エントリーシート概要
年度：2020卒 選考：夏インターン 職種：総合職
日本をどう変えたいか？を論ぜよ（文字数制限無し）
【レールから外れるというレール】 今の日本に、経営を自由に行うことのできる大学を立ち上げる。日本においては、敷かれたレールを辿ることが良いとされている文化がある。決 して間違っているとは思わない。敷かれたレールに沿って、良い高校・大学へと 進学し、安定した人生を送るために努力することは素晴らしいことである。だ が、その過程でなにか違和感を覚えた人や、新しく何かを興したいと考えていた 人にとって、そのレールを外れることは容易ではない。そもそも、何か社会に変 革を起こすことができる才能を持っている人でも、現行のレール上にいれば自 分のポテンシャルに気づかないかもしれない。今の社会では、新しく起業してい く若手経営者も多い。ただし、彼らは一歩踏み出す勇気を持っていたからここま で生き残っているが、そうでない人のほうが遥かに多い。だからこそ、新しくレールを敷きたい。
高校を卒業し、大学に入学する 18 歳から経営者として生活するという新しいレ ールを。特に日本人はレールから外れることを嫌う。外れたレールの先に未来がないことが多いと感じているからだ。ならばレールを外れるという選択も、1 つのレールにしてしまえばいい。自分も大学生の頃にサービスを立ち上げた経験がある。決してうまく行ったとは言えなかったが、社会の変革に携わろうとする一歩を踏み出すことができた。 この経験へのハードルをもっと下げなくてはいけないと痛切に感じた。自分よりももっとポテンシャルのある人材が、それに気づかないまま生きているのではないか。また、気づいているのに勇気がなくてできていないのではないか。自分ひとりではお金を集められないから始められていないのではないか。彼らの 周りの様々な障害を取り除き、より多くのサービスを世に出したいと考えてい る。サービスに真剣に向き合える人材が存分に個性を発揮し、日本を変える戦略を立てる土壌を用意したい。
この大学が立ち上がり、レールの一つとして認識されるようになれば、より起業 へのハードルが下がるとともに、クリエイティブな事業戦略が数多く生まれる ようになる。「こんなサービスがあったら良いな」を実際に形にできることで、 より便利に、よりワクワクした日本が出来上がってくるに違いない。 大学に通っているのに、授業に対してポジティブだと感じている生徒はごく僅 かである。以後40 年近く働くのにも関わらず、社会のことをほとんど教わるこ とはなく、学んだことを活かす職についている人も僅かである。現在の大学で は、経営学を学ぶ学生は多いのに、経営に携わる人間が少なすぎるのがその証拠 である。現在の大学制度に限界が来ているということだと思う。
新しい大学制度が求められている時代に差し掛かっているはずである。 自分はこの大学を立ち上げ、志の高い若者やポテンシャルがあり気づいていな い若者とのふれあいをすることであったり、その事業戦略の相談を行ったり、ま た、彼らを社会に送り出す手伝いをしたいと考えている。
入学金・授業料は現行の私立と相違ないものにする。はじめは、大学としての大 きな敷地を持つことはない。そのお金で自由にビジネスを行う事ができる仕組 みとする。
無駄な出席のための授業もない。あるのは彼らのビジネスプランとその練り合 わせのための部屋だけである。 住み込みを可能にする寮も用意することで、その中の人間の想像力を掛け合わ せ、新しいサービスを作り出すことも可能にする。
もし、大学期間内でサービスを成功させられなくても、立ち上げからサービス展 開までの経験はかけがえのないものになる。現行の企業に就職することももち ろん可能である。そのような会社からの推薦を受け入社するフローも用意する。 現行の大学とは異なるため、企業からの奨学金を受け取ることで運営にも余裕 をもたせることが可能になるだろう。日本をよりワクワクする国に変えたい。「経営をする」という選択肢がある状況 を当たり前にしたい。この大学はそんな未来の日本の基盤となる。
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