転落した大学生活、 そこに起業のヒントがあった
「顧客の創造を通じて、関係者全員の幸福を追求し、各個人の成長を促す」。それが、レバレジーズの理念です。
関係者の幸福を追求することが、私たちの働く目的 であり、「なぜ働くのか」という問いに対する答えではないかと考えています。
そのベースには「自分のためになることが人のためになり、人のためになることが自分のためになる。そう考えて行動する人を増やすことで、世の中全体の発展に貢献していきたい」という想いがあります。
社会をより良いものに変えることを目指して仕事をすることが、企業と働く人の成長につながっていく。大きなことのように思われるかもしれませんが、この想いは私自身の経験から生まれたものです。
私にとって大学時代は、苦難の時代でした。もともと起業したいという希望があったのですが、当時はかっこいいからと野球選手に憧れる程度のものでした。
その後、父の経営していた会社が傾き、学費と生活費の工面に追われる暮らしが始まりました。お金に困って借金をして、日雇いのアルバイトに明け暮れる日々。大学にもほとんど行けなくなりました。
お金や仕事で困らない社会をつくりたい。自分のような苦しみを、誰かに経験してほしくない。「仕事とお金」に関わる分野で本気で起業したいと考え始めた。
それが私の原点です。その後、インターンで実力が認められて、ある企業のスタートアップに携わったのですが、人格的に破たんした代表者のもと、劣悪な環境で働く時期がありました。
関係者が不幸になる姿を目の当たりにして、企業はス テークホルダーに貢献しなければ、と気づかされたのです。日雇いアルバイト、ブラック企業などを経て、関わる人を幸せ にする会社を創りたいという思いがさらに強くなりました。
誰かの苦しみを取り除くことで、自分が失ったものを取り戻したかったのかもしれません。たった25万円の貯金から個人事業をスタートし、大学卒業後の2001年5月にレバレジーズは誕生しました。
社会のニーズに向き合い、クライアントの幸福を考えるという姿勢は、確かな実績へと繋がっていきました。
一分一秒を惜しみ、がむしゃらに学んだ
苦しい学生時代のなかで最も熱中したのは、仕事とビジネスに関するあらゆる勉強でした。
日雇いの肉体労働をしていた頃、こんな仕事は時間の無駄だ、とよく思ったものです。しかし解釈を変えることで、単調に見える仕事を楽しくやることもできると学びました。
また、プログラマーとして働き、技術やコミュニケーショ ンなどを仕事から学び取っていきました。
仕事以外の時間は、1分1秒を惜しむような気持ちで勉強していました。友達と話をしている時も本を読むような人間だったので、大学にはほぼ友達はいませんでした。
何回も読み返した本もありますが、合計で1000冊以上は読破したと思います。知識が少ない時期は、1冊本を読むだけでもたくさんのことが学べます。これは、今の人生の礎となっています。
Message to next generation
日本は、30年後には60歳以上の人が人口の半分を占め、生産年齢人口の減少に伴うGDPの減少、内需縮小は避けられない状況です。
しかし、労働力の減少は、ITによる生産性の向上と、人材の受給調整によって最適化させていくことが可能です。
当社としては成長産業でトップクラスを目指せるマーケットを選んで参入する一方 で、事業分野や事業を行う国については限定しないという成長戦略をとっています。医療、エンジニアリング、美容、エネルギー、教育、情報共有まで複数の分野でメディア・事業を展開していますが、今後も新しい領域に幅を広げていく予定です。
海外については、人材事業から始め、日本には存在するけれども、まだ海外で普及していないメディアを自社制作して輸出することを考えています。また今後は、多彩な社会問題に取り組み、社会を、世界を変えていく企業へと成長したいと考えています。
今は、ネット業界にたくさんの人材が就職する時代になりました。転職は容易になっていますが、一定回数以上の転職にはネガティブな印象がつきまとうのは否めません。
レバレジーズは、社員に会社とともに成長していってほしい、必要な能力を適切な時期に身につけてほしいと考えています。ぜひ、自分が本当に働きたいと思える場所で思い切りチャレンジしてください。
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