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ファイザー_ES(2020卒_本選考)

ファイザー、2020卒_本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:MR

ファイザーを志望する理由と、MRとして当社でどのような仕事をしたいと考えているか、また将来のキャリアをどの様に思い描いているかを、その動機、自分の強み(性格、知識、能力)を踏まえて教えてください。(600文字以内)

私は、患者様一人一人が最適な治療を享受することのできる環境を作っていきたいと考えています。貴社は、幅広い疾患領域で事業を展開しており、強力なパイプラインを有しています。そのため、多くの患者様に継続して価値提供をしていくことができるという点で、貴社を志望致しました。

MRとしては、育薬に貢献していきたいと考えています。特に以下の二点に注力していきたいと思います。一点目は情報の質やスピードにより医師との信頼関係を構築すること、二点目はいち早く副作用情報や有効性情報を収集し、次の患者様に還元することです。

将来のキャリアとしては、MRとして成果を上げた後、マーケティング職を希望しています。海外のMBAや、グロービス大学院にてビジネススキルを身に付け、長短期の戦略を策定していきたいと考えています。医療環境が変化を遂げる中で、常に先を見据えて戦略を立てて行動することの重要性を感じ、興味を持ちました。マーケティング職では、目標を明確化し、先を見据えて行動するという私の強みが活かせると考えます。高校では、「スポーツで県大会優勝経験を得る」ことを目標に、競合の少ない重量挙にて、県大会だけでなく東海大会での優勝、全国大会に2度の出場を果たしました。以上のように、長期的に目標を設定し、それを達成してきたという強みを、マーケティング職でも発揮していきたいと考えています。

在学中にあなたが個人で実行した最大のチャレンジ、または、困難な状況を克服したことについて、具体的に教えてください。 また、それに対応をするにあたり、どのように課題を設定し、行動をして、目的を達成したのかを教えてください。(600文字以内)

最大のチャレンジは、薬学部の教授に対して、交換留学の認可を得るために働きかけたことです。大学二年時にミャンマーへ渡航した際、現地学生の話す流暢な英語に衝撃を受け、英語の重要性を感じました。また、後発医薬品使用の促進が強化され始めた時期であり、今後、製薬企業は海外進出を進めることが考えられました。そこで、薬学部で英語を話せる人材の必要性を強く感じ、留学を決意しました。しかし、私の大学の薬学科からの留学は初めてで、最初は前例がないという理由で教授に反対されました。 諦めずに話し合いを重ねるうちに前例がないことが本質的な原因ではなく、教授は私の留学を、目的なく遊びに行くだけだと認識していることが原因であることに気づきました。そこで、教授の留学に対する認識を改善することが課題であると考えました。

そこで、以下三点を実行しました。一点目、英語「を」勉強するのではなく、英語「で」勉強しに行くことを示すために、英語で授業を受講できる基準となるTOEFL 80点の獲得。二点目、最新の知識を学びに行くということを示すために、当時世界ランク7位のスイス連邦工科大学への受け入れ許可の取得。三点目、薬学部においても英語の必要性を客観的に示すために、文部科学省から自身の留学計画に対する奨学金の獲得。

以上三点を半年間かけて実現することで、教授も納得し、留学を許可していただくことができました。

在学中にチームで取り組み、成果を上げたことについて具体的に教えてください。 またその取り組みの中で、あなたはどのように考え、どのように実行したのか教えてください。(600文字以内)

交換留学先の経営の授業のグループプレゼンテーションにおいて、二十五チーム中一位を獲得しました。ビール会社の利益を増やすためのプロジェクト立案の課題に半年かけて、五カ国籍七人の仲間と取り組みました。

私たちのグループでは、利益の増加につながる新たな顧客層の獲得として、ヨーロッパの若者がパーティーで飲むビールの立案を目指しました。私は、ビールの容器として日本のラムネ瓶を提案しました。パーティーで盛り上がるような新しさがあり、特許が切れていて安く導入することができるためです。その案は採択され、プレゼンテーションのベースとなりました。

日々の話し合いにおいては、効率的に時間を使うことを意識していました。各メンバーが自分の研究や他の授業で忙しく、限られた時間で話し合いを行う必要がありました。最初はアイディアにつまり、何も決まらないまま時間が過ぎてしまうこともありました。そこで、次回集合時に話し合う内容を決めてから解散することを提案したところ、その後、より具体的なアイディアを持ち寄ることができるようになりました。

最終発表に向けて、ラムネ瓶を初めて欧州の方が開封する瞬間の映像の作成や、ラムネ瓶を二重構造として保冷機能の追加を行い、プロジェクトを完成させました。最終的に企業の経営戦略部門の方の前で発表し、具体的かつ実現可能性のあるプロジェクトと評価され二十五チームの中で最優秀賞を獲得しました。