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双日(2020卒_本選考)

双日、2020卒本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

人生で最も注力してきた活動とその理由を教えてください。また、その活動にどのような想いで取り組み、その結果何を得ましたか。(400文字以内)

学生時代に最も打ち込んだことは読書です。具体的には、学部2~4年生までの2年間で合計約250冊の本を読みました。読書に最も打ち込んだ理由は、自分の内面を一新し日本再興に貢献したいと思ったからです。この考えに至ったきっかけは、学部1年生の終わりに経験した中国の大連理工大学への短期留学です。留学期間中の現地学生との交流や休日にもかかわらず満席の大学図書館を目の当たりにし、中国人学生と日本人学生の勉強や研究に対する意欲や思考力の圧倒的な差を痛感し危機感を抱きました。また、当時の私は自分の考えや物事に対する見方を客観視することができていなかったため、帰国後は自分の思考力や視座を高めるとともに周囲により良い働きかけをすることを目的に読書を始めました。約2年間の習慣的な読書を通じて物事を多角的かつ本質的に考えるようになり、それらについて議論することができるようになりました。

人生で最大の困難や挫折は何でしたか。あなたはそれに直面した時何を思いましたか。 また、それをどう乗り越えましたか。(400文字以内)

大学受験で第一志望校に合格できなかった経験です。この経験に直面した時は、強い絶望感を感じ、その後の1年間は無気力に日々を過ごしてしまいした。しかし、この期間に経験したアルバイトをきっかけに、この無気力な日々から脱したいという思いに至りました。それは、アルバイトを始めたことで「時給」の概念を知ったからです。時給の考えを、無気力に過ごした1年間に当てはめたところ約400万円の損失でした。この損失は自分にとってとても大きく、それを認識してから「時間の価値」を強く意識するようになり、無気力状態から脱しました。その後、大学卒業までの残された時間を最大限に生かすために、「やるべきこと(学業)をきちんとする」ということ「本や他人から学ぶ」ことを意識して、学業やアルバイト(10種)、そして読書(約2年で250冊)に取り組みました。そして、現在では大学受験で第一志望だった大学の大学院にて所望の研究を行っています。

人生において成し遂げたいことはなんですか。その理由と、それをどのようにして双日で実現したいのか教えてください。(600文字以内)

九州の世界ブランド化です。なぜかというと、九州のブランド価値を上げることで、インバウンドを増やし、多くの人を九州に呼び込みたいからです。このような考えに至った理由として、九州の過疎化が挙げられます。増田寛也氏(野村総合研究所顧問)によると、2040年までに九州の46.5%の市区町村(133市町村/286市町村)が消滅する可能性があるという報告がされています。私の地元・芦北町もその1つです。地元の元気がなくなる姿はとても悲しく、消滅は何としても回避したいがため、九州の世界ブランド化という想いを持ちました。私は、これを起業や企業内の新規事業によって実現したいと考えています。貴社は、豊富なリソース(人・もの・カネ)を持ち、事業構築のノウハウや総合商社としての幅広い事業展開やネットワークを持ちます。それらを組み合わせ、相乗効果を生むことで他社にはまねできない質の高い事業を生み出し、九州の世界ブランド化の実現に近づくことができると考えています。また、事業を運営するためには経営人としてのスキルが必要で、カネだけでなく人も投資している貴社はその能力を培う絶好の場であると感じています。このため、私は貴社で多くの経験を通して経営人として成長し、貴社のリソースを活かして九州の世界ブランド化を実現したいです。

ゼミ・研究室での研究内容につき、記載してください。(200文字以内)

原子レベルの厚みしか持たない二次元シートである「二次元原子膜」を扱っています。この物質は、フレキシブルで極めて高い電子移動度などのユニークな特徴を持つため、超低消費電力デバイスやフレキシブルデバイスへの応用が期待されています。しかし、この物質の物性は下地の凹凸に強く影響されます。本研究では下地に原子レベルで平滑な六方晶窒化ホウ素を利用することで二次元原子膜の本来の能力を引き出すことを試みています。