)
blue電話面接 事前応募でエントリーをした企業のうち、書類選考に通ると電話面接のオファーが来ます。
電話面接は主にSkypeで、日本人の担当者と日本語で行われることが多いです。
また、面接は日本時間の午前8:00〜午後5:00に行われますので、海外に留学中の就活生は時差に気をつける必要があります。
企業によりますが、一回の面接は30分〜1時間ほどで複数回の面接があります。
電話越しとはいえ、正式な採用に関する面接なので、スーツで臨みましょう。
事前の電話面接では、「あなたが学生時代頑張ったこと」「留学を通じて得たこと」など、今までの経験を聞いてくることが主な質問です。
だからこそ、自分の人生を深く振り返る自己分析が重要になってきます。
とはいえ、なぜこの企業を受けようと思ったのか、という質問に答えられないともちろん良い印象は与えられないので、企業研究もしっかりと行う必要があります。
電話面接に無事通過すると、ボスキャリ1日目、2日目に面接を受ける機会が得られます。
このように、ボスキャリ開催の3ヶ月前、8月頃から準備を始めると、直前で焦ることなく準備万全でボスキャリに参加することができるでしょう。
ボスキャリ参加のための事前準備
ボスキャリに参加するための企業への事前応募の流れは掴めましたか?
自己分析やESの提出などの事前準備がボスキャリ成功の鍵ですので、しっかりと対策していきましょう。
では次に、当日ボスキャリに参加するための準備を紹介していきます。
日本から離れた地、ボストンへ行くための航空券や、滞在先を直前に予約をしようとしたら「満席だった」「条件が悪かった」「価格が高かった...」という失敗をする人が毎年います。
せっかく事前エントリーをしていても、参加できなかったら意味がありません。
参加のために環境を整えることは、事前準備と同じくらい重要なことなので、しっかりと目を通してみてくださいね。
ボスキャリ開催から3ヶ月〜2ヶ月前を目安に、以下は必ず準備しておきましょう。
◆航空券の予約 ボストンと日本は13時間の時差がある上、直行便に乗っても13時間45分のフライト時間がかかります。
ボスキャリは金曜〜日曜の3日間に開催されますが、時差ボケや長旅の疲れで当日本領発揮できなかった...ということがないよう、2日前か遅くとも1日前にはボストンに到着しているようにしましょう。
◆宿泊先の予約 宿泊先を選ぶポイントとしては「会場へのアクセス」と「インターネット環境」が重要です。
11月のボストンはかなり寒く、外を長時間移動するのは精神的にも身体的にも大変です。
会場であるBoston Convention & Exhibition Center (BCEC)の最寄り駅は、「World Trade Center(WTC)駅」です。
地下鉄Silver Lineが通っているので、一本でアクセスできる場所を選ぶと良いでしょう。
また、ボスキャリ開催期間中は企業研究やメールのチェックをするために、インターネット環境は必須です。
追加の履歴書の印刷が必要な場合にも対応できるよう、プリンターが設置してあればさらに良いでしょう。
ホテルだと高めの値段設定になるので、友人と複数人で参加する場合、上記の条件に当てはまるAirBを借りるのも一つの方法です。
◆必要書類 こちらは1ヶ月前を目安に準備しておけば問題ないでしょう。
・証明写真 ・日本語の履歴書
日系企業の中には、英語が得意ではない人がいることもあります。
日本語の履歴書を用意しておくことで、こちらの伝えたい内容が担当者にしっかりと伝わりますので、持っていくとベターです。
ボスキャリ内定に向けて、今すぐやるべきことは?
まずボスキャリ内定に向けて必須なのが、事前応募のESと面接の通過です。
これは一日でできるようになることではなく、今までの自分の人生を振り返り、深く自分を理解するための徹底的な自己分析が重要です。
自己分析を深めることで、内容の濃い充実したES、本音で自信を持って臨める面接に繋がります。
自己分析の第一歩として、エンカレッジのES対策資料があるので、ぜひ活用してみてください。
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