エントリーシート概要
年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職
チーム・組織で動く時にあなたが大切にしていること(具体的なエピソードを交えて教えてください)(400文字以上800文字以下)
私は「人と信頼関係を築くこと」を何よりも大切にしています。人と協力し支えあうことで、一人では成せない大きな成果を生み出すことができるからです。
例として、大学2年次に所属しているアカペラサークルにおいて、サークル代表を努めた経験があります。サークルには200名強の部員が所属し、私を含め10名の幹部と共にサークル運営を行いました。例年、幹部はライブ班や会計班などサークル内部の各班から一人ずつ選出されます。しかし、半数以上の人は他薦により仕方なく幹部になっていたため、彼らは立候補して幹部になった人に比べ目的意識に大きな違いがありました。「より多くのサークル員が楽しむことのできるサークルづくり」を目指す上で、幹部会が心を一つにサークル運営に向かえていないことは大きな問題でした。そのため私は、一人ひとりの思いを的確に把握するため、相手の気持ちを考えながら根気強く幹部と接することを心がけました。具体的には、9名全員と1人ずつ対面で話し合い、サークル運営に対する思いを擦り合わせました。対話により、目的意識の低い幹部に共通していた懸念が、幹部という役職に対するプレッシャーだということが明らかになりました。そのため私は「皆で助け合えば大丈夫!頑張ろう!幹部同士で支え合っていこうと伝えつつ、「200名のサークルを良くしていくには、〇〇の力が必要。力を貸してほしい。」と添えました。結果、不安を取り除いたことで幹部から運営に対し率直な意見を聞き出せるようになったほか、進んで発言・協力してくれるようになり、幹部会一丸となってサークル運営を進めることができました。代替え時のサークル員に対するアンケートでは過去最高の満足度を得られました。
このように私は、物事を動かすことにおいて、粘り強く努力を重ね、信頼関係を築くことが大切であることを実感してきました。今後もこれらを心がけることで物事を成功に導いていきます。
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(400文字以下)
私はゼミにて産学連携による地域活性化の研究を行いました。昨年はNEXCO東日本さんと2,3年生合同の6人班で共同研究を行いました。活動を通して学んだことは「適切な役割分担の大切さ」です。私の班には、2年生の主体性が弱く、班全体で研究に向かえていないという課題がありました。そこで班長の私は、個々人の個性に合わせた役割分担を行いました。スライド作成が得意な子には資料作りを、話が得意な子にはプレゼンを任せました。責任をもたせたことで2年生は主体的に行動するようになり、一体感をもって研究に臨めるようになりました。
自己PR(400文字以下)
私の強みは「相手の気持ちを捉え、行動できる点」です。相手に寄り添った行動こそが親密な関係を築く一番の条件だと考えております。現在和食居酒屋でホールスタッフのアルバイトをして2年経ちます。お客様を観察し、おしぼりが汚れている際には新しいものと取り換える、寒そうな仕草を見た場合はすぐにブランケットの用意をする、召し上がられている料理から最も合う日本酒をお勧めするなど、自主的に行動を続けてきました。小さなことを見逃さずに丁寧な接客を心がけた結果、今では店内アンケートの自由記載欄に私個人へ感謝のお言葉を多くいただくようになりました。また、接客での気づきを周りのスタッフに定期的に共有することで、店舗全体の接客の質が向上。客単価やリピーターの増加から、売上は昨年比1.2倍となりました。自身の強みを活かして、クライアントの潜在的な課題を正確に捉え、個々に合わせた最適な提案を行っていきたいと思います。
学生時代に最も打ち込んだこと(400文字以下)
アカペラサークルでの活動です。仲間の心を動かし学園祭出場を果たしました。私は大学2年次、出演枠が80組中3組の選考会に挑みましたが、結果は75位と散々でした。バンドの課題は「表現力不足」でした。これらは動画では感じることができないので、私はバンドに社会人が参加する学外ライブの参加を提案しました。しかし金銭面や手間から反対されました。そこで私は、後日一人一人と会い、彼らの思いに理解を示しつつそれを上回る感動があると熱意をもって伝えました。するとメンバーの心を動かすことができ、学外のライブに参加できました。そして、圧巻の演奏に魅了されたメンバーは口々に早く練習したいと言うようになり、学んだことを活かしつつモチベーション高く活動するようになりました。結果、3年次の選考会で80組中2位となることができました。この経験から、熱意を伝え相手の心を動かすことでチームとして大きな成果を発揮できることを学びました。